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神崎 伸一 院長の独自取材記事

かんざき歯科医院

(北九州市小倉南区/志井駅)

最終更新日:2025/10/08

神崎伸一院長 かんざき歯科医院 main

北九州モノレール志井駅から徒歩5分、小倉南区の北部にある閑静な住宅街の中にある「かんざき歯科医院」。院長の神崎伸一先生は産業医科大学病院の歯科・口腔外科を経て同院を1991年に開業。全身に配慮をしながら、口腔を診てきた経験をもとに、地域住民の歯の健康を守る取り組みに注力している。「もちろん専門性も大切ですが、当院では歯科治療の各分野について研鑽を積んでいます。それぞれの分野で専門の歯科医師に負けない治療をめざしています」と力強く語る神崎院長から、これまでの経歴や治療に対する考え方、患者に伝えたいメッセージなどを聞いてきた。

(取材日2021年6月18日)

口内の健康は、全身の健康に深くつながっている

神崎先生は、開業前に産業医科大学病院の歯科・口腔外科にてご活躍されていたんですね。

神崎伸一院長 かんざき歯科医院1

祖父や叔父叔母が歯科医師をしており、歯科医師が身近なところにいたので自然とめざすようになりました。そして、実際に研修・臨床を通して歯科治療・予防歯科の重要性をひしひしと感じるようになりました。私は歯科口腔外科で働いていたのですが、まったく噛むことができない方、ケガで顎が動かない方などがいらっしゃいました。そんな方でも自分の力で食事を取ることができるようになればという思いで日々働いていました。また、口腔外科治療を行う中で、歯科と全身の健康のつながりを深く知ることができて、一般的な歯科治療だけでなく全身の健康まで診ることができるような歯科医師になりたいと思い始めました。歯一本だって体の一部。そして食事を取るということは健康の第一歩です。健康にとって大切な体を守るための歯科医師として頑張りたいという思いで今も治療に臨んでいます。

その後に開業されたのですね。

さまざまなご縁があり、1991年にここからすぐの場所に歯科医院を開業しました。歯科医師になってから、大学で研究をしたり、大きな歯科医院で働いたりするよりも、開業して患者さんを診ていきたいという思いが強くありました。開業した当初はご高齢の方が多いエリアなのかな、と思っていたのですが、近くには新しい住宅街も多いエリアとなっており、子どもの患者さんがとても多かったんです。一時期は当院が小児歯科専門かと思ってしまうほど、多かったのを今でも覚えていますね。現在は、子どもだけでなくその親御さんや、ご年配の方まで幅広い層の方にお越しいただいており、地域に根づいた歯科医院になっていけているのではないかなと思っています。

診療において大切にしているポイントはありますか。

神崎伸一院長 かんざき歯科医院2

できる限り自分の口で食事を楽しめるように、口腔内の健康を保つことができるかという点を大切にしています。これは、勤務医時代の経験の影響も大きいですね。まずは、自分の歯がある人にはいかにきれいに保つことができるかを念頭に、歯がない人には入れ歯やインプラント治療などを活用して自分の力で噛むことができるように治療を進めていきます。歯の健康を保ち、自分の力で食事をするということは、全身の健康にもつながっています。そのためにも、入れ歯やインプラント治療の勉強に力を入れようと思って、その分野で知られる先生のところで勉強をしたり、海外の勉強会に出かけたりもしました。部分的な専門家になるのではなく、総合的な歯科治療を提供することで、患者さんに幅広い選択肢を準備したいと考え、常に診療に向かっています。

小児歯科から高齢者の訪問歯科診療まで幅広く実施

数ある治療の中でも、予防歯科に力を入れられていると伺いました。

神崎伸一院長 かんざき歯科医院3

まずは、自分の歯を失わずに健康な口内を保つことが大切なので、予防歯科はとても重要です。既に歯を失ってしまった方にはもちろん、入れ歯やインプラント治療などで精一杯対応をしますが、歯がある方には初めは今ある歯を守ることから考えます。日頃のセルフケアの指導と歯科医院に来てから行うケアの両方を継続していくことが、歯を守るために非常に大切だと考えています。継続して通っていただけるように、口腔内の状況をきちんと可視化して理解してもらうように取り組んでいます。例えば、毎回口腔内の写真を撮って現状を観察したり、唾液検査や染め出しを行って口腔内の状況を確認したり、ブラッシングの弱点を確認していったりします。そうすることで、ご自分の歯のことをより考えるきっかけを提供していきたいですね。

また、小児歯科専用の待合室や診察台も準備されているんですね。

子どもの時からきちんとした歯科治療・教育をすることで、歯の健康寿命は大きく変わると思うんです。そこで、当院では通常の大人向けの歯科だけでなく、小児歯科用の待合室・診察台を準備して徹底的に子どものことを考えた歯科治療スペースを準備しました。遊びながら楽しく歯科のことを学べる工夫をいっぱいに詰め込んだ、まるでテーマパークのような空間です。一般的に診察のタイミングは怖がるお子さんも多いのですが、当院であれば、かわいいキャラクターと部屋の雰囲気から快く治療を受けてくれるのではないかと思います。そして、子どものエキスパートである保育士もいますので、親御さんも安心して任せていただけるのではないでしょうか。将来の虫歯や歯周病の予防、小児矯正など未来を見据えた予防歯科を中心に提供しています。

長年、訪問診療もされていると伺っています。

神崎伸一院長 かんざき歯科医院4

患者さんのご希望があったことをきっかけに、1995年に訪問診療を始めました。当時は医科でも珍しかったので歯科ではより一層珍しかったと思います。実際に訪問診療を始めて良かったと思えるケースがたくさんありました。訪問診療を通して、口内の健康は体全体の健康につながっているのだと改めて認識することができました。足が悪いから歯医者に行けないなどと諦めることなく、歯の健康と全身の健康を守っていくためにも、訪問診療のご相談を気軽にしてほしいなと思っています。

あらゆる分野に精通した歯科医院をめざして

院内の雰囲気や設備面のこだわりを教えてください。

神崎伸一院長 かんざき歯科医院5

一般的に歯科医院と聞くと怖い印象を持たれてしまいますよね。寒々しいデザインだと怖いイメージがつくかなと思ったので、できる限りご自宅にいるような感覚で過ごしてほしいと思い、内装にこだわっています。診察室は個室になっていて、プライバシー面にも配慮しています。設備面はさまざまな分野の治療に取り組めるよう、常に新しいものを取り入れるように心がけています。口腔内のデジタルスキャナーや歯科用CT、レーザー治療器など。患者さんにもそのデジタルデータを診察台でお見せできるようにモニターも完備。また、衛生面にも力を入れており、厳しいといわれている欧州のクラスB規格である滅菌器も導入。安心・安全の治療ができるように抜かりなく日々取り組んでいます。

歯科治療のデジタル化にも率先して取り組んでいるんですね。

データをきちんと残して今後の治療の状況と見比べること、そして患者さんに提示することのそれぞれで役に立ちます。一般歯科の治療だけでなく、補綴治療、歯列矯正など幅広く生かすことができるので、導入して良かったと思っています。デジタル化だけでなく、より良いものは選択肢としてどんどん取り組んでいきたいと考えており、矯正であればマウスピース型装置のものなども希望に応じて対応しています。当院では、ワイヤー矯正・マウスピース型装置を用いた矯正それぞれ選択できて、矯正については専門の先生もお呼びして対応をしています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

神崎伸一院長 かんざき歯科医院6

当院は、地域のかかりつけ歯科医院として、小さなお子さんから寝たきりの状態になった方まで幅広くトータルで治療・サポートをしていきたいと思っています。一つの分野についてプロフェッショナルとして専門特化する歯科医院もあると思いますが、当院はそれぞれの分野が特化された歯科医院並みの治療を行う設備・技術を持っている自負があります。歯の健康と全身の健康を総合的に考えた、未来を見据えた治療・予防ができるよう日々取り組んでいますので、お気軽にご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~、小児矯正/44万円~、ワイヤー矯正/80万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/80万円~

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