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天沼 崇 院長の独自取材記事

志津ココロ歯科・矯正歯科

(佐倉市/志津駅)

最終更新日:2024/04/10

天沼崇院長 志津ココロ歯科・矯正歯科 main

志津駅からバスで7分。志津図書館前停留所で降りると、すぐ近くに歯をモチーフとしたオレンジ色の看板が見える。「志津ココロ歯科・矯正歯科」は、幅広い年代の歯の悩みに向き合う地域のかかりつけ医だ。補綴や矯正の分野で研鑽を積んできた天沼崇院長をはじめ、歯周外科やインプラント治療を専門とする計4人の歯科医師が在籍。歯科用CT・デジタルエックス線・マイクロスコープなど先進の機器を取りそろえ、歯・顎・骨などのバランスや噛み合わせを重視するオーストリア咬合学に基づいた、心を込めた診療を提供している。衛生管理を専門とするクリーンキーパーと呼ばれるスタッフにより清潔に保たれた院内は、まるでホテルのような安らげる雰囲気。より良い診療のためにデジタル化にも力を入れる天沼院長に、同院の特徴や院名に込めた思いを聞いた。

(取材日2023年9月5日)

地域に根差し、患者とともに歩むクリニック

先生はなぜこの場所での開業を選ばれたのですか?

天沼崇院長 志津ココロ歯科・矯正歯科1

開業を選んだのは、患者さん一人ひとりに向き合い、小児から成人まで長期にわたって診られるようなクリニックをつくりたかったからです。私は神奈川歯科大学を卒業後、同大学院で矯正歯科の研究・臨床に携わり、その後も大学病院や埼玉県内のクリニックで研鑽を積んできました。多くの患者さんに接してきましたが、大学病院ですと同じ歯科医師が長く診ることはほぼなく、また患者さんも長く通われることは少ないです。埼玉県で勤務していたクリニックも、人の入れ替わりの多い地域にありました。「地域に根差し、患者さんとともに歩むクリニックをつくりたい」と考えて選んだのがこの場所です。私は稲毛区の出身ですので、もともと佐倉市にはなじみもありました。この辺りには古くからの一戸建てもあれば、新しいマンションも立ち並び、幅広い年代の方が生活されています。これからもこの場所で地域の皆さんに信頼されるクリニックへと成長していきたいですね。

院名の「ココロ」に込めた思いをお聞かせください。

当院のビジョンは「心を込めた診療」、ミッションは「口腔衛生を通じて社会に貢献すること」です。この思いを「ココロ」という院名に込めました。患者さんは不安を抱えて来院されますから、言葉遣いや動作も含めて安心感を提供できるよう心がけています。スピーディーな治療や、しっかりと時間をかけて行う治療、保険診療や自費診療。患者さんが治療に求めるものは人それぞれです。メリットやデメリットも含めて複数の治療法を提案し、患者さんが選んだ治療に全力を尽くします。患者さんを第一に考える姿勢は、私だけでなくスタッフ全員が持っています。例えば治療前に顔にタオルをかける際にも、お声がけをしながら優しい動作で。小さなことかもしれませんが、心を込めた対応で患者さんに安心していただければと思っています。

院内全体が明るく居心地の良い雰囲気ですね。

天沼崇院長 志津ココロ歯科・矯正歯科2

内装は副院長である妻とデザイナーさんにお任せしたのですが、壁紙にもこだわってホテルのような安らげる雰囲気をめざしました。木目やアースカラーを随所に取り入れ、受付から診療室につながる自動ドアには動物のシールがデコレーションされています。まるで動物たちが森の中に入っていくように見えますよ。受付から目の届く場所にキッズスペースを備え、おむつ交換台、授乳室とパウダールーム、お子さん用の洗面台もご用意しています。院内全体がバリアフリー設計で、ベビーカーや車いすでもご来院いただけます。待合室のテーブルや傘立てにもこだわっていますので、ご来院の際はぜひご覧になってくださいね。

歯を抜かず、オーストリア咬合学に基づいた歯科治療を

こちらではどのような診療が受けられるのでしょうか?

天沼崇院長 志津ココロ歯科・矯正歯科3

小さなお子さんには理想の口腔内の基礎をつくり、年齢を問わず虫歯・歯周病の予防や矯正治療に力を入れ、歯を失ってしまった方にはインプラント治療などで口腔機能を補うことをめざします。歯科医師は4人体制です。私は補綴や矯正を専門に学んできましたし、副院長の専門は歯周外科、そして麻酔の知識を持ち、一般歯科から矯正治療まで手がける對馬先生、インプラント治療を担当するのは「アイティーデンタル日暮里」で院長を務めている飯島先生です。定期的なカンファレンスでお互いの知識を深め合いながら、オーストリア咬合学に基づいた治療を提供できるのが当院の強みです。

オーストリア咬合学に基づいた治療とはどのようなものですか?

「オーストリア咬合学」というのはもともと補綴学に属し、歯・顎・骨などのバランスや噛み合わせ、全身との調和を考える学問です。母校の佐藤貞雄先生はこの分野に精通されていて、私は佐藤先生から、しっかりとした噛み合わせをつくる重要性を学びました。矯正の授業でいきなり骨格の話が始まったことも、強く印象に残っています。当院ではこの考えに基づき、歯をできるだけ抜かずに噛み合わせを考えながら治療を行っていきます。矯正治療でも基本的には歯を抜かず、噛み合わせを改善しながら歯並びを整えていくことをめざします。

現在力を入れていることを教えてください。

天沼崇院長 志津ココロ歯科・矯正歯科4

一つ一つの治療をより深化していけるように努力しています。私自身は矯正を専門としていますが、根管治療、補綴治療、インプラント治療にもより深い知識を持ち、チームで良い治療ができるように初期治療をできるようにしています。患者さん一人ひとりに対して総合的に診断をし、説明ができるよう心がけています。

テクノロジーを活用しながら、心を込めた診療を

衛生面への取り組みについてもお聞かせください。

天沼崇院長 志津ココロ歯科・矯正歯科5

衛生管理には力を入れており、クラスBのものを含めた複数の洗浄・滅菌器を使って常に清潔な治療器具の用意に努めています。空気清浄システムの導入や浄水器の使用で、空気も水もきれいです。当院には衛生管理を専門とするクリーンキーパーと呼ばれるスタッフが2人おり、その活躍のおかげで私たち歯科医師は治療に専念できますし、歯科衛生士は安全性に配慮したクリーニングを提供でき、受付スタッフは清潔な環境で患者さんをお迎えできているんです。良いクリニックとは、チームで力を合わせてつくるものなのだと実感しています。

今後、力を入れていきたい分野はありますか?

「デジタルデンティストリー」の考えに基づき、診療のデジタル化に注目しています。その一環として、歯科用CTや口腔内スキャナーを導入しております。デジタル化によりバラバラだった情報を1つに統合し、あらゆる分野から総合的に診断することができるため、より精度が高く深化した治療を提供できると考えております。また、マイクロスコープも導入しており、肉眼では難しいレベルまで患部を確認でき、適切な診断のために役立てています。最近では、口腔内スキャナーの撮影データをQRで読み込むシステムも導入しました。スマートフォンで口腔内の画像を確認できますから、補綴物の治療など、帰宅後にご家族と相談することもできますね。

お忙しい日々の中、休日はどのようにお過ごしですか?

天沼崇院長 志津ココロ歯科・矯正歯科6

わが家には10歳の娘と8歳の息子がおり、都内の博物館や房州の海岸など、電車でいろいろなところに出かけています。2人とも長時間電車に乗れる年齢になったので楽しそうです。あと何年かして思春期になったら一緒に出かけてくれるだろうか……と思うと寂しい気もして、今は子どもたちとの予定を詰め込みすぎているかもしれません(笑)。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

できるだけ歯を抜かず削らず大切に、いつまでもしっかり噛めるような歯と口腔内づくりを心がけています。虫歯や歯周病の予防や治療、歯を削らない矯正治療、また歯を失ってしまったり、歯ではなく顎に違和感を感じる場合にもご相談ください。心を込めた診療で、地域の皆さんの歯の健康を守れるよう、スタッフ一丸となって取り組んでいます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

検査診断料/3万8500円、小児矯正/49万5000円、成人矯正 (金属) /82万5000円、成人矯正 (セラミック) /88万円、インプラント/47万円~(検査診断・手術・土台・上部構造印象料・上部構造料を含みます)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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