天然歯に近い見た目と機能を追究
インプラント治療でQOL向上を
        芦屋浜歯科クリニック
(芦屋市/打出駅)
最終更新日:2025/02/28
 
         
      - 自由診療
歯を失った時の選択肢として挙げられる入れ歯、ブリッジ、インプラント。それぞれの治療にメリット・デメリットはあるが、天然歯に近い見た目や噛み心地が期待でき、年齢を重ねてもおいしく食事を楽しみたいという人たちの注目を集めているのがインプラント治療だ。自由診療であること、手術が必要であることなどの理由で治療に二の足を踏む人もいるが、長いスパンで見たときのコストパフォーマンスや再治療の可能性の低さ、天然歯に近い見た目と機能など、インプラント治療にはメリットも多い。歯を失うことは誰にでも起こることだけに、正しく知っておきたいインプラント治療。10年先、20年先を見据えた治療に取り組む「芦屋浜歯科クリニック」の松本美香院長に、インプラント治療に伴う手術やメリットについて詳しく聞いた。
(取材日2025年1月24日)
目次
インプラントのメリットや治療の流れ、正しく知ることが手術へのハードルを下げることにつながる
- Qインプラントとはどのような治療なのか教えてください。
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            A
                ▲インプラント治療について話す松本院長 インプラントは、歯を失った時の治療の選択肢の一つです。治療の流れとしては、麻酔をかけて歯茎を切開し、顎の骨に人工の根っこであるインプラント体を埋め込み、その上にセラミックのかぶせ物を装着します。インプラントの大きな特徴は、自分の歯のような噛み心地や見た目がめざせるということ。入れ歯のように取り外しの必要がなく、ブリッジのように治療時に両サイドの歯を削ることもありません。インプラント治療を希望されるのは、若い方では30代、年配の方では80代と年齢層は幅広いですね。歯を失う原因となる歯周病は、50代、60代で増えるため、この年代でインプラント治療を受ける方は多いです。 
- Q手術が怖いと思う方もいるのでは?
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            A
                ▲患者に寄り添い、不安を安心に変えるカウンセリングを提供 インプラント治療は大変な手術になるのではないかと思い、怖いと感じられている方もいらっしゃいます。先ほどお話ししたように外科処置にはなりますが、例えば、腫れを伴う可能性のある埋没した親知らずの抜歯などと比べたら負担は少ないですし、当院でも取り組んでいる歯周外科分野では、歯茎を切開して見えないところの歯石を除去しますから、歯茎の切開に対して過度な抵抗感を持たなくても良いと思います。本数にもよりますが、患者さんが思うより負担の少ない治療です。一度、インプラント治療を受けると、次に歯を失った時もきっとインプラント治療を希望されるはず。それだけ、期待できるメリットの多い治療法だと思っています。 
- Q歯を失った時のほかの治療方法との違いは何ですか?
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            A
                ▲器具を用いて患者がわかりやすい説明を心がけている 失った歯を補う治療には、インプラント、入れ歯、ブリッジがあります。入れ歯は取り外しが必要なことや違和感があることから避けたいという人が増えています。そのため、保険診療のブリッジを選択される方も多いのですが、セメントで固定するため両サイドの歯を削らなければならないというデメリットがあります。私たちは奥歯を臼のように使って食事をしますから、側方に揺らされることでひずみが出て、そのひずみからセメントが取れ虫歯が発生したり、再治療が必要になったりするケースもあります。もともと虫歯ではなかった歯まで、ブリッジにしたことで虫歯になることは、患者さんにとっても私たち歯科医師にとってもショックなことです。 
- Qインプラント治療の前後で注意すべきことは何でしょう?
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            A
                ▲CTを使用ししっかりと説明している インプラント治療前のメンテナンスをしっかりしていただきたいので、通院中は口腔内のクリーニングをして、歯茎もできるだけ良い状態にしてから手術に入ります。術後は、インプラントの部分が歯周病になる「インプラント周囲炎」にならないよう、3ヵ月に1度は定期的にクリーニングを行います。インプラントだけでなく天然歯においてもクリーニングは大事ですし、術後の放置は要注意です。インプラントの治療期間は、抜歯からインプラント体の埋入、セラミックのかぶせ物まで半年から8ヵ月が目安。当院で採用しているインプラントは、埋入後、顎の骨とインプラント体が結合するまでの目安が約1ヵ月で、以前よりもかなり短くなっています。 
- Qインプラント治療を受けるクリニック選びのポイントは?
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            A
                ▲自分に合った治療を選択してもらうため、尽力している松本院長 歯科用CTを撮って状態を確認し、それをわかりやすく説明してくれるのか、そして、患者さんが納得して治療が受けられ、長く通える環境なのか、そこが重要だと思います。また、どのようなインプラントを扱っているのかも重要です。インプラントは安価なものでなく、やはり信頼の置けるメーカーを使いたいですね。当院では、治療後に転居したり、海外に行ったりする場合も考慮し、世界的シェアを持つメーカーのインプラントを採用しています。バラエティーが豊富で顎の形状や骨の厚みなどに合わせて選べるため、その人に適したインプラントが選択できます。当院はスーパーに隣接した通いやすい立地ですので、まずは気軽に相談にいらしてください。 
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/33万円~

 
             
             
             
             
            
 
                 
                 
                