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龍瀧 憲治 院長の独自取材記事

白旗なのはなクリニック

(藤沢市/藤沢本町駅)

最終更新日:2019/08/28

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小田急江ノ島線の藤沢本町駅より徒歩5分、「白旗なのはなクリニック」は2013年開院の地域密着型のクリニックだ。「包括的に、継続的に、責任をもって、患者さんの充実した人生のお手伝いをしたい」とほほ笑むのは、院長の龍瀧(りゅうたき)憲治先生。大学病院や総合病院で内科から小児科、救急医療、訪問診療と幅広い経験を積み、地域に根差したかかりつけ医としての土台を築いた。子どもから高齢者まで、家族で安心して通えるクリニックとして地元で多くの信頼を集める龍瀧先生に、かかりつけ医としての思いから今後の展望まで、じっくり聞いた。
(取材日2018年11月29日)

「来て良かった」とほっとしてもらえるクリニック

まずはクリニックの特徴について教えてください。

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当院では内科と皮膚科、そして在宅診療をメインに、お子さんから高齢の患者さんまで幅広く対応する地域密着型のクリニックです。車でも来やすいショッピングパーク内にあるためかお子さん連れの方が多く、「よそでは大泣きする子が、ここでは機嫌よく過ごせます」と言っていただけた時はうれしいですね。私自身が子どもの頃しょっちゅう小児科でお世話になっていたので、いつか自分が開業する時は、患者さんが安心して通えるクリニックにしたいとずっと思っていました。クリニック名の「なのはな」には、気軽に受診していただき、ご家族みんなで元気になってもらいたいという思いを込めました。クリニックの内装にもこだわりました。

病院勤務時代は多方面でご活躍されてきたそうですね。

金沢大学を卒業後、内科各科をはじめ、小児科、総合診療科、麻酔科、救命救急センター、在宅診療と、救急医療から終末期医療まで、先端の医療現場で総合診療を行う医師として幅広く経験させていただいてきました。病気というのはさまざまな科が関連していることも多く、胃が痛いと訴えて来られた患者さんが胃(消化器)の病気ではなく、心臓(循環器)の病気だったということもあります。具合の悪い時だけでなく、不安や疑問があれば些細なことでも気軽にご相談ください。近隣の総合病院や介護施設と連携しながら、身近なかかりつけ医として地域の皆さんのお役に立ちたい一心でやっています。

患者と接する時に心がけていることを教えてください。

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寒い日に温かい部屋に入るとほっとするように、患者さんがクリニックに来られた時に「来て良かった」とほっとしていただけるよう、スタッフ一同、声かけやちょっとした気配りなどを大切にしています。また、患者さんは何か困っていることがあって来てくださっているのだから、何に困っているのかをしっかり把握できるよう、まずは患者さんの話にしっかり耳を傾けること、患者さん自身が話したいことを気軽に話せるよう心がけています。私自身、自分が話すよりも相手が話すのを聞くほうが好きなタイプなので、ご家庭の悩みなどを気さくに話していただけるのがうれしいですね。患者さんが多くて時間との戦いのような時は、代わりにスタッフがお話を伺うなど、スタッフ全員で患者さんをフォローしたいと考えています。些細なことでも遠慮せず、気軽に聞いてください。

救急医療の場で磨いた、患者の命を守るための診断力

漢方薬やプラセンタなどにも対応されているのですね。

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開業するにあたって勤務医時代にはできなかったことにも力を入れて、幅広く対応していきたいという思いがずっとあり、漢方薬やプラセンタなどにも対応しています。最近多いのはプラセンタです。当院では更年期障害に対してホルモン補充療法や漢方などが合わない方に、もう一つの選択肢としてご提案しているのですが、アミノ酸やミネラルが豊富なプラセンタは更年期障害や慢性肝疾患における肝機能障害などに適応があり、中でも更年期障害に悩む40~50代の患者さんで希望される方が多いですね。更年期障害をお持ちの45~59歳までの女性の場合は保険も適用されますので、お気軽にご相談ください。

検査設備などが充実していて驚きました。

もともと救急医療に携わっていた経験から、病院の負担を減らす意味からも、患者さんにとって最初の窓口となるクリニックでできるだけ正確な見立てができるよう検査を行っています。エックス線や心電図のほかに超音波検査にも対応しているのですが、当院では超音波検査専門のスタッフに担当してもらい、心臓やおなかなど、体の部位ごとに幅広い病気の早期発見をめざし、専門医につなげられればと思います。また、頸動脈の超音波検査や動脈硬化検査では血管年齢や下肢の動脈に詰まりがないかのチェックもできるので、生活習慣病からの動脈硬化の早期発見や予防にも力を入れ、患者さんとともにモチベーションを維持しながら診療にあたっています。会社の健診でひっかかってしまったという方や、退職を機にしばらく健診を受けていないという主婦の方などもお気軽にご相談ください。

先生は今の診断力につながる経験を積まれてきたそうですね。

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救命救急センターに勤務していた頃は、適切な治療により極めて危機的な病態から回復に向かう患者さんがいる一方で、容体が急変して亡くなってしまう患者さんもいて、両極端の場面に何度も遭遇してきました。そのような現場では、今、目の前に運び込まれた患者さんの状況を瞬時に見極める判断力がものをいいます。実際、開業してからも、一目ですぐに救急搬送したほうがいいという患者さんが数名いらっしゃいました。1人は、気持ち悪くて戻してしまったと言って来られたのですが、明かに深刻な症状だったので心電図をとり、すぐに連携している病院に救急搬送して診てもらったところ、心筋梗塞でした。クリニックといえども、いろいろな患者さんが来られる中、時には予期せぬような病状の患者さんも少なくありません。しかし、どのような状況でも、常に平常心で患者さんのためにベストを尽くせるよう、「平静の心」を大切にしています。

幅広く、多角的に。なんでも診れるかかりつけ医に

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのように過ごされているのでしょうか。

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実は私は電化製品が大好きで、時間があれば家電専門店に行っています。こんな技術があるんだとワクワクしながら新製品をチェックして回るのが、至福の時(笑)。患者さんとの雑談で、「今度洗濯機を買い替えることになった」なんて聞くと、ついついどんな製品がいいか熱く語ってしまいそうになり、必死で自粛することもあります。クリニックのホームページも本当は自分で作りたいくらいなのですが、さすがにそこまで時間がないので、スマートフォンに対応した見やすい表示になるよう業者さんにお願いしたり、スマホで簡単に予約できるシステムを採用したり、あくまでも使う側の立場になって使いやすさを追求しています。

今後の展望をお聞かせください。

現代医療において、「これで完璧!」という万人に100パーセント効果のある治療法というのはまだ確立されていないように思います。多くの患者さんに効果が見込めるけれども、残念ながら効果のない患者さんもいます。そのような患者さんに対して、何かしら効果のある治療法はないか、常に医師としてのバージョンアップをしていきたいと思っています。また、患者さんの中には代替医療をやってみたいという方もいらっしゃいます。少しでもよくなりたい、元気になりたいという患者さんの思いをくみながら、医学的見地からも判断して、その方にとって最善の治療法を提案できるように心がけてきたいと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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病気の進行や加齢に伴い、医療とともに介護も必要となってきます。特に高齢者医療の現場では、これまでの経験から、いっそう医療と介護の境界が曖昧になってくるように感じています。当院では開院当初から訪問診療を行っているので、通常の病院から退院される患者さんの紹介や、ケアマネジャーからのご紹介だけでなく、通院が困難になった患者さんのご家族からのご相談も増えてきています。小さなお子さんから高齢の患者さんまで、常に患者さんやご家族の気持ちに寄り添いながら、あらゆる可能性の中から最善と思う方法を提案させていただきます。なんでも診れるかかりつけ医として、困った時はどうぞお気軽にご相談ください。

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