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森 俊輔 理事長の独自取材記事

わだち歯科クリニック

(丹羽郡扶桑町/扶桑駅)

最終更新日:2021/10/12

森俊輔理事長 わだち歯科クリニック main

名鉄犬山線扶桑駅から徒歩10分、県道64号線沿いにある「わだち歯科クリニック」は、グリーンの丸い壁面に描かれた大きな歯が印象的だ。院内は白い壁にピンクとグリーンを配した造りで、ポップでカジュアルな雰囲気に包まれている。理事長の森俊輔先生は、小さな子どもとその親が楽しく通える歯医者にしようと建物や内装だけでなく、スタッフのユニフォームをポロシャツにして親近感を持たせたり、フレンドリーな対応を心がけている。歯科医師が一方的に治療を決めるのではなく、患者が納得し望んだ治療をするためにも気楽に話せる雰囲気を大切にしているのだ。食育の資格を持ち、育児に関する情報発信を積極的に行う森先生に子どもの矯正治療や今後の展望について聞いた。

(取材日2017年2月16日)

子育て中の親子が親しみやすいカジュアルな雰囲気

ポップで明るい雰囲気のクリニックですね。

森俊輔理事長 わだち歯科クリニック1

開業するにあたり、30代の女性とそのお子さんを診ていきたいと思っていたので、できるだけ皆さんが気軽に通えるクリニックにしたいと思っていたんです。特に子どもは歯医者を怖がったり嫌がったりする傾向があるので、そういったものを払しょくするためにも明るくて楽しい雰囲気の色使いにしたくてピンクとグリーンを使いました。上品さを追求するより、ポップで親しみやすいものにしたいと思った結果、このような形になりました。この院内の雰囲気がいいと言ってくださる患者さんもいらっしゃるのでうれしいですね。

子育て中の親子を診ていきたいと思ったのはどうしてでしょう?

家庭を守るのはやはりお母さんだと思っています。食事を作ったり、育児をするのはお母さんが主ですよね。ですからお母さん方にそういう知識を得ていただき、知っていただくことでその家庭全体がよくなればと思ったのです。いろんな知識をお伝えして、それを実践するかしないかは自由ですが、知らなければ何もできませんからね。そのきっかけをつくれたら、と思っています。歯科医師になりたての頃から開業したら親子で診ていきたいと思っていたんですが、そういった体験からその思いが一層強くなったこともあり、ますます情報発信には力を入れていきたいと思っています。

食育の資格を取られたのも、お母さん方への情報発信を考えてのことですか?

森俊輔理事長 わだち歯科クリニック2

そうですね、食育については、お母さん方に伝えていけたらいいかも、とふと思い、始めたのがきっかけです。勉強し始めたら僕自身が夢中になってしまったんです(笑)。最初は食事について発信できたら、と思っていたのですが、そこから波及して子どもの成長には、姿勢や呼吸など、食事以外にも大切なものがあるということがわかりました。例えば、呼吸を改善することで歯並びにいい影響が出てくることも少なくないですし、矯正治療しても普段の呼吸がよくないと元に戻りやすい傾向があるので、ただ矯正装置を入れて治療するだけでなく、そういった話をすることも大切だと思い、日々の診療の中でお母さん方にお話をさせていただいておりますね。

メリットの多い取り外し式の矯正器具

子どもの虫歯をつくらないためにはどうすればいいのでしょう。

森俊輔理事長 わだち歯科クリニック3

両親、特にお母さんのお口の中の健康をしっかり保つというのが大切になります。例えば食事中の親から子への口移しなどで虫歯感染することが多いです。お父さんよりお母さんから移るというデータもあるので、お子さんのことを心配するのであれば、まずご自身が定期的にお口のケアをして虫歯予防や歯周病対策を心がけていただくことが大切です。当院はベビーカーを診察室に入れて赤ちゃんにお母さんの顔が見える状態で診療できますので、お子さん連れでも安心して来ていただけますし、妊婦さんが検診にいらしたときには、お子さんが無事生まれて歯が見えてきたらフッ素をつけるといいことなどをお話ししています。歯が見えてきたら離乳食のあげ方で歯並びに影響が出てくることなどもお話ししていますので、ぜひ来ていただきたいですね。

貴院では矯正治療も行っているとのことですが。

当院で行う矯正は、その子の年齢や歯並びなど個々の状態によって合ったものを選んでいます。ただ、できるだけ自分ではめたり外したりできる取り外し式の装置を使っていきたいと思っているんですね。固定式だと歯磨きがしづらくて虫歯になりやすかったりしますが、取り外し式であればそういうこともありません。装置をはめるのは寝ている時と、起きている時は帰宅してからの1、2時間なので、学校へ行くときには装置を外せるのも子どもにとってはうれしいと思いますし、痛みも少ないです。6歳から8歳くらいで矯正治療を始めると歯を動かしやすくて治療しやすいですし、子どもも痛みが少なく費用面でも比較的負担が少ないので、それくらいの年齢を目安にされるといいと思います。ただ、気になったらまずはご相談くださいね。診察した結果を踏まえて、治療開始時期や方法を決めていくことになります。

貴院は明るいスタッフさんたちがそろっていらっしゃいますね。

森俊輔理事長 わだち歯科クリニック4

ありがとうございます。スタッフはみんな明るくてフレンドリーなので、患者さんも質問しやすいみたいです。また、スタッフが来ているユニフォームですが、こちらにもこだわりがあり、子どもが親しみやすくてカジュアルな雰囲気を出すために、ポロシャツにしているんですよ。色はその日の気分でそれぞれが思い思いのものを着ていますので、スタッフ全員が違う色ということもあるんですよ。おもてなしみたいな高級感よりも親しみやすい雰囲気で患者さんを迎えて、あくまでも気楽に来ていただきたいと思っています。

地域の活性化に役立てるクリニックでありたい

印象に残っている患者さんはいらっしゃいますか?

森俊輔理事長 わだち歯科クリニック5

今も通ってくださっている患者さんの中で、もともと長年、歯医者で嫌な思いをしてきて、歯医者に対してマイナスなイメージをもっていた方がいました。クチコミで、うちのクリニックだとしっかり話を聞いてくれて嫌がることはしないので通いやすいという聞き、来院されたそうです。開業からずっと通院してくれている方も多いですね。そう思ってくださる方がいるとやはり、うれしいですし、やりがいに感じますよね。

ご多忙かと思いますが、森先生は趣味など楽しみにしていらっしゃることはありますか。

大学時代から卒業後しばらくはダイビングに熱中していました。ライセンスを取って、国内外問わずいろんなところへ潜りに行っていましたよ。子どもが生まれてからは全然行っていませんが、将来子どもたちと潜ってみたいですね。高校時代にクラスメイトにCDを借りたことをきっかけに、好きになったバンドがあり、ライブにも出かけたりしていました。実はクリニック名の「わだち」は、そのバンドの1990年にヒットした歌のタイトルからつけたんです(笑)。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

森俊輔理事長 わだち歯科クリニック6

とにかく、歯科のこと問わず気になることがあれば相談してみようかな、と思ってもらえる存在として根付いていきたいですね。情報発信も今まで以上に力を入れていきたいですし、医療機関としてだけでなく、教育機関のような役割を担えたらいいなと思っています。地域の方とも協力しながら地域活性化にも今後役立っていきたいですね。歯科医院は気楽に通い続けることができて、患者さんが言いたいことを言えるところであるべきだと考えていますので、なんでも気軽に相談してくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正:35万円~(税別)※詳しくは無料相談にてお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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