林歯科医院

林 治幸 院長

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将来を見据えた包括的歯科治療で末永くお付き合い

―実際の診療におけるモットーはなんですか?

包括的歯科治療、つまり、専門性に特化するのではなくオールラウンドに質の高い治療を行うというスタンスで治療にあたっています。歯科は一つの分野にだけ優れていればよいわけではありません。例えば、歯槽膿漏の治療をするのに、歯並びが悪ければ矯正治療もしなくてはならないし、場合によってはインプラントなど、口の中を総合的にまとめていくことが大切だと考えています。また、患者さんの要望を可能な限り聞くようにしています。そして治療にあたる際、患者さんが将来的にどういう状態の歯を保ちたいかお口の将来設計をたて、それをもとに治療内容を組み立てていきます。このように時間をかけて未来を見据えた治療ができるのが自由診療のよいところですね。せっかく治療をした歯を長くもたせたいと思っている人は定期的に通って来られます。なかには80歳を過ぎてからも通院される方もいらっしゃるんですよ。

―海外講演も積極的に行っているそうですね。

私の本が韓国語に翻訳され韓国で講演を行ったことがきっかけでタイ、アメリカ、ロシアなど各国の学会から声がかかるようになりました。治療の合間を縫って原稿執筆や講演準備をするのですが、原稿を書く時に気をつけていることがあります。それは翻訳者が翻訳に困るような曖昧な表現や根拠に乏しい内容にしないようにすることです。論文や文献を読んでいると何が言いたいのかわからない物も少なくありません。自分自身の考えを整理し明確に伝えようとすることで、確固たる信念を持つことの大切さを改めて実感しています。

―ところで、先生はなぜ歯科医師の道を選ばれたのですか?

長野県にある実家の隣が歯科医院だったのですが、僕の小さい頃は歯科医院も少なくて治療の順番を取るのに朝の5時から列ができていました。長野の朝5時というと冬なら雪が降り気温は氷点下以下。そんな寒さの中、並んでいる人たちを見て子どもながらに「大変だなあ」と感じ、「僕がこの人たちのために歯科医師になろうかなあ」と思ったことがきっかけです。「門前の小僧習わぬ経を読む」というやつです(笑)。小さい頃から憧れの職業でしたから歯科医師になってからは、毎日が楽しくて(笑)。元々細かい作業が好きだったこともありますが、きっと歯科医師という仕事は私に合っているのだと思います。目が見えて手が動く限りは続けていきたいですね。

記事更新日:2016/01/24


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