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やまでらクリニック

やまでらクリニック

山寺 博史院長

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三鷹駅からのんびり歩いて2分ほどの武蔵野市中町に、心療内科・精神科「やまでらクリニック」はある。ビル5階の静かな環境、落ち着いた雰囲気の院内では、山寺博史院長が明るい笑顔で迎えてくれる。精神科の医師として40年以上のキャリアを持ち、海外の研究機関も含め、多くの大学病院などで研究・臨床を積み重ねてきた山寺院長は、日本東洋医学会漢方専門医の資格も有し、「患者さんに合った治療」を研究し続け、治療では漢方薬や認知行動療法を用いるという。「日本人に合う治療法を確立していきたい」と語る山寺院長に、めざす医療や診療の特徴などについて話を聞いた。
(取材日2019年3月11日)

睡眠障害の治療には保険が使える漢方薬も活用

―どのような患者さんが多いのでしょうか?

いろいろな方がいらっしゃいますが、一番多いのは適応障害を含むうつ状態やうつ病の方。若い方も多く、中高年以降に発症される方も少なくありません。一方、最近増えているのは睡眠障害ですが、今はまだ睡眠の専門家が少ない現状です。夜眠れない「不眠症」のほか、若い方に多いのは、眠るべき時間に眠れず、起きるべき時間に起きられない「睡眠覚醒リズム障害」。また昼間眠たくてしょうがないことから「過眠症」ではないかと相談される患者さんもいらっしゃいます。しかし、よく調べると実は睡眠不足だった、ということも。必要な睡眠時間は人によって異なって、6時間未満の睡眠で十分な方もいれば、10時間眠っても睡眠が足らない方もいらっしゃいます。その人にとって十分な睡眠時間が確保できていれば問題はないのですが、残業や長時間通勤が常態化した社会構造の中では難しいことなのかもしれません。

―睡眠障害に対してどのような治療を行っていらっしゃるのですか?

症状がさまざまで原因の特定も難しい睡眠障害ですが、治療法はある程度確立されています。治療では、まず睡眠の仕組みと良質な睡眠をとるためにできることは何かを丁寧にご説明します。加齢による変化として50歳以降は眠りが浅く短くなるなど、必要な睡眠量はライフステージによって変化します。「睡眠不足だ」と思い込まれている方の中にも、実は十分に睡眠をとれている場合も。そのような方にも依存傾向のある睡眠薬が処方されている現状は、たいへん危険と言っても過言ではありません。それよりも寝る時間を決めるなど、規則正しい生活を心がけて「睡眠衛生」を整えることが重要です。例えば、就寝・起床時間を記録するだけで変化がみられ、薬を使わずとも改善につながる方もいらっしゃって、それは喜ばれますね。薬を使うのはその後です。また、どうしても薬を使いたくないという方には、自費診療になりますが、認知行動療法をお勧めしています。

―お薬はどのようなものを使われますか?

一般に睡眠障害の治療では、ベンゾジアゼピン系などの西洋薬を処方されることが多いです。正しく処方されていない場合、依存性が高いため一度使い始めるとなかなかやめられなくなることもあります。また、使ううちにだんだんと量が増え、効果を求めてさらに量が増える、という悪循環に陥ることも多いです。これまでの経験から、当クリニックでは保険を適用できる生薬を組み合わせた飲みやすい顆粒状の漢方薬を積極的に処方に取り入れています。漢方薬は副作用も少なく日本人の体質に合う場合が多いなど、多くのメリットがあると考えています。症状が軽い方は、まず漢方薬の処方から始めることもありますし、患者さんによっては漢方薬と西洋薬を合わせて処方し、自然治癒力を生かしながら徐々に睡眠薬を減らしていくようにしています。また、他院で処方されている睡眠薬を止めたい・減らしたいという方にも、漢方薬や認知行動療法などが有用なこともございます。

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カウンセリング1回50分/8000円



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