マツモト歯科医院

松本 理 院長

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閑静な住宅街が広がる千鳥町駅から徒歩5分。「こんな歯科医院が地域に一軒くらいあってもいいじゃないかな」という松本理(わたる)院長は、一般大学を出てから歯科技工士になり、それから歯科医師になったという経歴の持ち主。人が人生を幸せに過ごすことの一助となるのが歯科治療であると考える松本院長は、「どんな治療にも利点もあれば欠点もあります。この治療は 100%良い、この治療は100%悪い、などということはありません」と言う。歯を削る、歯の神経を取る、歯を抜くなど、後戻りできない治療が多い歯科治療の中で「よく知っていれば選ぶであろう治療、そういう治療を受けていただきたい」、「個々の患者さんにとって『良い』と思っていただける歯科治療を実現させるためには、患者さんのお話をよく伺い、治療方針を一緒に組み立てていくことが欠かせません。どの患者さんにも『特別』に対応することを心掛けています。」と語る。患者の安全を守るため、院内感染の防止対策も手厚く行っている。「結果だけでなく治療の順序も重視し、患者さんごとに築かれる『治療物語』を大切にしていきたい」、「知れば知るほど信頼関係が深まる、そういう歯科医院でありたい」という。松本院長が考える歯科治療について、じっくりと伺った。
(取材日2014年3月10日)

真摯に取り組む歯科治療

―先生のお考えになる良質な歯科治療とはどういうものでしょうか?

私が歯学部の学生の時に教授のご厚意により生化学教室の研究に立ち会わせていただいたことがあるのですが、遺伝子が全く同じ細胞を使った実験なのに結果にばらつきがある、つまり同じ反応をしないのです。また、基礎医学の勉強を進めるうちに、全く同じ遺伝子を持つ純系のマウスを使った実験でも結果にばらつきがあることを知りました。極端な話、薬の致死量を決める実験でも、個体により生きているか死んでいるかに違いがあるのです。遺伝子が全く同じ、月齢が同じ、体重がほぼ同じ、生活環境が同じ純系のマウスでさえです。ある治療法の治療効果や診断法というのは統計的な傾向なのであって、多くの場合必ずしも100%そうなるというようなものではないのです。考えてみれば、患者さんお一人お一人は体質も違えば環境も生活習慣も異なります。同じ治療を施しても結果が異なるのはある意味当然のことです。また、患者さんごとに望む治療も異なります。何が何でも歯を抜きたくないという患者さんがいるかと思えば、「この歯が痛いから抜いてほしい」という患者さんもいらっしゃいます。患者さんお一人お一人のことをよく伺って、10年後20年後から今を振り返るという思考プロセスを繰り返しながらそれぞれの望む治療を提供していくというのが当クリニックの歯科治療です。患者さんの思いを伺えば自分の歯を出来る限り長く使いたいという方がほとんどですから、先ずはご自分の歯が出来るだけ長く使えるように手を尽くし、経過を見ながら次のステップに進んでいくということが多いですね。

―開院までのご経緯を教えてください。

高校卒業後は東京都立大学で数学を学んでいましたが、卒後の進路を考えたときに技術を身につけそれで食べていくことができればと考えるようになり、大学卒業後に東京医科歯科大学付属の歯科技工士学校に入学して歯科技工士になりました。その後、歯科技工士として都内のクリニックに勤務したのですが、歯科技工士の仕事をしているうちに歯科全体についてもっと知りたいという思いが強くなり、当時学士入学の制度があった大阪大学の歯学部に学士入学をしました。入学時に抱いていた勉強のテーマは二つで、基礎医学(特に治癒のメカニズム)を勉強することと、医療をどう考えるか(医療哲学)を勉強することでした。当時は生活費に充てるために週6日アルバイトをしていましたが、睡眠時間を削るなど可能な限りの時間を作り、与えられたカリキュラム以外にも積極的に勉強しました。講義に来られた医学部の皮膚科の助教授の研究室に出向き皮膚の治癒の研究成果について教えていただいたり、東京の他大学へ治癒にかかわる物質の知見を聞きに行ったり、また骨の代謝の研究をされていた生化学の教授にお願いして一般歯科医師向けに骨のできる仕組みについてのセミナーを企画開催したことなどもありました。卒業後は、口コミで遠方から患者さんが訪れるというクリニックに勤務して歯科医師としての経験を積み、さらに自分がめざす患者さんにとっての良質な医療を実現するために当クリニックを開院するに至りました。

―開業の際にエリアや内装にこだわった点はありますか?

当クリニックは、地元の方もいらっしゃいますが、口コミやインターネットの情報からいらっしゃる患者さんがほとんどなので、ある程度交通の便がいいところという以外にはあまりこだわってはいませんでした。豪華で洗練されたインテリアのクリニックを作ることもできたのでしょうが、私は高級感よりも患者さんが寛いでくださることの方が大切に思えて、あえて和みやすい空間にしたつもりです。クリニック開設とほぼ同時に娘が生まれたのですが、娘が子どもの頃に描いた絵を額に入れて今でも待合室に飾っています。子どもの絵というのは独特の力があって素晴らしいものですね。治療後、患者さんと待合室でコーヒーを飲んでおしゃべりしたなんてこともありますね。

記事更新日:2016/01/24

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