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今岡 大也 院長の独自取材記事

いまおか内科クリニック

(今治市/今治駅)

最終更新日:2023/04/28

今岡大也院長 いまおか内科クリニック main

今治市の南東部、瀬戸内海に近いエリアにあり、吹き抜けの窓から光が差し込み、庭の樹々にも癒やされる広々とした待合室が印象的な「いまおか内科クリニック」。地元今治出身の今岡大也(ひろや)院長が2011年に開業した。めざすのは「なんでも相談できるかかりつけ医」。勤務医時代の経験を生かし、一般的な内科疾患の治療に加え、消化器疾患、糖尿病の治療にも力を注ぐ。優しく穏やかな印象の今岡院長だが、実はトライアスロンにも参加するスポーツマン。学生時代はサッカーに打ち込み、現在は地元サッカーチームのチームドクターも務めている。そんな今岡院長に、診療のモットーや治療方針などじっくり聞いた。

(取材日2023年4月1日)

経験を生かして、糖尿病の治療にも注力

先生が医師を志したきっかけと、この地で開業された理由をお聞かせください。

今岡大也院長 いまおか内科クリニック1

父がここで小児科医をしていました。小さい頃からその姿を見ていたのが医師をめざした一番の理由です。自分が子どもの頃、急患の方が夜中にいらっしゃって、父が対応していたことを覚えています。今思うと大変だったろうと思うのですが、父は地域に根差した医療を実践していたんだなと。そうしたなじみのある地で、自分も父のやってきたことを少しでも引き継いでいけたらと思っています。

こちらのクリニックの診療内容について教えていただけますか。

今岡大也院長 いまおか内科クリニック2

プライマリケアを行う医師として内科全般の診療を行っています。問診、診察を行い疾患の早期発見に努めています。「この症状は何科にかかればいいの?」というような場合も、遠慮なくおっしゃっていただけたらと思います。血糖や血圧、コレステロールが高い方もおいでいただいておりますが、自覚症状がなく健診で初めて指摘された方も多いです。最初はなるべく時間をかけて生活歴や家族歴などお話を伺うようにしています。病診連携も積極的に行っており、済生会今治病院や県立今治病院のほか、専門性の高い他科の先生方とも連携してスムーズな検査・治療ができるよう心がけています。

どの年代の患者さんが多いですか。また感染対策について教えてください。

年齢層は幅広くお越しいただいています。平日夕方や土曜日にはお勤めの若い方も来られます。新型コロナウイルス感染症などへの感染対策を徹底しています。入り口での検温、手指のアルコール消毒、待合室の換気などに加えて、発熱など風邪症状がある方と他の方が接触しないよう、時間・空間を分けるようにしていますので、安心してお越しいただければと思います。

一人ひとりに合わせた治療で患者に寄り添う

診療の際、心がけていることを教えてください。

今岡大也院長 いまおか内科クリニック3

患者さん一人ひとりに合った診療をすることを心がけています。例えば、糖尿病をお持ちの方に一律に同じ数値をめざすような指導はしないようにしています。年齢もさまざまですし、他の疾患を併せ持った方、自身の健康に対し意識の高い方、そうでない方、いろんな方がおられます。診察を通してしっかりコミュニケーションを取りながら、個々の生活背景を踏まえ目標を決めて治療を進めていきます。イメージとしては、医師と患者さんが対面というよりも並んで寄り添う「二人三脚」のような関係性を大事にしています。

糖尿病の治療についてもう少しお聞かせください。

糖尿病は薬さえ飲めば治るという病気ではないので、患者さんご自身が糖尿病をよく理解し、自分が自分の主治医のようなつもりで日々を過ごすことが大切です。患者さんが前向きに治療に取り組めるよう、他のスタッフとともに協力して治療にあたっています。診察前に体重や血圧を測ったり採血をしますが、そこでの患者さんと看護師とのたわいもない会話の中に改善のヒントが隠されていることもあったりします。治療の過程では検査の数値が悪くなることもあるかもしれませんが、その原因、対策を一緒に考えていくようにしています。糖尿病は治療を続けることが何より大切です。そのために患者さんをしっかりサポートしていきたいと思っています。

糖尿病についてはイベントを開催されているそうですね。

今岡大也院長 いまおか内科クリニック4

糖尿病という病気を一人でも多くの方に知っていただくために、11月14日の「世界糖尿病デー」に合わせて、毎年11月にお隣の調剤薬局さんと一緒に無料イベントを開いています。いろんな職種の先生に糖尿病に関連するお話をしていただいたり、血糖値の測定や栄養相談なども行い、当院の患者さんはもちろんですが、ご家族や地域の皆さんにも自由に参加していただいています。健診などで糖尿病を指摘されていても、症状がないからと放置する方が少なくありません。悪化してからではなく、早い段階から治療を始めることが重要です。そういったこともイベントを通じてお伝えして、医療機関を受診するきっかけになったらいいなと考えています。

チームドクターとして選手の健康管理も

休みの日はどのように過ごされていますか。

体を動かすことが好きで、ランニングをしたり、しまなみ海道を自転車で走ったりしています。2017年から伯方島でトライアスロン大会が開催されるようになり参加しています。伯方島は父の出身地で、子どもの頃よく遊びに行っていた思い入れのあるところなんです。また、学生時代からサッカーをしていて、今も時々ボールを蹴っています。サッカーはするのも観るのも大好きです。

地元のサッカーチームのチームドクターもされているそうですね。

今岡大也院長 いまおか内科クリニック5

縁あって地元サッカーチームのシーズン前のメディカルチェックや日常的な健康管理などのサポートをしています。また試合結果に一喜一憂しながら楽しく応援もさせてもらっています。地元にサッカーチームができて、いろんな形でその応援ができるって素晴らしいことだなと思います。

最後に今後の展望をお願いします。

今岡大也院長 いまおか内科クリニック6

医師になって25年、開業して10年が過ぎましたが、私の尊敬する先輩医師の言葉に「万年研修医の気持ちで」というのがあります。初心を忘れることなく、常に学びの気持ちを持って日々の診療にあたっていきたいと思います。最近は糖尿病の治療のほか、ご高齢の方の寝たきり対策、骨粗しょう症対策などにもっと運動やスポーツを生かせたらいいなあ、などと考えています。

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