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吉野 真弘 院長の独自取材記事

COJI DENTAL OFFICE

(さいたま市浦和区/浦和駅)

最終更新日:2020/04/01

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浦和駅西口から歩いて1分のビル5階にある「COJI DENTAL OFFICE」。ダークブラウンを基調としたモダンな院内には、色とりどりの花やアート作品が飾られ洒落た雰囲気が漂う。吉野真弘院長が、愛着のある地元・浦和で同院を開業したのは2014年のこと。じっくり時間をかけて一人ひとりの患者と向き合いたいとの想いから、開業当初から自由診療専門を掲げ、一人に2時間を費やす丁寧な診療を貫いている。「保険診療の制約にとらわれず、責任を持って患者さんにとってベストな治療を提供したい」という吉野院長。特に注力しているという予防歯科や食育の話を含め、歯科診療にかける信念についてじっくりと聞いた。
(取材日2018年9月26日)

患者のためを想ってたどり着いた自由診療専門の方針

完全自由診療のクリニックを開業しようと思ったのはなぜですか?

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一番の理由は一人の患者さんにしっかりと時間をかけて診療したかったからです。例えばお一人に2時間かけて診療していたら、保険診療の報酬ではとてもじゃないけれど経営していけないと思うんです。必然的に一人あたり15分から30分くらいで診る計算になる。僕は逆に、一人の患者さんの時間を2時間取るにはこれくらいの報酬をいただかないといけない、という計算で金額を決めるのが本来だと思いました。根本的な治療内容は保険診療も自由診療も変わりませんが、自由診療だとほとんどのケースで顕微鏡や歯科用CTが使えますから、精密な治療が行えます。動画を撮って時間をかけて説明するので、患者さんのモチベーションも上がる。そうして精度を高め、意識を変えることが結果として患者さんのQOLを上げることになるんじゃないかと僕は思っています。またお金をかけていただくので、その分絶対に良くしなければという自分の責任感にもつながっています。

さまざまな先進の機器がそろっていますね。

患者さんの顎関節と上顎の位置を診る「フェイスボウトランスファー」を行うための機器や、パノラマエックス線、歯科用CT、口腔内スキャナーなどがあります。これらの機器をそろえたのは、患者さんの歯だけでなく口全体を把握し、不調を根本から解決するためです。中でも歯列矯正のために取り入れた口腔内スキャナーは、治療期間やコストを減らす上で非常に役立ちました。今まではシリコンで口腔内の型を採ってアメリカに送り、治療計画ができあがって患者さんに説明するまでに2週間程度を要していたのですが、このスキャナーを使えば3日くらいで結果が出せます。デジタルなので型採りができているかどうかその場でわかるため、後から不具合が見つかってやり直すということもありません。従来よりもフィット感や精度もこだわれているので、患者さんのためにも良かったなと思っています。

先生の得意な専門分野は何ですか?

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大学では歯科の全般的なことを学んでいましたが、最終的には歯内療法学という根っこの治療に興味を持つようになりました。東京の開業医のもとで勤務していた時に、そこに診療に来ていた大学教授が顕微鏡を使った根管治療を主に行っている先生だったんです。それで興味を持ち大学病院に戻って、顕微鏡で細かく見えて精密な治療ができるということにさらにのめり込みました。顕微鏡を使うと見落としが少なくなりますし、本来は削らなくていいところを削ってしまったりすることも防げます。汚れもはっきりと確認できるんです。さらにCTを使うと歯の中の状態も精密に確認できます。歯の中には血管と神経がありますが、それが腐るとばい菌を生み出して病気の原因になるので、歯の中をいかにきれいにするかが鍵になります。また、根管治療をする際にはラバーダムというゴムのマスクで周囲を覆い、治療中の細菌感染リスクを防いでいるのもこだわりです。

歯を抜かずに残す治療の価値を知ってほしい

クリニックの内装についてこだわりを教えてください。

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歯科医院っぽくないクリニックにしたいというのは大きかったですね。あまり病院らしい雰囲気だと患者さんも緊張するので、自分の好きなアートを飾ってみたり、歯科独特の臭いをさせないように気を遣ったりしています。例えば薬剤やアルコールは普段は完全にしまっておいて、使う時だけ出すようにするなどの工夫をしています。出しっぱなしにしておくと衛生面でも良くないですからね。使わないものはしまって、その都度しっかりと滅菌する。患者さんごとに常にフレッシュな機器を使うということは、当然のことですが、しっかり徹底したいと思っています。

どのような患者さんが来院されますか?

予防に関する意識の高い方が多いですね。当院でお勧めしている歯磨き粉などの予防製品も継続して使っていただいているので、初診の時よりも状態が良いほうに向かっている方もたくさんいます。ですから通えば通うほど、診療時間が短くて済むようになるんですよ。また、「他の歯科医院でインプラントを勧められた」というケースもかなり多いです。保険診療で治療するとなると致し方ないのでしょうが、当院では手間がかかっても歯を残す治療を行っています。インプラント並みの費用はかかってしまいますが、それくらいお金をかける価値はあると思っています。やはりできるだけもとの歯を残したほうがいいし、神経も抜かないほうがいい。そういった意味で、やはり予防はとても大切になってきます。

治療された患者さんからはどのような反応がありますか?

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セカンドオピニオンを求めて来た患者さんで、実際に当院で歯を抜かない治療を受けて喜んでいただくことはよくありますね。あと、当院では顎関節の治療なども行っているので、朝起きた時の違いを教えてくださる患者さんも多いです。顎関節の治療というのは削って噛み合わせを調整するのですが、当院では最初に型採りをして精密な模型を作って、どこを削ったら良くなるかというシミュレーションをします。そして、患者さんにも説明して了解を得てから削ります。そうやって細かな調節をしっかりすることが、顎の痛みを取ることにつながっているのです。

自分の家族と同じようにすべての患者を治療する

診療方針をお聞かせください。

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自分の家族にしてあげたい治療を、常に患者さんに対して行うことです。やはり家族にはできるだけ長持ちする治療や、予防して再発を防ぐ治療をしてあげたいと思うものです。その想いがこの自費治療のクリニックをつくった原点です。特に予防歯科の分野は、現状ではやはり自費治療が中心となっていますから、この方針を変わらず大切にしているのです。そしてクオリティの高い治療をするには、やはりしっかりと時間をかけることに尽きますね。以前から歯のメンテナンスを定期的に行っていたという患者さんでも、当院で詳しく調べると予想外の不具合が見つかって驚く方がほとんどです。現状を把握し、治療前後の違いを確認しながら進めることが、僕と患者さん両方にとってのモチベーションになっているように思います。口の中は見えないので動画や写真で視認してもらうことは大切です。そのようにして一口腔単位でケアを続けることが肝心だと考えています。

一口腔単位で診る、とは具体的にどういうことですか?

不具合のある歯だけでなく口の中全体を診るということです。歯の疾患というのは呼吸法や食事などさまざまな要素が関わって発生します。例えば、鼻ではなく口で呼吸する子は舌の位置や筋肉の関係で歯並びが悪くなりがちです。食生活も当然ながら虫歯などに影響します。ですから、悪い歯だけを治せばいいというわけではなく、口全体を診て悪くなった原因を追究するべきなのです。当院では初めに全体の検査をさせてもらい、患者さんにも口から始まる健康を大切にしてもらうよう、働きかけています。

食育についても深く考えていらっしゃるのですね。

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そうですね。食べることは全身の健康にもつながりますから、歯だけでなく体のためにも食育は重要です。特にお子さんの食育はとても大切で、本当の予防歯科は母乳や食育から始まると言っても過言ではありません。小さいお子さんのいるお父さん、お母さんや祖父母の方にも説明し、今後さらに正しい知識を広めていきたいと思っています。私自身、4歳の子どもの親なので実体験からケアのアドバイスができますし、校医も務めているので学校などでも周知していきたいですね。皆さんいろいろ忙しいかと思いますが、後回しにせず自分や家族の健康のための時間を積極的につくってください。より意識してくれる人が増えてくれるとうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

初診・カウンセリング/5000円~、初回検査/4万5000円~、根管治療/15万円~、マウスピース型装置を用いた小児矯正/1年間8万円~、マウスピース型装置を用いた成人矯正/上下顎85万円~、PMTC/1万円~、インプラント治療/25万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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