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医療法人SIRIUS いしが在宅ケアクリニック

医療法人SIRIUS いしが在宅ケアクリニック

石賀 丈士 理事長

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四日市市の郊外、緑が広がる地域に「医療法人SIRIUS いしが在宅ケアクリニック」はある。全国から見学、研修者も受け入れる、緩和ケアを中心に行うクリニック。石賀丈士理事長は、市全体の在宅や施設での看取り率を高めた“四日市モデル”といわれる体制構築に尽力した一人。「治す」ことよりも「治らない病気の患者に寄り添う」医師として、開業医や訪問看護ステーションなどと連携し、「最期まで住み慣れた場所で過ごしたい」という人々の願いに応える。「好きな言葉は『一日一生』。1日を一生懸命生きる人は、人生に悔いがないと感じます」と石賀理事長。見送る家族には涙とともに笑顔があふれる。開業から10年の今、地域医療、そして患者に対する熱い思いを語ってもらった。
(取材日2019年7月10日)

祖母の言葉を胸に医師の道へ、そして緩和ケアへ

―先生が緩和ケアを主に行おうと考えられた理由について教えてください。

高校生の頃、最初は農学部をめざしていました。でも受験直前に亡くなった認知症の祖母が、生前なぜか「孫は医者になって頑張っている」と言っていて、その言葉が心に残っていたこともあり医学部へ進みました。5年次に大学病院での実習が始まったのですが、末期がんで「つらい」「痛い」と苦しんで亡くなる多くの方を目の当たりにし、自宅で穏やかに亡くなった祖母とのあまりの違いに衝撃を受けました。素晴らしい先生がそろっている病院で「なぜだ?これはいかん」と独学で緩和ケアを勉強しました。そこで苦しんでいる人たちを助けたいという思いが募り、まずは総合病院で5年間、急性期医療を徹底的に学ぼうと毎晩0時まで働き、人の3倍勉強することに努めました。次に介護や緩和ケアの現場を知ろうと四日市の診療所に勤務、所長を務めました。

―それで四日市にご縁ができたのですね。

駅前で開業しようかとも考えたのですが、診療所の患者さんたちの猛反対にあい、診療所と近い、当時は何もない野山だったこの場所に開業しました。数人で始めたクリニックが今では非常勤2人を含む医師10人、看護師14人、事務18人、ケアマネジャー2人になりました。彼らの車と十数台の往診車で駐車場も必要ですので、結果的にはこの広い敷地で正解でした。開業時、こんな中心地から離れたところで在宅医療なんて無理だと周りから言われましたが、そんな先入観を打ち破り、ここで緩和ケアをメインとする在宅医療の日本一のクリニックをつくろうと志を立てました。まず一人で頑張って2年間で実績を出せば医師も集まるだろうと思いました。

―最初は医師一人で大変だったのでしょうね。

在宅医療を教えてくれる人もなく、毎日が試行錯誤。非常に忙しく、高熱が出ても仕事を続けていました。患者さんから「先生、微熱があるんですが」と電話がかかってきた時は「こっちは39度だよ」と(笑)。ついには意識を失って倒れて救急搬送されました。でも「日本一に」と言った以上、やるしかなかった。3年目から賛同してくれる医師が集まりはじめ、軌道に乗ったのは5年目から。ここを卒業して独立する医師にはノウハウをすべて提供していますので、それも良いことだなと思います。



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