地下鉄桜通線国際センター駅4番出口からすぐ、ガラス張りのビル9階に「いわた血管外科クリニック」はある。清潔感あふれるクリニックで、はきはきと明るいスタッフと気さくな岩田博英院長が、ともに笑顔で迎えてくれる。診療の中心となる下肢静脈瘤とは女性に多い病気で、脚に、こぶのようにうねった血管が浮き出ることが特徴。ひどくなると疲れやむくみのほか、黒ずみや潰瘍の症状も表れる。血管がうっすら見える程度の軽い症状は多くの人にあり、「少しでも気になるようなら、気軽に相談してください」と岩田院長は話す。症状や先進治療のことなどわかりやすく教えてくれる先生に、診療への思いを聞いた。

（取材日2016年8月10日）