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坂本 仁奈 院長の独自取材記事

さかもとクリニック

(大田区/田園調布駅)

最終更新日:2026/01/23

坂本仁奈院長 さかもとクリニック main

田園調布駅から徒歩約2分にある「さかもとクリニック」。院長の坂本仁奈先生は、明るい人柄で患者を励ます存在だが、数年前には自身も病を患い、つらい経験をしたという。その経験から、診療では症状を診るだけでなく、一人の人として患者を診ることを重視。患者の背景や悩みに思いを巡らせ、「もし自分の家族だったらどうするか」という視点で寄り添っている。院長の愛犬・ボンは同院の看板犬として、高齢者を中心に多くの患者を楽しませているそうだ。2003年の開業から22年、地域や患者に対する院長の想いや、診療で大切にしていることについて話を聞いた。

(取材日2025年11月28日)

心安らぐ空間づくりと地域への想い

クリニックのロゴをはじめ、テントウムシのモチーフが至る所にあります。かわいらしいですね。

坂本仁奈院長 さかもとクリニック1

クリニックのロゴは、開業当初にまだ幼かった息子が描いた絵をもとにしました。息子に「どんなのがいいかな?」と相談したら、クローバーとテントウムシの絵を描いてくれて。色使いもかわいらしいので、クリニックのモチーフにしました。実はクリニック内は今、イメージを刷新している最中なんです。開業から時間もたったので、床や天井など傷んだところをリフォームして、白と青を基調とした爽やかな雰囲気にしたいと思っています。私は海が好きなので、南フランスのリゾート地をイメージしているのですが、イメージどおりにするのは難しいですね。

なぜ田園調布で開業されたのでしょうか?

夫の実家の持ち家が田園調布にあり、結婚後その家で住まわせていただいて生活を始めたことがきっかけですね。子どもが生まれて引っ越しを考えたときに、子どもの友達も近隣に多く、私もたくさんの友人とのご縁ができたので、この場所に決めました。田園調布はとても落ち着いたところで、ご近所の方も穏やかで誠実な方ばかりです。子どもが小さい頃は子どもの「ただいま」が聞こえる場所で仕事をしたいと思っていたので、自宅と同じ場所で開業しました。22年間、地域に支えていただきながら診療を続けてこられたのは、この土地のおかげだと感じています。

愛犬のボンちゃんも、看板犬として活躍しているそうですね。

坂本仁奈院長 さかもとクリニック2

看板犬のボンは、いつもクリニックにいるのですが、パトロールしたり、患者さんに寄り添ってくれたりしています。特にご高齢の方にはとても喜ばれますね。「今日はボンちゃんいないの?」と声をかけていただくことも多いですよ。最初は受け入れてもらえるか不安もありましたが、皆さんが温かく迎えてくださり、今ではすっかり欠かせない存在です。犬が苦手な方や怖がるお子さんがいらっしゃる場合は別室に移動させるなど、対応は柔軟にしています。珍しい犬種で、海外から迎えた子なのですが、人が大好きで誰にでも尻尾を振る性格です。患者さんの中にはおやつを持ってくる方もいて、ここでもたくさんの愛情をいただいています。

皮膚科・美容・ペインクリニックの異分野を結ぶ専門性

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

坂本仁奈院長 さかもとクリニック3

患者さんの年齢層は幅広いのですが、特に多いのは40~70代の方です。皮膚科では、ニキビやじんましん、水虫など、ごく日常的なお悩みが中心です。若い方のニキビ治療も多いですが、地域柄、ご高齢の方の皮膚疾患をよく診ています。美容皮膚科では、ボツリヌス毒素製剤にてしわのケアなど、必要に応じて幅広く対応しています。どの年代の方でも「ちょっと気になる」といったことを気軽に相談できる雰囲気を大切にしています。生活の中の小さな違和感が大きな不安につながらないよう、一つ一つ丁寧に診るように心がけています。

皮膚科クリニックでペインクリニックの診療をしているのは、珍しいように思います。

ペインクリニックの診療をしているのは、私自身の医師としてのスタートが麻酔科だったからです。麻酔科で学んだ「全身の状態を診ながら痛みをコントロールするための医療」は非常に奥深く、患者さんの生活を支える力があると思っています。ただ、大学病院での麻酔科の診療と子育てとの両立が難しかったため、皮膚科で働きながらも麻酔科の知識を生かす形にシフトしました。痛みの治療は生活の質を左右しますし、体質的な問題や自律神経のバランスにも深く関わると考えています。皮膚科と並行して行うことで、より患者さんに寄り添った診療ができると考えています。

皮膚科の診療と関連性はあるのでしょうか?

坂本仁奈院長 さかもとクリニック4

ペインクリニックというと、痛みに対処する診療と思われがちですが、肩凝りや血流の滞りによる不調も対応できます。私も肩凝りに悩まされてきたので、肩凝りの痛みやつらさはよくわかります。診療以外では、月に2回、女性の鍼灸師さんに来ていただいています。また、夫が整形外科医をしているので、必要に応じて連携しながら患者さんの治療にあたることもあります。症状や不調についてどこに相談したら良いか迷われる場合は、まずは気軽にご相談に来ていただきたいですね。

自身の経験から生まれた“温かな医療”を提供したい

新しい治療や化粧品は、どのような基準で導入していますか?

坂本仁奈院長 さかもとクリニック5

新しい治療を導入するときは、必ず自分の目で見て吟味しています。まずは私が性能を見て、さらにスタッフや家族に意見をもらうことも少なくありません。夫や息子たちは忖度なしの正直な意見をくれるので、本質がよくわかります。高いから良い・評判が良いから導入する、という判断はしません。自分たちで検討して「本当に良い」と感じた治療や化粧品だけを患者さんにご紹介します。信頼していただく以上、治療も化粧品も自信を持ってご紹介できるものだけを取り扱うのが私のポリシーです。

長く診療を継続される中で、先生ご自身の医療に対する姿勢に変化はありましたか?

22年間診療を続ける中で大きく変わったのは、患者さんの気持ちに以前よりも深く共感できるようになったことです。数年前に私自身が目の病気を経験し、手術も受けたことで、病気に向き合う不安や怖さを実感しました。「もし見えなくなったら……」と思う恐怖は、患者さんの心に近づくきっかけになったと思います。また、年齢を重ねたことで、若い頃には見えていなかった感情が、少しずつ理解できるようになってきました。診療では、症状以上に「この方はどんな不安を抱えているのか」を想像しながら、丁寧に患者さんの話を聞くようにしています。振り返ると、今の診療方針は、私の両親が歯科医師として患者さんに接していた姿と同じだと気づきました。歯科医師として地域の方に愛され、慕われた父と母を特に意識していたわけではないですが、結果として私がめざす理想の医療も、両親が行っていたものと近しいものになっていますね。

診療をする上で、先生が大切にしていることを教えてください。

坂本仁奈院長 さかもとクリニック6

診療で大切にしているのは、患者さんを、症状ではなく一人の人として見ることです。来られた方の背景には、悩んでいることや怖いこと、誰にも打ち明けられない悩みが必ずあります。だからこそ、表面の症状だけで判断せず、患者さんの未来を想像しながら向き合うことが大切です。例えば、ダイエットしたいという患者さんがいらしたら、ただ希望に応えるのではなく、その方の将来まで思いを巡らせるようにしています。もし自分の子どもだったらどうするか、という視点で考えると、本当に薬は必要なのか、むしろ傷つけてしまわないかという気持ちが自然と湧いてくるんです。私が関わることのできる患者さんは限られていますが、医師としての活動が、将来の日本を良くする一助になれたら、これほどうれしいことはありません。今の若い世代が幸せに暮らせる日本であるために、目の前の患者さんの将来を思って、診療にあたる。これが私の日々大切にしていることです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ボツリヌス毒素製剤にてしわのケア/2万2000円~

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