はま眼科

はま眼科

羽磨隆士 院長

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市営地下鉄グリーンラインの開通で町の様子が大きく変わった港北区高田。高田駅のロータリーの目の前にある「はま眼科」が開院したのは今から15年間。町の変貌を見届けてきたクリニックだ。院長は緑内障治療が専門で、多くの手術を手掛けてきたドクター。緑内障は40代以上から気を付けたい眼のトラブルの一つで、院長の経歴は働き盛りの世代の患者さんにも心強い。小さな子からお年寄りまで幅広い世代の患者さんが通ってくるクリニックで、「丁寧に、親切に」という院長のモットーは、患者さんにもしっかりと伝わっているようだ。ユニークな前歴やご家族の話までざっくばらんにお話しいただいた。(取材日2011年7月15日)

眼科医療は目覚しく発展。手術せず点眼薬で治せる緑内障治療も

―まずは先生のプロフィールからお聞かせください。

昭和61年に東京医科大学を卒業しました。その後大学に10年間残り、その間、東京医科大学茨城医療センターや北海道の市立根室病院、さらに山梨県の大月市民病院でも診療しました。それ以外はずっと母校の大学病院で多くの患者さんの治療、とりわけ緑内障や白内障の手術を中心に行ってきました。じつは僕は東京医科大に進む前に、立教大学の観光学科に通っていました。当時、立教大学の観光学科はとても斬新な学科で興味があったんです。そこでホテル経営について学びました。その後カナダでビジネスに携わったのですが、その頃から考え方が変わってきました。「もっと人を助ける仕事をしたい」と思うようになりました。そして東京医科大へ進んだわけですが、クラスメイトにも文系の大学を卒業した者が数名いました。おそらく今はもっと増えているのではないでしょうか。医療と観光はまったく毛色の違う分野に見えますが、「サービス」という意味では通じる部分があるのかもしれません。

―こちらのクリニックはいつ開院されたのですか?

平成8年4月15日に開院し今年で15年目です。今でこそ歯科医院や動物病院も同じ建物内にでき、駅前も便利に開けてきましたが、開院した当時は目の前に畑が広がっていました。本当に何もないところでした。この場所はたまたま通りかかったことが最初の縁でしたが、15年前、ここにクリニックを開院すると言ったら、みんなからこんな場所には患者さんなんて来ないよと言われました。それでも何とかなってきましたからね。横浜市営地下鉄グリーンラインが開通して、畑だった場所も立派な駅前のロータリーに生まれ変わりました。15年間、多くの患者さんの眼を診てきましたが、同時にこの町の歴史も見てきましたね。

―先生は緑内障にお詳しいと聞きました。

緑内障を専門的に学び、治療してきました。緑内障は40代50代の人が注意したい病気の一つですが、若い人でも罹る人がいます。しかし今は健康診断のときに眼底写真を撮ることが増えましたから、それで発見される人は多いです。白内障は悪くなっても手術したら治る病気です。しかし緑内障は放っておくとどんどん悪化してしまいます。さらに厄介なことに予兆と呼ばれるような症状がないんですね。そのため気が付いたときには手遅れという人も少なくありません。一方で朗報もあるんですよ。緑内障は今、治療薬がとてもよくなっていて、手術をしなくてもよいケースが増えています。私が大学にいた頃は治療薬が2種類しかなく、それが合わなければ即手術という時代でした。眼科については日進月歩で治療も薬も進化しています。

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