全国のドクター9,411人の想いを取材
クリニック・病院 160,598件の情報を掲載(2022年8月14日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 川崎市川崎区
  4. 川崎駅
  5. 医療法人社団慶真会 真木クリニック
  6. 永光 雄造 院長

永光 雄造 院長の独自取材記事

真木クリニック

(川崎市川崎区/川崎駅)

最終更新日:2022/01/13

17046 top

川崎駅から徒歩5分ほどのアクセス便利な場所にある「真木クリニック」。1997年の開業以来、「患者にとって心地良い医療」というモットーを据え、さまざまな女性の健康を守ってきた同院。先代院長の思いを継ぎ、2021年5月に院長として就任したのが永光雄造先生だ。「興味のあった川崎という地で自分が描く診療を提供したい」という信念のもと、がんや妊婦健診、低用量ピルや漢方の処方、手術など幅広い診療を展開している。特に注力するのは、新鋭の機器を活用した日帰り手術によるレーザー治療。働く女性の負担を軽減し、気軽に治療が受けられる体制づくりに力を込める。「きちんとした情報提供をして、患者さんに1つでも多くの選択肢を与えたい」と語る永光院長に、診療のコンセプトや今後の展望について詳しく聞いた。

(取材日2021年12月28日)

妊婦健診、ピルや漢方の処方、手術など幅広く診療

院長に就任された経緯や思いをお聞かせください。

20220105 1

今までは東京都内の総合病院や大学病院におりましたが、紹介からのご縁で2021年5月に当クリニックの院長として就任いたしました。若い世代が多く産婦人科のニーズも高い地区ですので、横浜や川崎はもともと興味があった地域ではありました。そんな時に、川崎で継承者を探していることを知り、先代院長から話をお伺いして「今が一番いい時期だ」と決意しました。というのは、以前から婦人科だけでなく、妊婦健診、漢方、手術など幅広い診療をしていきたい、患者さんに対しても自分が描くサービスをしていきたいという思いがありました。大学病院や総合病院では専門性が重要視されますから、どうしても偏ってしまうんですよね。そういう意味ではクリニックのほうが幅広くできるんです。従来の診療内容に、今の新しい技術を取り込み患者さんの満足度を上げていきたいと思っています。

先生が産婦人科を専攻されたのはどんな理由からですか?

臨床研修が始まって間もなく各科をローテーションしていた大学時代、産婦人科は女性医師がするものだと思っていました。ところが当時、産婦人科は激務だったため女性が少なく男性の医師が多い時代だったんですね。忙しいのが好きでしたし、自分のやりたいこととマッチしていると感じて産婦人科を選択しました。出産が神秘的で、とても感動したのも大きな理由の1つです。産婦人科は4分野あって、出産、婦人科のがん治療、不妊治療、女性ヘルスケアと主に4つに分かれます。がんにも関わる一方で、生から死までの女性の一生にも関わることができる、このように幅広く携われるところが産婦人科の魅力ですし、興味深いところだと思います。

どんな患者さんが多いですか?

20220105 2

ここは駅前ですし、20~30代の若い女性が多いですね。月経不順や月経困難症、性病治療、低用量ピル処方などの避妊関連、子宮外妊娠なのか子宮内妊娠なのかといった診断も含めて妊娠初期の対応、人工妊娠中絶手術などの相談や治療を求めて来院されます。患者さんの治療の選択肢はいろいろありますが、最終的に選ぶのは患者さんですから、1つでも多くの情報を提供することを大切にしています。

レーザー治療による日帰り手術で働く女性の負担を軽減

力を入れていらっしゃる治療は何でしょうか?

20220105 3

当院では3本柱をコンセプトに取り組んでいます。まず1つ目は、日帰り手術によるレーザー治療です。働く女性が多い地域ですので、いかに患者さんの負担を軽くできるかが大切。最近、先鋭の機器を導入し、子宮頸部異形成、バルトリン腺嚢胞、尖圭コンジローマなどの治療を保険適用内で対応しています。2つ目は、女性の痛みを軽減していくことです。デリケートゾーンのトラブル、性交痛など今まで性の話ってタブーでしたし、月経や出産の痛みも含めて女性は我慢してきたと思います。僕も医師になるまでは、こんなに女性が月経痛に苦しんでいたことを知りませんでした。女性の社会進出がさかんになり、やっと女性が訴えられるような時代になってきましたが、それでもまだ1人で悩みを抱えている女性は多いのでは。ピルや無痛分娩などが普及することで痛みを少なくし、女性がもっと社会進出してパフォーマンスが少しでも上げられる世の中になってほしいです。

注力している治療について、3つ目のコンセプトは何ですか?

3つ目は、不妊に対する取り組みです。2022年から不妊治療が保険内診療になる見通しということで、僕も少子化問題を非常に危惧しています。当院では、一般的な不妊症検査から子宮鏡による精密検査まで対応しており、新しい技術や機器を採用して、人工授精を積極的に行っています。しっかりとした施設で行うことにより、良好な精子を回収することが可能になるんですね。また、子宮頸がんについてはHPVワクチンの啓発、コルポスコピーによる精密検査にも注力しています。

レーザー治療によって日帰り手術が可能なんですね。

20220105 4

デリケートゾーンのトラブルは、誰にも言えないし、我慢してしまってけっこう悩んでいる方が多いんです。病院に通ったところ軟膏だけの薬物治療を行って結局治らないと諦めている人も少なくありません。当院では、レーザー治療による日帰り手術も行っています。日帰り手術なので所要時間は1時間ほど。出血のリスクもほとんどなく侵襲が少ないので患者さんの負担をかなり軽減できると思います。

情報提供を大切にし、1つでも多くの選択肢を与えたい

デリケートな分野ではありますが、診療において心がけていらっしゃることは?

20220105 5

治療はこれしかないと決めるのではなくて、患者さんに選択肢を1つでも多く持っていただけるようインフォームドコンセントを大事にしています。「こういった手術や治療法がありますよ」と、情報提供をしっかりして、患者さんが受診して良かったと感じていただけるような診療を心がけています。患者さんと一緒になって納得していただく治療方針を考えていくスタンスですね。

漢方の処方も行っていらっしゃいますね。

西洋薬で改善しない症状がある場合、漢方が合うこともあります。漢方こそ更年期によるホルモンバランスの影響を受けやすい40~50代の方が活用されるといいでしょう。冷えやめまい、不定愁訴で悩んでいる方。加えて、精神障害のある方で、精神薬を使ってしまうとなかなかやめ時が難しくなるので、精神薬を使う手前でまずは漢方を使われるといいと思います。また副作用が少ないので、妊娠を希望されていてピルを飲めず月経のトラブルがある方にもお勧めします。この近隣では漢方を扱っているクリニックはあまりないようなので、気になる方はお気軽にご相談ください。

女性患者からニーズの高い低用量ピルの処方について教えてください。

6

低用量ピルは、避妊という目的だけでなく、月経痛やいつ月経が来るかわからない月経困難症の女性にとって月経のコントロールがめざせるところがメリットでしょう。一般的には妊娠の希望がなければ、50歳まで飲み続けることができ、50歳を過ぎたら血栓症のリスクが高まりますので、そこからはホルモン補充療法を行っていきます。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

できる限り負担の少ない治療を提供し、働く女性の多いこの地域に医療貢献をしていきたいです。「良くなった」「ここで受診してよかった」というお声をいただけたらうれしくやりがいを感じます。これからも新しい技術や医療機器を導入し、日々研鑽していきたいと考えています。どんな些細な症状でも気になる方は、気軽に受診してくださいね。また、今の時代は予防する時代ですから、早期発見のためにも毎年に1回は婦人科検診を受けていただけるといいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

婦人科検診:3000円、低用量ピル:2750円~
人工授精:1万5000円

Access