広大な平和公園の東側、緑豊かな住宅地に立つ「ふじさわ耳鼻咽喉科」。白とこげ茶色を基調にしたシンプルで落ち着きのあるクリニックだ。子どもの来院が多いためキッズスペースは広く、吸入器の部屋には、同院のシンボルマークにもなっているハタタテダイや色とりどりの魚が優雅に泳ぐ大きな水槽があり、患者の目を楽しませている。開業して5年、藤澤利行院長にこれからの展望について聞くと、「もう理想に近い状態です。これを維持して頑張っていきたい」との答え。設備を充実させ、徹底した感染症予防対策のもと、優しくこまやかな診療を続けてきたからこその言葉である。スタッフともども笑顔を忘れない、親しみやすい同院の魅力についてさまざまな話を聞いた。

（取材日2017年6月23日）