全国のドクター9,320人の想いを取材
クリニック・病院 161,129件の情報を掲載(2020年10月30日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市西区
  4. 西長堀駅
  5. 医療法人 村上デンタルクリニック
  6. 村上 卓巳 理事長

村上 卓巳 理事長の独自取材記事

村上デンタルクリニック

(大阪市西区/西長堀駅)

最終更新日:2020/07/31

160077 top

西長堀駅3番出口すぐの場所に「村上デンタルクリニック」がある。白い扉を開けて入ると、明るく開放的な待合室は北欧のイメージで統一されている。キッズコーナーに並ぶ木のおもちゃは北欧製で、壁にも木をモチーフにしたイラストが描かれるなど、楽しくリラックスした雰囲気だ。村上卓巳(たかし)理事長がめざすのは、痛い、怖いといった歯科のイメージを払拭し、楽しく通えるクリニック。気軽に相談でき、さまざまな要望に応えられる歯科でありたいという。村上理事長に、地域医療を担う歯科医師としての姿勢、特に大切にしているという予防歯科にかける思いなどについて聞いた。
(取材日2018年5月21日)

北欧のデザインでクリニックをコーディネート

かわいい雰囲気のクリニックですね。

1

北欧の家具や低反発素材の治療用の椅子を採用し、さらに北欧のデザインテイストを随所に取り入れてコーディネートしています。妻がイラストやデザインを手がけるので、二人で壁面のイラストや内装の色使いなどを決めました。北欧にこだわったのは、僕自身がもともと好きだったということもありますが、当クリニックが力を入れている予防歯科の先進エリアだというのが大きな理由です。北欧のデザインには普遍性があるので、開院以来10年近く使っていますが、古びることなく、使いこむほどに風合いが深まりますね。

歯科医師になろうと決めたのはいつ頃ですか。

父が歯科医師で物心ついた時にはもう開業していましたので、身近に父の背中を見て育ちました。歯科医師以外にもデザインの仕事にも興味があったのですが、患者さんに感謝されている姿なども見て、自然に自分もやってみようと思うようになりました。父はある患者さんの舌がんを発見したことがあり、その方は父のことを命の恩人として感謝してくださったようです。僕はまだ小さなころにその話を聞いたのですが今もよく覚えていて、人に感謝されるやりがいのある仕事だなと感じたことも、歯科を志したきっかけになったと思います。

大学卒業後は大阪市内のクリニックに勤務されています。

最初に勤務した歯科では、院長が出産のために休みを取られることになり、院長の仕事を任されました。経営的なことも多く学べて開業する際に役立ちました。「町の歯医者さん」という感じの歯科医院で、幅広い年齢の方のさまざまな治療を体験できたことも、当クリニックの運営方針につながっています。その後に勤務したのは、インプラントを専門的に手がけるクリニックです。ちょうどインプラント治療が注目され始めた時期で、近い将来必須の技術になると考えて、勉強させてもらうために勤めました。数多くの症例にあたったことで、インプラント治療の良い面も改良すべき面も理解することができました。

開業場所を西長堀にされたのはなぜですか。

2

大阪市内での開業を希望しており、西区なら知り合いも多く、これからも人が増えて発展していくエリアだと思いました。ただ、人口が多いとか、利便性だけで決めたわけではなく、自分が「住みたい」「住んでみたい」と思える場所で開業することを大事にしました。そう思える場所なら、街そのものを愛せますし、住んでおられる人たちとも感覚や考え方が近いので、より密接なコミュニケーションができると思います。

ケアの大切さに気づける心に優しい診療をめざす

どんな患者さんが多いのですか。

3

現在のところ、20〜40代がボリュームゾーンです。男女比は4対6ぐらいでしょうか。新しく成長している街なので全体的に若い方が多く、一人暮らしの方も多いですね。結婚されている場合も共働きのご夫婦、あるいは幼稚園、小学校くらいの小さなお子さんがおられる家庭が中心です。

「体に優しく、心にも優しい治療」を掲げておられます。

体に優しい治療は当たり前だと思いますが、歯は実は心の状態にも強い影響を受けると考えています。例えば、心に余裕がないと、口の中のことに気が向きにくくなります。実際に、お口の中のケアが不十分な方に尋ねると、お仕事が忙しいとおっしゃる方が少なくありません。一方、気持ちが安定してゆとりがあるとケアにも気配りができて、お口の中のトラブルも少なくなると考えます。特に当クリニックの場合、忙しい方が多いので、悪いところ、痛いところがなくても歯科医院を受診することの大切さをしっかりと伝えていきたいと思っています。

基本的な治療の流れを教えてください。

多くの方が歯の痛みなどがあって来院されるので、まずはその訴えに対応することになります。痛みなどが治って気持ちに余裕ができた段階で、カウンセリングを行います。歯と歯茎の状態をチェックして、レントゲン写真、必要なら口腔内写真などを撮り、場合によっては模型や顕微鏡の画像なども用いながら、患者さんのお口の状態、必要な治療やケア、さらに最終的にどういった状態をめざすのかを説明します。痛みやトラブルを改善するだけではなく、お口の中を健康に保つことが大切なことであり、そこからが本当の意味でのスタートだと考えています。

予防ケアは続けていけるかどうかがポイントですね。

4

多くの方が治療をきっかけに予防の大切さに気づいてケアを始めてくださるのですが、継続していくのは簡単ではありませんね。良い状態の写真を撮っておいて見ていただいたり、ケアを行わないとどうなるかなどを説明したりして、患者さんのモチベーション維持に役立つように努めています。歯についた汚れは2ヵ月程度で固まって歯石に変化していくので、メンテナンスの頻度は3ヵ月ごとが基本です。歯科衛生士が歯石や着色汚れなどを取り、唾液腺マッサージなども必要に応じて行います。最近はストレスの影響でしょうか、食いしばりの方が特に女性に増えて、顎周辺の筋肉がこわばっていることが多いのでマッサージでほぐします。放置すると歯がすり減ったり欠けたりするので、マウスピースの装着をお勧めすることもあります。

歯科治療の窓口としてさまざまな相談に対応していく

治療についてのこだわりをお聞かせください。

20180605 5

特定の分野を極めるというのではなく、全領域で平均以上をクリアするオールラウンドプレーヤーでいたいと思っています。「街の歯医者さん」ですね。親知らずなども大学病院をご紹介するより、基本的には当クリニックで抜きます。そのためにCTなど設備も充実させていますし、何より忙しい方にとって別の医院や大学病院への受診は負担になると思います。ただし、矯正や難症の口腔外科のケースなど専門的な歯科医師にお願いしたほうが良い場合は、安心して任せられると僕が信頼している先生にご紹介します。当クリニックはその窓口でありたいし、何かトラブルや悩みがあれば相談しようと思っていただけるクリニックでありたいと思います。

今後の目標をお聞かせください。

開業から9年目になって、メンテナンスで通ってくださる方が多くなってきました。これからも予防に力を入れていきたいし、患者さんがより通いやすい環境づくりは私たちの役目だと考えています。歯科医院のハードルがもっと低くなって、定期的にヘアカットをするように、歯科医院に通っていただけるようになるのが目標です。しっかりと予防して、お口の中を健康に保つことができれば、気持ちの豊かさにもつながります。悪くなる前に対応できれば、痛みも少なくて済みますし、何度も治療を繰り返すよりも費用もかかりません。お子さんの場合も、最近はひどい虫歯が減った反面、歯並びに問題があるケースが増えています。早い時期に対処すれば、簡便な方法で対応できることもあるので定期的にチェックを受けてほしいですね。

読者にメッセージをお願いします。

20180529 6

ご家庭では食後の歯磨きに加えて、1日1回でいいのでデンタルフロスや歯間ブラシを使われることをお勧めします。特に夜に使うのが効果的です。歯と歯の隙間が狭い若い方はデンタルフロス、歯茎が下がってきた方は歯間ブラシが使いやすいと思います。ただし、歯間ブラシはご自分の歯に合ったサイズのものを使うことが必要です。当クリニックでは、歯科医師や歯科衛生士が患者さんにジャストサイズのものをアドバイスいたしますのでご相談ください。また、正しい方法で丁寧に歯磨きをしても落とせるのは汚れの80%程度といわれています。これを100%に近づけるためには、プロによるメンテナンスが必要です。できるだけ通っていただきやすいクリニックづくりを心がけているつもりですので、どうぞお気軽にお越しいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/35万円(1本)

Access