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守島 健次 院長の独自取材記事

守島デンタルクリニック

(鹿児島市/鹿児島駅)

最終更新日:2022/07/07

守島健次院長 守島デンタルクリニック main

玉里団地中央バス停のすぐ側にある「守島デンタルクリニック」。地元出身の守島健次院長が2010年に開業したクリニックだ。福岡のクリニックなどで研鑽を積み、東京・大阪での勉強会や海外でのスタディーグループにも足しげく通っていた守島院長が手がける治療は幅広く、一般的な歯科治療のほか、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)での根管治療やインプラント治療、矯正など多岐にわたる。技術力で患者に貢献するのはもちろんだが、最も大切にしていることについて、「患者さんに気軽に何でも話してもらえる環境づくりで、帰る時に笑顔で帰ってもらうことが何よりの目標」と話す守島院長。スタッフを含め、明るく気さくな雰囲気が魅力のクリニックだ。今回は、そんなクリニックをつくり上げた守島院長に、診療にかける思いを聞いた。

(取材⽇2021年9⽉8⽇)

自分を育ててくれた地元に歯科医師として貢献したい

まずは、先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

守島健次院長 守島デンタルクリニック1

母親も玉里団地で薬局を営んでいたり、上の兄弟もみんな医療系の仕事をしていたりと、環境的な要因もあったように思います。具体的に歯科医師になりたいと思うようになったのは、子どもの頃に家庭教師をしてもらっていた先生が鹿児島大学歯学部の学生さんだったことが大きいかもしれません。当時の私はろくに勉強もせず遊んでばかりいたので、親が家庭教師をつけてくれたんですが、先生が聞かせてくれる歯学部の話がとても面白くて、自分も歯科医師の道に進んでみたいなという目標になりました。進学で鹿児島を離れてからは先生と連絡をとっていなかったのですが、私が福岡で働いている時に所属していた歯科グループを取り仕切ってくれてた人がその先生で、偶然の再会を果たしました。今でも私を心配して「ちゃんとやっているんか」と定期的に連絡をくれたりと、とても気にかけてくれています。

開業に至るまではどのように経験を積んでこられたのでしょうか。

守島健次院長 守島デンタルクリニック2

歯学部を卒業した後、そのまま東京で働くという道もあったのですが、自分の頭の中に「いずれは地元鹿児島で開業したい」という思いがあったので、まずは福岡に戻って勤務医をすることにしました。福岡で働き始めて4、5年たった後、所属していたグループが新しい歯科クリニックを立ち上げるとのことで、院長をやらないかと打診を受けました。いい勉強になると思ってお受けし、さまざまな経験を積ませていただきました。とても忙しく大変な日々でしたが、患者さんからの感謝の言葉を励みに頑張ることができました。その後、鹿児島に戻ってきたのですが、鹿児島の歯科クリニックの事情をまったく知りませんでしたので、鹿児島市内で2年勤務医として経験を積ませてもらった後、2010年12月に当院を開業するに至りました。

玉里団地は先生の地元なのでしょうか。

開業させてもらっているこの場所は、私の祖母がかつて酒屋を営んでいた場所なんです。地元なので本当に知り合いが多くて、小さい頃にお世話になっていた近所のおじさんやおばさんが訪れてくれたりします。その方たちが「けんちゃん、けんちゃん」と呼んでくれるので、なんだかこちらも温かい気持ちになりますね。同級生のお子さんを診ることもありますし、とても人と人とのつながりを感じる場所です。私は小さい頃、やんちゃなこともよくしていたので、逆に今は、地元にちゃんと貢献しなければという思いが強いんですよ。

「帰る時に笑顔になってもらうこと」をめざす

クリニックではどのような治療に対応されていますか。

守島健次院長 守島デンタルクリニック3

ほとんどの歯科診療に対応しています。私を含めて常勤医師が2人、その他に非常勤の矯正歯科、口腔外科の先生が各1人ずつ来てくださっているので、幅広い診療を提供することができます。その他、インプラント治療やホワイトニングにも対応しています。また、根管治療にも積極的に取り組んでいます。日本の根管治療は海外ほど重要視されていない傾向があるのですが、当院では海外で学んだ知識を生かしてマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使った精密な治療をさせていただくこともできます。大学病院から患者さんを紹介されることもあり得意としてますので、根管治療に悩んでいる方はご相談いただければと思います。

「さわやか診療」に取り組んでおられるそうですが、どういった診療なのでしょうか。

「さわやか診療」はすべての人に適応できるのですが、特に、治療に対する強い恐怖心や不安感のある方にお勧めしているものになります。酸素にほんのり甘い香りのする笑気ガスを鼻から吸っていただく方法で、吸っている時は、ゆったりと楽な気持ちで治療を受けてもらうことが期待できます。ですが、「さわやか診療」は単に笑気ガスを吸ってもらうという治療ではなく、患者さん一人ひとりの悩みに寄り添って、笑顔になって帰ってもらおうという治療です。緊張感が強い方は、会話だけして帰っていただくというパターンもありますし、ブラッシングやマッサージで慣れてもらうことからスタートしたりします。スタッフ全員で寄り添って患者さんの気持ちに立つことがこの治療の一番のポイントです。

先生が治療において大切にされていることは何でしょうか。

守島健次院長 守島デンタルクリニック4

「帰る時に笑顔になって帰ってもらうこと」を目標にしています。あとは、まず患者さんが訴えている主訴をクリアすることです。その後にプラスアルファで、ここも治したほうがいいよというご提案をするようにしています。多くの選択肢を患者さんにお示しすることは重要です。よりよい治療法を患者さんに提供できるようにするのが歯科医師の務めだと思います。満足して帰ってもらうためには、一生懸命患者さんの話を聞くことも大切ですし、私自身が話しやすい存在でいることも重要です。歯科医師が治そうと頑張っている姿勢を見せることが、患者さんの信頼を得ることにつながるのではないかと考えています。

患者の悩みに寄り添えるスタッフを育てたい

先生は学校歯科医もされているんですよね?

守島健次院長 守島デンタルクリニック5

地元の小学校と中学校の学校歯科医をさせていただいています。自分の母校も含まれていて、育ててもらった地域に貢献できてとてもうれしいです。小学校では、歯の大切さを伝える活動もしていて、スライドを使って虫歯になる仕組みや歯がいい人と悪い人では食べられるものにどれだけ差があるか、そして、きちんと噛めると頭の回転がよくなりやすくて勉強にも役立つよということを伝えさせていただいています。子どものうちから歯に対する正しい知識を身につけて予防意識を持ってもらうことが、その後の人生に大きく関わってくると思うので、重要だと思っています。

スタッフの存在も大切だと思いますが、スタッフ教育で大切にしていることはありますか。

私がスタッフに願っているのは、どんな患者さんにも優しい対応ができるようになることです。面接の際にも相手の目を見て話を聞き、たくさん笑顔が出る方を選びたいなと思っています。患者さんは老若男女さまざまな方がいらっしゃいますので、それぞれの痛みに寄り添いたいと思います。そのためには、スタッフ同士で仲良くすることも大切です。診る側がぎくしゃくしていたら、その雰囲気が患者さんにも伝わってしまいます。当院はみんなすごく仲が良くて、歯科医師や歯科衛生士、受付など、どのスタッフ間にも壁がありません。高いレベルで治療を行うことはもちろん重要ですが、患者さんとのつながりを何よりも大切にしたいと考えているので、何でも気軽に聞いてもらえる雰囲気づくりに取り組んでいます。「帰るときはみんな笑顔で」というのは当院のポリシーでもあります。

最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

守島健次院長 守島デンタルクリニック6

当院では、口の中のことだけでなく、心のケアもできるような診療をしていきたいと考えています。高齢化が進み、なかなかお一人では歯科医院に通えない方も増えてきました。家に引きこもることで、口腔内の環境も悪化してしまうおそれがありますので、数年前から訪問診療にも力を入れて取り組んでいます。嚥下機能のチェックもしているので、最近ちょっと飲み込みにくいという症状がある方はご相談ください。いつまでも自分の口で食べられることで、人生を楽しく過ごせることにつながると思います。地域に密着した歯科クリニックとして、多くの人の笑顔をつくれるようにこれからも頑張っていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/20万円~、インプラント治療/26万円~、ホワイトニング/1万1000円~

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