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親子で楽しく通える工夫も
小児歯科専門クリニックでの矯正

abc dental

(大田区/田園調布駅)

最終更新日:2024/11/13

abc dental 親子で楽しく通える工夫も 小児歯科専門クリニックでの矯正 abc dental 親子で楽しく通える工夫も 小児歯科専門クリニックでの矯正
  • 自由診療

子どもの歯並びが気になっていても「いずれ抜ける乳歯だから」とそのままにしている人もいるだろう。しかし、成長の力を利用できる小児矯正にはさまざまなメリットがある。だからこそ「3歳前後で一度、お口の中をチェックさせてください」と力を込めるのが田園調布の小児専門歯科「abc dental」の坂田圭史(さかた・けいし)院長だ。にしむらさんらトリートメントコーディネーターも常駐し、子どもや保護者に寄り添いながらマウスピース型装置を用いた矯正や床矯正などを実施。明るい院内にはカプセルトイやクレーンゲーム、頑張った子への表彰状などが並んでいて、楽しく通うことができそうだ。親だけではなく子どもに対してもインフォームドコンセントを大事にしている坂田院長とにしむらさんに、小児矯正について詳しく解説してもらった。

(取材日2024年10月30日)

3歳からスタートできる小児矯正。8、9歳までは成長の力を最大限に利用しながら矯正を実施

Q子どもの矯正治療は何歳から始めるのが理想的ですか?
A
abc dental 乳歯の噛み合わせは骨格の成長にも影響を及ぼすと話す坂田院長

▲乳歯の噛み合わせは骨格の成長にも影響を及ぼすと話す坂田院長

【坂田院長】乳歯が生えそろう2歳半から3歳の頃に、まずは一度お口を診させていただければと思います。なぜならば、乳歯の噛み合わせだけでも将来の歯列がある程度予測できるからです。「いずれ生え替わるから」と乳歯の歯列はあまり気にしない方もいますが、それは間違いです。乳歯の噛み合わせがおかしければ顎などの骨格の成長にも影響を及ぼし、永久歯の歯並びも崩れてしまう可能性は大いにあります。特に注意したいのが反対咬合です。治療を3歳ぐらいで開始できればすんなりと進むことが多いのですが、5歳を過ぎるとてこずるケースも少なくありません。

Q小児矯正は成人矯正と何が違うのでしょうか。
A
abc dental クリニック自作のパンフレットも配布

▲クリニック自作のパンフレットも配布

【坂田院長】大人は土台となる顎がすでに完成しています。従って成人矯正では限られたスペースにいかにして歯をきれいに並べるかが課題となり、時には抜歯も必要です。そこまでしても、そもそも無理をして並べているので後戻りしてしまうケースも結構あります。一方、小児矯正で中心となるのは咬合誘導です。顎の成長を促すなどして正しくきれいな歯並び・噛み合わせをつくっていくというもので、土台からアプローチしていくので基本的に抜歯はしません。また、小さいうちから取り組むほど、バランスの取れた顔貌に導くことが期待できると考えています。

Qトリートメントコーディネーターのお仕事についてお聞きします。
A
abc dental 初診から丁寧にカウンセリングをする

▲初診から丁寧にカウンセリングをする

【にしむらさん】当院のトリートメントコーディネーターは歯科医師と保護者やお子さんの間に入り、診療をスムーズに行うための両者の橋渡し役を担っています。どちらかといえば患者さんサイドに立つ存在で、患者さんが先生には切り出せない本音をキャッチして、先生にお伝えするようにしています。患者さんのお話の中にはより良い治療のためのヒントがたくさんありますからね。逆に先生の説明をかみ砕いて患者さんに伝えることもあります。 【坂田院長】にしむらさんたちのコミュニケーション能力は素晴らしく、とても頼りになります。矯正においても私は治療に集中できて助かっています。

Q小児矯正ではトリートメントコーディネーターが活躍中とか。
A
abc dental コミュニケーションを大事にし、患者の悩みに寄り添う

▲コミュニケーションを大事にし、患者の悩みに寄り添う

【坂田院長】初診の場合、当院ではまずトリートメントコーディネーターによる電話カウンセリングを行います。トリートメントコーディネーターが常駐している歯科医院はまだ少ないかもしれませんが、当院にはなくてはならない存在です。 【にしむらさん】予約の上、ご来院していただいた際も、すでに電話で詳しくお話を伺っているので緊張している患者さんはあまりいませんね。矯正治療がスタートした後も、同じトリートメントコーディネーターが通院の度に1階でヒアリングをして2階の診察室までご案内します。そのまま助手に入り、お帰りになるまで担当者として寄り添うのもトリートメントコーディネーターの役目です。

Q小児矯正は何年ぐらいかかりますか?
A
abc dental 頑張った子どもを表彰したり、楽しい工夫を施す

▲頑張った子どもを表彰したり、楽しい工夫を施す

【坂田院長】例えば、3歳から反対咬合の矯正を始めた場合、平均して1年半ほどの期間がかかります。しかし、それで完全に終わりなのではなく、その後は経過観察をしていきます。小児矯正は無理に歯を動かすというものではなく、手間暇かけて一定期間見守りながら正しい発育に導いていくというものです。一般的に成長の力を利用できるとされているのが8、9歳頃までなので、この時までどれだけ介入できるかが鍵といえます。もし、3歳から始めたなら「5年もかかる」ではなく「5年はできる」と捉えていただければと思います。

ドクターからのメッセージ

坂田 圭史院長

小児矯正は「小さくてまだ無理」と様子見をしている間にベストタイミングを逃してしまうことも多々あります。案外、幼い頃のほうが素直に取り組んでもらえますし、習い事や塾で忙しく装置をつける時間が削られる心配もありません。小児矯正は負担が少ないマウスピース型装置を用いた矯正や床矯正がメインで、後戻りしにくいというのが最大の特徴です。実際、当院にお子さんを連れてくる親御さんは、「大変な思いをしてワイヤー矯正をしたのに後戻りしてしまった自分のような苦労をさせたくない」という方も少なくありません。早く始めるほど矯正方法の選択肢も増えるので、ぜひ3歳を目安に一度相談に来ていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

咬合誘導/75万6800円、マウスピース型装置を用いた矯正/75万6800円~、床矯正/75万円~ ※詳しくはクリニックへお問い合わせください

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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