歯を失ったらまず検討を
人生を豊かにするためのインプラント治療
さこだ歯科
(鹿児島市/鹿児島中央駅)
最終更新日:2025/01/30


- 自由診療
欠歯をそのままにしているとほかの歯にも悪影響が及び、次々と歯を失うことにもなりかねない。「入れ歯やブリッジという方法もありますが、いろいろな理由で最もお勧めしたいのはインプラントです」と語るのが「さこだ歯科」の窪薗遥(くぼぞの・かなた)院長だ。インプラントは、自然な見た目や自分の歯のような噛み心地が期待できるという大きなメリットがあるとはいえ、コスト面でためらいを感じている人もいるだろう。だからこそ、しっかりとコストを回収するためにも、早いうちにトライする価値があるともいえる。外科手術への不安を感じている人でも、安心して臨めるように工夫を重ねているという同院。インプラント治療とはどのようなものなのか窪薗院長に詳しく話を聞いた。
(取材日2025年1月16日)
目次
天然歯のような噛み心地がめざせるインプラント。体の健康のためにもしっかり噛める歯をめざす
- Qインプラント治療にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
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A
▲インプラント治療について話す窪薗院長
歯を失ったときの選択肢としては、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。ただ、入れ歯は「着脱が面倒」「見た目に違和感」「清掃が難しい」といった理由でせっかく作っても使わない方もいます。ブリッジは健康な歯を削り土台となる歯に負担をかけざるを得ない点が気になるところです。一方、インプラントは歯に負担をかけるようなデメリットはなく、自分の歯のような噛み心地がめざせますし、しっかり栄養を取り健康寿命を延ばすことにもつながるでしょう。日々の清掃に関しては天然歯より気をつけなくてはいけない部分もありますが、おおむねこれまでどおりで構いません。自然な見た目が見込めるところも大きなメリットといえるでしょう。
- Qインプラント治療の流れについて教えてください。
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A
▲カウンセリングの上、綿密な治療計画を作成する
インプラントを希望される患者さんに対しては、糖尿病や高血圧症など全身の健康状態のチェックも欠かせません。外科治療なので安全性に十分配慮する必要があるからです。また、インプラントの土台となる部分の骨が十分あるかどうかも調べます。骨が足りず断られた経験がある方も、当院では骨造成で対応できる可能性もあるのでご相談ください。いよいよ手術となったら、手術の日を予約していただきます。当院では手術は厳重に滅菌した半個室で実施。希望があれば鎮静下はもちろん、日帰り全身麻酔でも行っています。歯科医院としては珍しいかもしれませんが、日本歯科麻酔学会歯科麻酔専門医も在籍しているからこそできることですね。
- Q興味はあるけれど、手術が怖くて躊躇している人も多いのでは?
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A
▲患者の負担をなるべく軽減するための体制を整えている
インプラントに対して外科手術だから痛いし、怖いという考えをお持ちの方も多いと思います。そのような方でも安心して治療が受けられるように当院では鎮静化や全身麻酔下でのインプラント治療も提案できるようにしています。インプラントはさまざまなメリットがあるとはいえ、敬遠している方に無理に勧めることはありません。欠歯を補う選択肢としては入れ歯、ブリッジという方法もありますし、それぞれに良い点もあります。ただ「歯をこれ以上失いたくない」「食事は人生の楽しみ」と考えているのであれば、勇気を出してインプラント治療をしてみるのも一つの方法です。
- Qインプラントは治療後のメンテナンスも大事と聞きました。
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A
▲インプラントを入れた後はプロフェッショナルケアも重要
天然歯のような見た目や噛み心地が期待できるインプラントではありますが、人工物ではあるので生体防御反応が働きません。そのため、口腔内の環境が劣悪になれば、最悪の場合、インプラントが抜け落ちてしまいます。インプラントを入れた骨や周囲の歯茎が歯周病菌に感染して起きるインプラント周囲炎にはくれぐれも注意が必要です。毎日のお手入れではブラッシングだけではなく必ずフロスで歯間もきれいにするようにしましょう。ただ、それだけでは落としきれない汚れもあります。当院はインプラント専用の清掃機器も備えているので、定期的にメンテナンスに通って歯科衛生士によるクリーニングを受けることを習慣にしていただきたいです。
- Q今後、どのようなインプラント治療をしていきたいですか?
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A
▲術後のセルフケア等も念入りに教えてもらうことができる
これまでも歯科用CTや、ねらった場所に正しくインプラントを埋入するためのサージカルガイドなどを取り入れてきましたが、今後とも先進技術を積極的に導入していきたいです。また、当院には補綴治療、矯正治療、歯周病治療などさまざまな知識を持つ歯科医師が20人以上在籍していますが、全員がインプラント治療の資格知識と技術を兼ね備えているという状態にしたいと考えています。なぜならば、インプラントがごく当たり前の治療になっていってほしいからです。患者さんにとってはコスト面の負担が気になるところかもしれませんが、それだけの価値は十分にあることもしっかりと伝えていければと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/38万5350円、骨造成/8万5000円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。