医療法人社団あおい會  森山リハビリテーションクリニック

医療法人社団あおい會 森山リハビリテーションクリニック

和田 真一院長

170212

1946年に開業した「森山医院」が、「森山リハビリテーションクリニック」を開業したのは2013年のこと。医療費削減の観点から急性期を過ぎた患者は早めの退院を促されるようになり、万全とは言い難い状態で自宅に戻る人が増え、病院から自宅に戻る前のワンクッションとして有床診療所の必要性を感じたことがリニューアルのきっかけだという。「実情に合わないこともあるのが制度。制度の狭間に落ちた人を救いたい」と話す和田真一院長は、全人的医療に携わりたいという思いで心臓血管外科からリハビリテーション科に転科した経歴の持ち主。幅広い視点を求めて転科後に大学院に進学して公衆衛生学修士となり、福祉住環境コーディネーター等の資格も取得した。めざす医療を真摯に追求する和田院長に話を聞いた。
(取材日2016年9月30日)

病気だけでなく、生活まで含めた「患者全体」を診る

―こちらの常勤になられたのは2014年からだそうですね。

はい。非常勤としては、昭和大学病院のリハビリテーション科に在籍していた頃から勤務していて、当院の立ち上げの話も聞いていました。当時の私は、リハビリテーション科からさらに知識を広げるべく公衆衛生学を学びたいと思い、大学院に進むためにいったん医局を辞める決意を固めたところだったんです。当院と森山医院を運営するあおい會の理事長であり、森山医院の院長でもある森山直哉先生にそのことをお伝えしたところ、「それならここで常勤に」というお誘いをいただき、勤務することになりました。外来で患者さんを診つつ、入院も受け入れ、訪問もするという当院のスタイルは私がやりたかった診療の形。患者さんに提供できる選択肢が豊富であるという点で、非常にやりがいを感じています。

―もともとは外科がご専門だと伺いました。

大学病院の心臓血管外科を経て民間病院に移り、大動脈外科の医師として多くの手術を手がけてきました。実は、大動脈外科というのは、あらゆる外科分野の中で最も死亡率が高い分野なんですよ。手術後に障害が残ってしまう患者さんも少なくなく、経験を重ねるにつれ、「手術だけでは幸せになれない」という思いを抱くようになりました。手術に追われるうちに、めざしていたはずの「全人的な医療を行う医師」の姿から離れかけていることに気付いたのも、転科を考えるきっかけでしたね。ちょうどその頃、医師になって10年間まったく接点のなかったリハビリテーション科の存在を知り、「自分のやりたいことはこれだ」という直感に導かれるようにして180度異なる分野に飛び込んだのです。

―ハビリテーション科は、どういった点で他科と大きく異なりますか?

そもそもリハビリテーション医学がなぜできたかというと、寿命が延びて慢性疾患が増えたという時代背景が大きく影響しています。昔は「死」と「健康」が背中合わせに存在していましたが、完全な健康体ではないけれども死に至るわけではない、何らかの疾患を抱えながら暮らす人の割合が増したことによってリハビリテーション医学が発達してきたわけですね。「病気だけ見ていても人は救えない」という視点に立った医療行為であり、住環境を含めて包括的に患者さんを診るという点が他科と大きく異なるところです。最初のうちは医師が患者さんの家に伺うということに驚きましたが、患者さんに安心して自宅で過ごしてもらうためには住環境の評価と整備が非常に重要であると知り、福祉住環境コーディネーターという資格を取得して高齢者や障害のある人にとって住みやすい環境を客観的に提案できるようにしました。



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