小原りぼんクリニック

小原りぼんクリニック

小原 太郎院長

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緩和ケアを手がけるために医師を志したという「小原りぼんクリニック」小原太郎院長。大学卒業後、緩和ケアが必要になるがん患者の多い消化器内科に入局し、さらに市中病院のホスピス、訪問診療を行うクリニックでの勤務を経験した後、出身地でもある久が原で開業。小原院長は「患者さんやご家族が不安な時、いつでも駆けつけることができるのが、本来の訪問診療であるべき」と、一般的には16km圏内で訪問診療を行うクリニックが多い中、同院から2km圏内に限って訪問診療を行い、身近な地域での密度の濃い訪問診療の実践を心がける。超高齢社会の地域医療を担う小原院長に、訪問診療や緩和ケアにかける思いやクリニックの特徴について話を聞いた。
(取材日2018年9月26日)

久が原で在宅医療・緩和ケアを専門に手がけるドクター

―まず、訪問診療を志したきっかけや開業までの経緯を教えてください。

ホスピスや緩和ケアに興味があり、医師を志しました。大学卒業後は、母校の関連病院の消化器科に入局しました。消化器科はがんの方が多いため、緩和ケアにいちばん近いのではないかと考えたのです。しかし、内視鏡検査などが中心で、あまり緩和的な治療ができなかったので3年で辞めてしまいました。今となっては、もっと学べばよかった、もったいなかったと少し後悔しています。若かったんですね(笑)。その後、緩和ケアに取り組む東京衛生病院に移り、一般内科とホスピスの診療に関わりました。ただ医師としてもっと研修が必要と感じていたので、途中、都立府中病院ではERと内科の研鑽を積みました。その後、開業を視野に入れて、訪問診療を手がけるクリニックに勤務して勉強しました。

―開業された際の思いやこだわりをお聞かせください。

訪問診療だけにしようと思っていたのですが、歯科医師でもある父から「せっかく開業するなら、外来診療もしたほうがよい」と勧められ、外来診療の時間も設けました。訪問診療は、通院できない要介護状態の方など、一人では通院が難しい方が対象です。がんの終末期の患者さんもいらっしゃいます。この場所は、ちょっとわかりにくい場所なのですが、外来診療の患者さんが多く来られると、ありがたい反面本業の訪問診療の時間が確保できないので、ちょうどいい感じかなと思っています。院名は、開業する前に家族で考えたのですが、開業当時幼かった娘がりぼんが好きだったこと、覚えやすいですし、患者さんと病院を結びつける、つなぐ、包むというイメージを込めてこれに決めました。

―クリニックと訪問診療の特徴を教えてください。

外来には、風邪など一般内科の方や、生活習慣病で遠方のクリニックまで行くのは大変というような近所の方が来られます。訪問診療は、困ったときにすぐに駆けつけるというのを強みとしたいと考えているので、クリニックから2km圏内のなるべく近い方を対象とし、いつも携帯電話を持って24時間対応できるようにしています。一人ですから対応に限りはありますが、いつも私が電話に出るという安心感を持っていただけると思います。雨の日や少し遠いところは車で出かけますが、ほとんど自転車で、聴診器や採血の道具、ポータブルの超音波検査器など医療機器をリュックに詰めて出かけます。自転車の方が小回りもきいて、駐車場を探す手間もなく、むしろお伺いできるのが早かったりするんですよ。

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