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村上 文彦 院長の独自取材記事

村上歯科医院

(横浜市西区/戸部駅)

最終更新日:2020/01/30

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横浜市西区戸部本町、昔ながらの街並みを残しつつ、みなとみらいエリアにもほど近い場所に「村上歯科医院」はある。京急本線の戸部駅から徒歩約3分、またはブルーラインの高島町駅から約10分歩くとスタイリッシュな曲線窓が特徴的な建物が目に入る。大正時代の開業以来、100年近くにわたり診療を続ける同院の院長は3代目の村上文彦先生。1年強の休業を経て心機一転診療を再開したばかりのタイミングだが、穏やかな笑顔とともに迎えてくれた。「いわゆる歯科治療に限らず、健康と美を支えるお手伝いをしていきたい」と語る村上院長。虫歯や歯周病の治療に加え、低年齢からの極力抜歯をしない矯正や噛み合わせ、顎関節症の治療などにも力を注ぐ。「笑顔を取り戻す拠点でありたい」と話す村上院長に話を聞いた。
(取材日2019年8月22日)

歴史ある歯科でめざす、新しい知識と技術に基づく診療

こちらは大正時代から続く歴史ある歯科医院だと伺いましたが?

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はい。大正13年、西暦でいえば1924年に、祖父である村上松助がこの地に開業し、私で3代目です。現在の福岡県久留米市にあった歯科医院で修行して歯科医院を志した祖父ですが、当時はまだ国内に歯科大学など存在しなかった時代。東京の歯科専門学校に入学して開業をめざしたそうです。関東大震災を経るなどの困難も乗り越えて開業に至り、父が継ぎ、私が継いでもうすぐ100年。都合により1年半ほどお休みさせていただいたこともありましたが、こうして再開し、この場所で続けさせていただいているのは、本当にありがたいことです。そんな歴史とは対照的に、当院がめざす診療は新しい知識や技術に基づくもの。皆さんの歯科治療への意識を変えるような、レベルの高い治療の提供をめざしています。

具体的にはどのような治療を行っていらっしゃるのでしょうか?

お子さまの歯列矯正から、お年寄りのバネのない見た目きれいな入れ歯まで、幅広い診療を行っています。中でも噛み合わせを重視した治療を心がけ、口腔内を整えることで体全体のバランスや健康維持をお手伝いしております。もちろん本業の虫歯の治療ではできるだけ削らない、痛みの少ない治療を心がけています。長年診療に携わっていると、治療以前の問題を抱えられた患者さまが多くいらっしゃることに気づきました。歯科治療に対して恐怖心を抱いている方、顎関節症で口が大きく開かない方、喉奥に器具が入ると吐き気がする方など、当院ではそうした歯科治療を苦手とする患者さまのため、その症状に合わせた治療をまず行い、歯科治療ができる心と体の状態にします。その後で主訴の治療へと進みます。もちろん、薬物などを使うことなく、安心で快適に治療を受けていただけるように心がけています。

しばらく休診されていたそうですが、再開後変わられたことはありますか?

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眼底出血の手術のために1年6ヵ月ほど休診して2019年3月から再開させていただきました。ほとんど新規開業状態で、気持ちも新たにといったところです。ひとまず私一人体制での再スタートですのでご迷惑をおかけしてしまうこともあると思いますが、これまで蓄積してきた経験を生かし、さらに皆さまのお役に立っていければと思っています。

噛み合わせ治療と歯列矯正に注力

噛み合わせの治療に力を入れていらっしゃるそうですね?

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上下の歯が正常に合わない噛み合わせの悪さは、上手に噛むことや正確な発音が難しいという機能面に限らず、審美面や顎の発育面に影響が表れることもあります。また、噛み合わせや歯並びの悪さを放置することで、舌や口周辺の筋肉が過度の緊張を強いられ、全身にさまざまな影響を及ぼす可能性があることもわかってきています。口腔内のバランスを整えることで、これまで原因不明とされてきた頭痛や肩こり、嘔吐反射などの改善につながるのではないかと私は考えています。

顎関節症の治療も行っていらっしゃるとか?

多くの場合、顎関節症には外科的な治療やマウスピースでの治療が行われますが、なかなか改善に向かわなかったり、再発してしまったりすることも多いようです。これは、これらの治療が顎関節症の原因そのものに十分アプローチしていないためだと考えます。当院では、原因となっていると考えられる奥歯の形態と口腔内の筋肉へのアプローチを重視しています。

矯正治療も展開していらっしゃいますね?

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はい。主にお子さまを対象とした矯正治療をご提供しています。歯並びの悪さの根底には、多くの場合顎の骨の発育不足があります。幼い頃から顎の骨の発達を促す治療を行うことで、治療後の後戻りの少ない矯正治療につながっていくと考えています。具体的には取り外し可能な装置を入れて、顎を成長させる治療を行いながら、必要に応じてワイヤーブラケットも併用して歯並びを整えていきます。通常の矯正治療では小さいうちは様子を見て、永久歯が生えそろう頃に抜歯をしてから治療に入るということが多いようですが、当院の方法では基本的に抜歯も不要です。乳歯が生えそろってきたタイミングからスタートすることができます。

早く始めればその分早く終えられるのでしょうか?

適切なタイミングで治療を始めて集中的に取り組めば、3年程度で治療が終了するケースがほとんどです。治療開始が遅れると、その分治療期間も長引くこともあります。比較的低年齢のお子さまが対象となる治療ですので、親御さんの意識が重要。お子さまに任せてしまうのではなく、親御さん主導で取り組むことで、初めて有益となる治療といえるかもしれません。

患者本位の診療で、心と体の健康と美をサポートしたい

診療にあたられる際に大切にしていらっしゃるポリシーはありますか?

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当院のキャッチフレーズは「健康と美貌を創る歯科医院」です。一般的な歯科治療に限らず、治療の「前」と「その先」を大切にしています。治療の「前」では治療に恐怖心を抱いていらっしゃる方や、さまざま困難のために治療そのものが受けられない方に無理なく安心して治療を受けていただくこと。「その先」では、治療によってお口の中のみならず、患者さまの心と体を健康にして差しあげることです。症状の根源にある原因にアプローチして「ちゃんと治す」ということを大切に考え、当院ではホルマリンの使用をやめるなど、安全面も考慮しています。

院長が歯科医師を志されたきっかけを教えていただけますか?

実は、もともと「歯科医師になりたい」と思ったことはなく、周囲からのプレッシャーに押される形で歯科大学に進学しました。そんな後ろ向きな進学でしたから、大学時代もそこまで楽しめず、卒業後もしばらく勤務医を経験したのちに、なんとなく実家の歯科医院に戻ったという感じだったのです。しかし、次第に「やるからにはきちんと人の役に立ちたい」という思いが強くなり、積極的にセミナーに通って知識や技術を身につけることに時間を割いてきました。最初は後ろ向きの進路選択だったかもしれませんが、今では歯科医師という仕事に大きな意義とやりがいを感じています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いできますか?

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「歯科医院は痛む歯の治療だけをする所」と思っていらっしゃる方がほとんどだと思いますが、実は歯科医療は健康と美貌に深く関わり、ずばり歯こそが全身の中核を成す、と言ってもいいくらいです。健康になるには、そして美貌を手に入れるには歯の治療が重要だと考えています。私も今後歯科治療を通じて、多くの方々の体を治し、美しさを創り、感謝されることを願っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/初診料(資料収集 診断料として):3万円、装置代:1装置ごとに3~6万円、バネのない入れ歯/4万円~、インプラント/手術代込みで1本45万円、ソケットリフト等は別途15万~25万円
(すべて税抜き価格です。また金額は目安です。)

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