赤井 惠子 院長の独自取材記事
赤井クリニック スキンケア
(横浜市神奈川区/横浜駅)
最終更新日:2026/01/13
横浜駅から徒歩1分というアクセスの良さが魅力の「赤井クリニック スキンケア」。レーザーをはじめとする多彩な機器を組み合わせながら、一人ひとりに合わせた施術を行う美容皮膚科を中心とするクリニックだ。ニキビ治療をはじめ、しみ・しわ、ほくろの除去など幅広い悩みに対応し、小学生から80代まで、年齢も性別もさまざまな患者が訪れている。「まずは患者さんが気にしていることをしっかり聞くこと。それが診療の出発点です」と、語るのは、院長の赤井惠子先生。穏やかな笑顔と誠実な話しぶりが印象的で、初めて訪れる人でも話しやすい雰囲気がある。今回は、そんな赤井院長に、クリニックのこだわりや大切にしている想いを聞いた。
(取材日2025年11月26日)
ニキビ治療を軸に、幅広い肌の悩みに向き合う
どんな年代の方がいらっしゃりますか?

下は小学生の9歳くらいのお子さんから、上は80代の方まで、幅広い年齢層の方が通院されています。ニキビ治療で来られたお子さんの付き添いのお母さまから「実は私もしみが……」と相談されることもありますし、娘さんの結婚式を前に「少しでも若々しく見せたい」と来られるお父さまもいらっしゃいます。男性の患者さんも増えていて、ニキビや脱毛、スキンケアの相談まで本当にさまざまです。普段使っている化粧品を持ってきて「これ、僕の肌に合っていますか?」と聞かれる方もいます。年齢を重ねた方からは「若い頃にできなかったから、今こそ肌をきれいにしたい」という声も多いですね。
どんな症状で受診される方が多いのでしょうか?
一番多いのは、ニキビで悩まれている方ですね。10代のニキビはもちろん、昔の治療法では対応しきれず痕が残ってしまったという40~50代の方も多いですね。年齢を重ねると肌のハリが落ちて、昔のニキビ痕が目立ってきて気になるというご相談もよくあります。今は保険でできる治療も増えていますし、自己流で悩むよりも、まずは一度専門家に相談していただくのがお勧めです。SNSやインターネットの情報に振り回されず、その方に合う方法を一緒に探していけたらと思っています。ニキビ治療には、美容皮膚科という分野がまだ広く知られていなかった頃から向き合ってきました。私にとってニキビ治療は、ただの診療ではなく「ずっと続けていきたいライフワーク」のような存在なんです。
診療の際は、さまざまな治療の選択肢をお伝えするそうですね。

保険診療・自由診療に関わらず、その方の理想や希望に合わせて、できるだけ多くの選択肢をお伝えするようにしています。中には「これを受けたいです」と施術を選択される方もいらっしゃいますが、医学的に見て合わない場合は、きちんと理由をお話しして別の方法をご提案します。納得して進んでいただくことが一番大切なので、そこははっきりお伝えしていますね。特に、ニキビ治療は「続けること」がとても大事なんです。今は保険適用のお薬も増えているので、まずは保険適用でできる範囲のものをしっかり使いながら、良い状態を維持できるように一緒に取り組んでいきます。ただ、どうしても保険診療では難しいケースや、過去に治療をしたけれど治らず悩んで来られた方には、自由診療の選択肢も含めてご提案しています。
治療の先にある笑顔を、患者と一緒にめざす
医師を志すようになったきっかけを教えてください。

もともとは動物が大好きで、実は獣医師になりたいと思っていたんです。でも、子どもの頃にニワトリに追いかけられた経験があって、どうしてもニワトリだけは苦手で(笑)。「ニワトリが診られない獣医師は無理だな」と、その夢はいったん諦めました。ただ、医療に関わりたいという気持ちはずっとあったので、自然と「人を診る医師」をめざすようになりました。帝京大学を卒業後は、形成外科の教室に入りました。当時、形成外科はまだ新しい診療科で、実習で初めてふれたときに一気に心をつかまれたんです。患者さんの病気やケガによる悩みを解消するために、治療を通して解決を図っていく様子を間近で見て、「こんなふうに患者さんの人生に寄り添える医療があるんだ」と、強い衝撃を受けました。
美容皮膚科の魅力をお聞かせください。
形成外科で働くことが好きだったのですが、結婚や出産を考えたときに、この働き方をずっと続けられるだろうか……という迷いがありました。ちょうどその頃、日本でも美容皮膚科という分野が少しずつ広がり始めていて、レーザー機器など、手術ではない施術の選択肢が増えてきました。そんな時、先輩医師から「形成外科の知識を生かせる美容皮膚科があるよ、行ってみない?」と声をかけていただきました。実際に現場を見てみると、患者さんの長年の悩みがレーザーによって対処できる可能性があることに、とても魅力を感じました。美容皮膚科は、患者さんと一緒に悩みを共有しながら、解決のための道筋を一緒に見つけていけるところが大きな喜びです。患者さんの笑顔のために、私自身も「もっと力になりたい」と思いますし、最終的にお互いが笑顔で施術を終えられるよう努めていきたいです。
印象的な診療のエピソードがありましたら教えてください。

以前勤めていたクリニックに、大学受験を控えた17〜18歳くらいの男の子がニキビ治療で通っていました。反抗期が重なり、お母さんの話も私の話も半分聞いているのか聞いていないのか……という感じでした。でも、心のどこかでは「本当は治療したい」という気持ちがあったんだと思います。痛みを伴う治療でもちゃんと通院してくれて、結局、大学を卒業する頃まで通ってくれました。何度も話すうちに、少しずつ心を開いてくれて「将来こうなりたいんだ」と、夢を語ってくれた時の表情が、本当に明るくて。初めて来た時の姿とはまったく別人のようで、その成長を間近で感じられたことは、今でも忘れられません。他にも、結婚式までにきれいになりたいと長く通ってくださった方が、式の写真を持ってきて見せてくれたり……。私にとっては、まるで遠くから見守る家族が増えていくような、そんなうれしい瞬間がたくさんありますね。
悩みに寄り添い「一緒に決める治療」を大切に
内装は、まるでサロンのようにきれいですね。

ありがとうございます。当院は、来てくださる方が元気になるための、そしてきれいになるための場所だと思うんです。だからこそ、最初の一歩を踏み出しやすいように、明るくて入りやすい内装にしたいと考えました。年齢や性別を問わず、誰でも自然に入ってこられるような空間を意識しています。また、クリニックに置いているスキンケア用品は、私やスタッフが実際に使って使用感を試したものなんです。患者さんにご紹介する以上、きちんと使用目的や使い心地を理解しておきたいので、スタッフとは「これどうだった?」などと、情報共有しながら選んでいます。
患者さんと向き合う上で大切にしていることは何でしょうか?
診療で大切にしているのは「一方的な施術にならないこと」です。患者さんが気にしている部分と、私が診て気になる部分って、実は違うことがあるんですね。例えばほくろに関して、私は「ここが目立つな」と思っても、患者さんご自身は別の所が気になっている、ということはよくあります。だからこそ、まずは患者さんのお話を丁寧に聞いて、何が一番気になっているのかをしっかり把握するようにしています。その上で、ご希望に合わせた施術の選択肢をいくつかご説明します。対処方法が複数ある場合は、それぞれのメリットやデメリットを包み隠さずお話しして、ご自身で納得して決めていただけるようにしています。私が勝手に進めるのではなく「一緒に選んでいく」という姿勢を大事にしたいんです。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

「これって何だろう」「治療できるのかな」──そんな小さな疑問を、気軽に相談してもらえるクリニックでありたいと思っています。美容皮膚科と聞くと、保険診療が使えない特別な皮膚科というイメージを持たれがちですが、実際には保険診療で対応できる症状もたくさんあるんです。当院は美容皮膚科だけでなく、一般の皮膚科や形成外科も診療していますので、まずは身構えずに来ていただけたらうれしいですね。これまでの経験や知識を生かしながら、既存の施術に新しい選択肢を組み合わせたり、その方に合った方法を一緒に探したりできればと思っています。お肌の悩みは、気になったその時がタイミング。どうぞ遠慮なくご相談くださいね。
自由診療費用の目安
自由診療とはしみのケア/内服薬:6000円~、しわのケア/2万5000円~、脱毛/脇:4000円~、ほくろの除去/1万2000円~、ニキビ治療/3000円~ ※症例により異なりますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください

