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小林 道子 院長の独自取材記事

すがも小林皮フ科

(豊島区/巣鴨駅)

最終更新日:2025/05/02

小林道子院長 すがも小林皮フ科 main

「すがも小林皮フ科」は、JR山手線の巣鴨駅から徒歩1分のアクセスに便利な場所にある。院内は木のぬくもりと珪藻土が調和した温かみのある空間だ。院長の小林道子先生は博識でありながら、「患者さんを笑わせて笑顔にしたい」と、ユーモアを交えながら話してくれる。2013年の開業以来、保険診療と自費診療を駆使しながら患者の健康に寄与してきた同クリニック。「患者さんが困っていることに対し、支援できることはすべてやりたいんです」と小林院長。地域貢献をめざし、外傷や一般的な皮膚科疾患、美容皮膚科まで幅広い診療に対応している。受診を迷っている人にもまずは相談してほしいと話す小林院長に、同クリニックの診療ポリシーや皮膚科の可能性についてじっくり聞いた。

(取材日2025年3月27日)

皮膚外科と美容皮膚科、両面から肌をサポート

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

小林道子院長 すがも小林皮フ科1

当クリニックの診療ポリシーは、患者さんが困っていることに対し、私たちが支援できることはすべてやりたいということです。一般皮膚科から皮膚外科、美容皮膚科の範囲まで、本当にさまざまな症状を抱えた患者さんが受診されます。保険診療と自費診療に対応していることも特徴です。保険が使える治療をした上で患者さんにとって良いと思うアプローチがあれば、自費診療としてご提案しています。皮膚科というのは、身近ですが実はとても奥深い診療科なんです。皮膚は私たちの全身を覆う大切な臓器です。赤ちゃんからお年寄りまで、さらに診療科を超えた症状も皮膚科で対応可能なケースもあります。こちらを開業したきっかけは、医師である義理の父でした。義父が高齢になってきたのですが、まだまだ患者さんを診たいということで、家の近くで地域に貢献できる場所をつくりたいと考えたのです。

この辺りの地域性や患者層はいかがですか。

巣鴨といえば、パワースポットのお寺が有名でお年寄りのイメージがあるかもしれませんが、実際はもっと幅広い世代の方がいらっしゃいます。ここは駅近なので、会社員の方や近隣の学校に通うお子さん、地域にお住まいの方まで、患者さんの年齢は幅広いです。その中でもうれしいのは、家族みんなで受診してくださること。さまざまな診療内容に対応することで、家族みんなで通えるクリニックとして、地域貢献できたらうれしいと思います。

どんな症状のときに皮膚科を受診すれば良いでしょうか。

小林道子院長 すがも小林皮フ科2

「こんな症状で皮膚科に行って良いの?」と迷っている方は多いようですね。皮膚科はいろんなことができるのですが、まだまだ認知してもらえていないと思います。実はドクター同士でもわからないことがあるほどですから一般の方はなおさらです。皮膚は全身を覆っているので、目の周りなら眼科、耳や鼻の周りなら耳鼻咽喉科、患者さんが赤ちゃんなら小児科というように、他の診療科と関連することが多いです。先ほども申し上げたとおり、当クリニックは、患者さんが困っていることに対して、私たちができることはすべてやりたいと思っていますし、迷わず受診していただいて大丈夫です。しみや脇汗など、昔は「仕方ない」と諦めていた症状も、医療の技術の進歩で改善をめざせるようになりました。些細な症状でもまずはご相談ください。

患者の笑顔を引き出す、共感力を大切にした診療

こちらではどんな診療を受けられるのでしょうか。

小林道子院長 すがも小林皮フ科3

基本的には皮膚科全般の診療をしていますが、アトピー性皮膚炎では新薬を使用した治療を行っています。また、外傷や腫瘍摘出といった外科的な治療も行っています。何かに特化しているわけではないですが、しっかりと一般皮膚科、美容皮膚科、皮膚外科の知識や技術を使って正しいアプローチをするようにしています。例えば、しみに見えてしみではなかったり、良性か悪性かによっても治療法が変わってきます。間違った治療をすると悪化することもありますから、幅広く正しい知識のある医師が対応することが大切です。大学病院との連携も大切にしていて、紹介や受け入れをしています。

診療の時に心がけていることはありますか。

患者さんの心に寄り添うことですね。クリニックに来るときは、誰しも気持ちが暗かったり心が沈んでいると思います。まずは患者さんに心を開いてもらうことが大切なので、時には冗談を交えて笑顔を引き出します。笑顔になることは免疫力にも良い影響を与えますし、受診して少しでも希望を持って、患者さんが笑顔で帰ってくれることが何よりです。難しい症例を「簡単に治る」とは言えませんが、患者さんが前向きに治療を頑張ろうと思えるように、わかりやすく治療の内容や見通しを説明したり、自宅で患者さんが正しく薬を使えるようにサポートしたりすることも大切ですね。「すがも小林皮フ科に来たら大丈夫」と、患者さんに安心していただいて、傷や病気を癒やすお手伝いができたらうれしく思います。

医師としての喜びを感じる瞬間はどんなときですか。

小林道子院長 すがも小林皮フ科4

医師としての最大の喜びは、患者さんがだんだんと笑顔になっていく姿を見ることです。皮膚科の疾患は、完全に治すことをめざすというよりも長期的に付き合っていくものが多いんですよ。季節や体調の変化で波がある疾患もありますよね。そういう患者さんに「どうせ治らない」と諦めさせるのではなく、少しでも良い状態を維持しようと相談に来てくれるような信頼関係を築くこと、そしてこちらの対応で笑顔になってくれること。これが私の医師としての理想であり、喜びです。

保険診療を基本に、必要に応じて自費診療も提供

これまでどのように研鑽を積まれてきたのでしょうか。

小林道子院長 すがも小林皮フ科5

大学卒業後、外科・形成外科の研修期間を経て皮膚科に入局し、日本皮膚科学会皮膚科専門医を取得しております。医師になりたての頃は大学で学んだ教科書的な知識をもとに診療することになりますが、実際の患者さんは年齢や生活背景も症状もさまざまですから、教科書にすべて答えがある訳ではありませんでした。患者さんにとって最善の治療をするには、いかに患者さんと向き合っていくかが大事だと感じました。幸い、私は人が好きだったので、診療室で患者さんの状況や症状を聞き取りながら、「どうしたらこの患者さんは喜んでくれるだろうか」と考えをめぐらせながら、楽しんで診療できました。ぶっきらぼうな患者さんを何回目の診療で笑わせられるだろう、とか(笑)。これからもずっとこうやって患者さんを診ることができるように、私自身も日々勉強をして最新の技術にも追いついていかないといけません。

保険診療と自費診療のバランスについてお考えを聞かせてください。

保険診療を基本としながら、保険でカバーできない範囲には自費診療でサポートしていくスタンスです。もちろん保険でできる治療は保険を活用します。ですが保険には限界があるので、解決できない悩みやより改善したいところがあれば、自費診療を提案するという流れです。特に化粧でも隠せないようなしみや肌の老化も、昔は「仕方がない」とされていたものが、今は医療技術の進歩によって改善をめざせるようになってきました。安易に自費診療を勧めるわけではありませんが、患者さん一人ひとりの状況をしっかり見極めて、保険も自費もうまく使いながら、最適な方法を一緒に考えていきたいです。

クリニックのホームページにもこだわりがあるそうですね。

小林道子院長 すがも小林皮フ科6

皮膚科の幅広さが少しでも伝わるように、「この症状は皮膚科で良いんだ」と気づいてもらえるようにしたかったんです。できるだけわかりやすく症状別に情報を整理して掲載しています。ホームページはまだまだ完成していなくて、少しずつ書き足していっている状態です。もっとたくさん情報を載せたいという申し訳なさもありますが、少しでも役に立てたらうれしいと思います。患者さんの目線で、自分が今どんな状態なのかを理解できるようなホームページをめざしています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

今後も幅広い診療を通して、患者さんと地域医療への貢献ができたらと思います。皮膚科の可能性はまだまだ知られていないので、皆さんにお伝えすることも私たちの役割ですね。当クリニックでは、保険診療と自費診療を組み合わせ、患者さん一人ひとりに最適な診療の提供をめざしています。皮膚の悩みは、恥ずかしがったり、誰かに相談しづらいものかもしれません。私たちは患者さんに寄り添ってサポートしていきますので、「こんなことで受診して良いのかな」と悩まずにぜひご相談ください。一緒に最適な治療法を探しましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/3850円(3mm)~

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