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田中 誠 院長の独自取材記事

たなか歯科クリニック

(川崎市中原区/武蔵新城駅)

最終更新日:2022/09/15

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武蔵新城駅近くにある「たなか歯科クリニック」。2017年に改装された院内は、まるでホテルのロビーのような洗練された雰囲気。木材が多用されているため、ほっとリラックスできる。そんな空間で患者一人ひとりとじっくり向き合い診療を行うのが、田中誠院長だ。開業以来通う患者や、家族ぐるみの患者、転居しても遠方から通う患者も少なくないという同院。もともと衛生管理を徹底していたことや、プライバシーに配慮した個室構造が新型コロナウイルス感染症の流行する中でも役立ったとのこと。「患者さんが求めるものに幅広く対応できる、究極の町の歯科医師でありたいと考えています」と語る、優しい笑顔と気さくな人柄も魅力的な田中院長に、診療の特徴や歯科医師としての想いを聞いた。

(取材日2021年10月14日/更新日2022年8月22日)

子どもも一緒に家族で通える歯科クリニック

こちらのクリニックの成り立ちを教えてください。

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こちらで開業する前は、世田谷で妻と一緒に開業していましたが、もう1つクリニックを出してそれぞれで経営しようということになり、1998年に当院を開業しました。妻は世田谷で診療を続けています。その後、2017年に1ヵ月以上かけて改装しました。メインの広い個室ではインプラント治療なども行いますが、親子で一緒に治療を受けていただくこともあります。

すてきな雰囲気の院内ですが、改装の際のこだわりは?

開業時の院内も評判が良かったのですが、診療の形態も変えたいと思ってデザインを一新しました。以前は非常勤の先生も在籍して多くの患者さんを診ていましたが、僕一人ですべての患者さんに接し、じっくりと時間をかけて診療するようにしたいと思ったのです。デザインはシンプルさを重視して、また今後はプライバシーを重視した環境での治療が求められるようになると考えて、診療室はすべて個室と半個室にしました。それがコロナ禍では感染症対策としても役立ちましたね。

患者さんはどのような方が多いですか。

開業当初から長く通ってくださる患者さんが多いですね。近くの方が中心ですが、転居されても遠方から通ってくださる方もいらっしゃいます。診療内容も虫歯や歯周病、義歯、インプラント治療などさまざまで、メンテナンスの方も増えています。お子さんからお年寄りまで診療しているので、子どもだった患者さんがご自身のお子さんを連れて親子で来てくださることも。かかりつけとして、こうした成長を見守れるのはうれしいですね。ちなみにこのエリアは、開業した頃に多かった社宅が減り、代わりにマンションなどが増えて、ファミリー層が増えてきているようです。

衛生管理や感染症対策を徹底されていると聞きました。

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そうです。滅菌、衛生には非常に気を使っていて、開業当初からずっと治療器具は個別包装されたものを患者さんごとに開封し、使い回しでないことを証明して使用しています。開業当時は大学病院でもここまではやっていなかったのではないかと思います。コストも手間もかかりますが、それ以上に患者さんを守るため、そしてスタッフのために必要だと思ったのでこのシステムを取り入れました。患者さんに安心して治療を受けていただけるように、待合室にも、この滅菌した治療器具を展示しています。空気清浄機も設置するなど以前から感染症対策を施していたので、コロナ禍となってからもサーキュレーターを増やしたぐらいでほとんど環境は変わっていませんね。

小児歯科や予防歯科、インプラント治療まで幅広く対応

先生の診療方針について教えてください。

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とにかく一生懸命治療することです。患者さんのために、僕の持っている技術、スキルを全部注ぎ込んで対応します。歯科医師はすべての分野においてレベルの高い診療を提供する職人であるべきだと考え、何でも対応できる「究極の町医者」でありたいと思ってきました。「これはできません」ということはないように心がけています。というのも、恩師に「プロフェッショナルというのは何でもできなければいけない」と教えられたのです。そのためには努力も惜しまず、いろいろな講習会へ行き知識をインプットしたり、道具をそろえて患者さんのニーズに応えられるようにしたり、できる限りのことをしてきました。

その一環として、歯科用CTやマイクロスコープなども導入しているのですね。

そうです。もちろん道具もただそろえるだけでは意味がありません。慣れていなければ使いこなせないのでコツコツ練習しています。日本ではまだ導入率が低いとされているマイクロスコープは、精度の高い根管治療をめざす上で役立ちますが、肉眼とは見え方が異なるので、使いこなすにはかなりトレーニングが必要なのです。毎日使うぐらいのつもりでないと、うまく使いこなすことができません。また根管治療の際は感染予防としてラバーダムも使いますが、マイクロスコープもラバーダムも、いわば歯科医師としての、自分の趣味の世界だと思うので、通常の治療の延長として使用しています。

力を入れている治療はありますか。

新しい分野として再生療法に力を入れています。ダメージを受けた歯肉や、歯を支える骨がなくなったところの再生を促すための治療です。再生療法を行った上でインプラント治療を行うこともあります。この治療を受けてほしいのは、歯周病がある程度進行した患者さんです。この治療は半年から1年ほどはかかりますが、これから再生療法を求める方が増えると予想されますし、高齢になってもしっかり噛んでいただきたいという想いで取り組んでいます。

子どもの治療で心がけていることは?

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まず、お子さんの注射に対する恐怖心を和らげる取り組みを行っています。注射の前にフルーツフレーバーのついた麻酔液を塗って表面麻酔を行い、またオルゴールの鳴る電動注射器を使用することで痛みや緊張感を和らげるようにしています。ただし、大切なのはお子さんとも信頼関係を育むことであり、フルーツフレーバーなどもそのためのコミュニケーションツールだと捉えています。そして歯磨き指導では「こうしては駄目」とは言わず、「こうやれば平気、大丈夫」と声かけすることを心がけています。今までのことを否定するのではなく、「これからはこうすればいいよ。ここでわかったから大丈夫だよね」と伝えるわけです。できるだけポジティブに物事の見方が変わるようにと考えています。

治療を通して患者の人生に携われる幸せを感じながら

歯科医師として、今どのような想いがありますか。

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僕の家は普通のサラリーマン家庭でしたが、親戚に医師がいて特別な仕事なんだという印象があり、憧れを抱いていましたね。母方の祖父が歯科医師だったそうで、その影響もあったかもしれません。実際に歯科医師になって、とても素晴らしい仕事だと感じています。患者さんに「ありがとう」と言ってもらえることが一番うれしいですし、励みになります。やりがいと幸せを感じる瞬間ですね。また、開業以来長く診療を続けることができて、スタッフや患者さんに対しても感謝しています。スタッフはみんな若いですが、優しくて患者さんにもよく対応してくれていると思います。ただ、僕の若い頃は、先生や先輩に怒られるのは当たり前でしたが、最近の若い人は気質が変わっているので、そのあたりは気をつけています(笑)。

お忙しい日々とは思いますが、お休みの日はどのようにお過ごしでしょうか?

これといった趣味がないので聞かれると困るのですが(笑)。河原を散歩したり、自転車に乗ったりしてリフレッシュする程度ですね。自転車で走る距離は40キロぐらいです。40キロと聞くと長く感じるかもしれませんが、ほど良い運動という感じです。僕自身が健康であることは、患者さんにとってもプラスになると思うので今後も続けていきたいです。

読者へのメッセージをお願いします。

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歯科医師がこんな治療がしたいと主張しても、それを患者さんが受け入れてくれるとは限りません。僕は患者さんの求めるものに対応したいと努力してきたので、そのスタンスを変えることなく、消極的ではない、充実した現状維持をめざしたいですね。治療を通して皆さんの人生に携わっていけるというのはとても幸せなことですから、それを長く続けていければと思っています。お伝えしたいのは、病気は最初のうちに治すのがとても大切ということ。虫歯も進行してしまってからだと治療するのに治療費も時間もかかりますが、軽いうちに治療できれば、治療時間・期間も短く済み、治療費も抑えられます。歯肉から血が出るなどちょっとしたことでも、お口のことで気になることがあれば早めにご相談いただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万5000円~、歯周組織再生療法/8万8000円~(税込み)

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