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久保田 道也 院長の独自取材記事

国立セントラル歯科

(国立市/国立駅)

最終更新日:2025/05/26

久保田道也院長 国立セントラル歯科 main

JR中央線国立駅とJR南武線谷保駅の中間にあって、閑静な住宅街の中に立つ「国立セントラル歯科」。2012年に同院を開業した久保田道也院長は、設備面においても治療面においても患者ファーストを徹底し、痛みに配慮した診療や、丁寧でわかりやすい説明を行うことを日頃から心がけている。診察室は半個室でありながら圧迫感を感じさせないつくりで、院内は車いすでも受診しやすいバリアフリー仕様。患者に寄り添ったスタッフ陣の対応で、定期的な受診の後押しにつなげる。歯周病分野を専門とし、予防歯科にも力を入れている久保田院長。豊富な診療経験を有しながら、謙虚な姿勢で診療にあたる院長に、同院の特徴や診療方針などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2023年1月27日/情報更新日2025年5月16日)

車いすでも受診しやすい、患者想いの歯科医院

プライバシーが保たれながらも、明るく開放的な診察室ですね。

久保田道也院長 国立セントラル歯科1

当院は、ベビーカーや車いすでいらっしゃった場合でもストレスなく受診できるよう、患者さんにとって優しい歯科医院であることを第一に設計しました。リフトタクシーなどでいらっしゃった際は、正面の駐車場から玄関スロープを通って車いすのまま診察室へ入ることができますし、トイレが車いす対応であるのはもちろん、診察室にもゆとりを持たせ、圧迫感なく過ごしていただけるような空間づくりをしています。また、診察台については、車いすからスムーズに移動できるよう、通常よりも座面が低く、肘置きが簡単に取り外せるタイプの診察台にしていますので、その点でもご不安なくお越しいただけたらと思います。また、お子さん連れの方には待合室の隣にキッズスペースがありますので、ぜひご利用ください。

診療の特徴や、医療設備について詳しく教えてください。

当院は、「できるだけ痛みに配慮した、怖くない診療」をめざして取り組んでいますので、痛みの少ない電動麻酔注射器を使用したり、虫歯や歯周病の治療にレーザー機器を併用して、できる限り痛みに配慮した診療に努めています。レーザー機器を使用することで、痛みだけでなく歯科特有のキーンという音も軽減されますので、音による不快感や緊張感が幾分緩和されるのではないかと思います。また、院内ではアロマをたいて、香りの面からも患者さんにリラックスしてお過ごしいただけるよう工夫をしています。院内感染の予防については、治療に使用する機器を高圧滅菌装置(オートクレーブ)で滅菌処理しているほか、空気清浄機を設置するなどして対策を図っています。

どのような方が多く受診されているのでしょうか。

久保田道也院長 国立セントラル歯科2

当院は文教地区の住宅街にありますので、近隣にお住まいの方に多くお越しいただいています。開業して10年という月日の中で、通ってくださっていた方が遠方へ転居されたこともありますが、お引っ越し後も引き続き通院してくださるケースもあり、身の引き締まる思いです。当院は一般歯科をはじめ、小児歯科、矯正歯科、口腔外科と幅広く診療していますので、お子さんから高齢の方まで、ご家族全員を診させていただくことも多いです。ここ数年の変化としては、人前でマスクを着用することが増えましたので、口元を隠せるこの機会にお口のコンプレックスを解消したいという方が治療にみえるようになりました。また、車いすでの受診も増えています。

丁寧でわかりやすい説明で、患者の希望に沿った治療を

歯周病や予防歯科に力を入れていらっしゃいますが、歯周病の分野を専門に学ばれたのはなぜでしょうか。

久保田道也院長 国立セントラル歯科3

両親も祖父も医師でしたので、医療の道を志したのは私にとっては自然な流れだったのですが、歯科に進んだのは、歯の健康が全身の健康につながるということ、また、健康な歯を長く保たせることでお年寄りの健康維持に貢献できるという点に歯科の魅力を感じたからなんです。一方で、歯周病というのは全身に悪い影響を及ぼしかねない慢性疾患なんですね。歯周病学は、予防歯科をはじめ、抜歯などの外科的処置、補綴(ほてつ)や修復処置、噛み合わせの治療まで歯科医療技術をオールマイティーに行う学問ですから、歯科診療を包括的に学べるという点にも魅力を感じました。当院では歯周病のケアを行いつつ、予防にも力を入れ、できる限り自然の歯を残していくというイメージで治療にあたっています。

診療において大切になさっていることはありますか。

患者さんのご要望に沿った治療を行うために、なるべくわかりやすく、丁寧な説明をするように心がけています。当院では、カウンセリングの際、今後起こり得る疾患や放置することによる弊害をお話ししてから、治療方針をご相談していきます。そして、いくつかの治療パターンからご希望に合った治療法をお選びいただきますが、重要なのは、患者さんがご納得された上で治療に入るということです。言葉で説明しづらい場合には、例えば患部の写真をお見せしたり、液晶モニターを使ってアニメーションで治療内容をご覧いただいたり、小さなホワイトボードに絵を描いて手元でご説明したりなどして、視覚的なアプローチによって理解していただけるよう努めています。

なぜ、そのような説明を尽くす診療スタイルになったのでしょうか。

久保田道也院長 国立セントラル歯科4

私自身が患者として治療を受けたときに、「結局どこが虫歯だったんだろう」「どんな治療が最適だったんだろう」と、疑問に思ったことが多々あったからなんです。歯科医師から「これだけ虫歯が大きいですよ」と言われても、自分では見えないのでわかりませんよね。でも、写真を撮って見せてもらえたら納得がいくはずです。そのように視覚的なツールを使ってご説明することで、より理解が進むのではないかと実体験を通して感じました。いまだ試行錯誤中で力不足ではありますが、今後も良い方法があれば実践していきたいなと思っています。

スタッフと連携を取り、患者ファーストな医療の提供を

スタッフとの連携についてはいかがですか。

久保田道也院長 国立セントラル歯科5

小児歯科は主に私の妻が、矯正と口腔外科は各部門の専門性の高い先生にお越しいただき、歯科衛生士さんも含めたチームで日々の診療にあたっています。患者さんの中には、女性スタッフのほうが話しやすいという方もいらっしゃるので、スタッフ間で連携を取って内容を確認し合っています。歯科衛生士さんについては、患者さんの治療経過をよく理解していますから、例えば、前回の診療から改善した部分があれば、「きれいになっていますよ」と患者さんのモチベーションを上げるような声がけを心がけていますし、朝行われるスタッフミーティングでも「この方は時間より早く来られるから早めに玄関を開けましょう」とか、「今日は雨なので、車いすの患者さんにご連絡して曜日を変えましょう」といったふうに、患者さんに寄り添った意見を出してくれます。こうしてみんなで話し合うことで、患者さんが当日ベストな状態で治療を受けられるよう、最善を尽くしています。

歯科医院としての今後の展望についてお聞かせください。

いかに「痛くないときに」お越しいただくか、口腔ケアを大切にしていただくかということが当院のめざすところです。例えば、歯周病の治療は「完治したからずっと大丈夫」というわけではなく、アフターメンテナンスが非常に大切なので、定期検診の重要性や予防の意識を患者さん自身に持っていただけるように、今後も啓発に尽力したいと考えています。働き世代の方など、忙しくてなかなか受診できない場合もあるかと思いますが、リタイア後、時間ができたからと定期的に通院してくださるようになった患者さんもいらっしゃいますので、そういう方がもっと増えて、皆さんの健康維持に貢献できたら良いなと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

久保田道也院長 国立セントラル歯科6

未熟ではありますが、これからも患者さんのご要望にお応えできるよう、日々研鑽を積んで治療にあたってまいりたいと思います。何かご不安な点があれば、治療に入る前でも治療中でも構いませんので、遠慮なく聞いていただき、ご納得いただいた上で一緒に治していければと思います。車いすやベビーカーでのご来院も可能ですし、歯科医院が苦手な方でも安心してお越しいただけるよう、スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。

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歯列矯正/15万円~

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