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田中 誠 院長の独自取材記事

たなか歯科クリニック

(川崎市中原区/武蔵新城駅)

最終更新日:2019/08/28

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至る所に、豊富に使われた木材。ほのかに木の香りが漂う院内は、ナチュラルかつシンプルモダンな内装で、まるでホテルのロビーのようだ。2017年に改装した「たなか歯科クリニック」は、待合室も診察室も非常にハイセンスで、クリニックにいる感じがしない。シンプルさを追求したという院内の診療室は個室と半個室で、しっかりとプライバシーが守られた空間で治療を受けることができる。患者の口の中に入る治療器具はすべて滅菌され、個包装されたものを治療前に開封して使用。衛生面に徹底的に配慮し、院内感染のリスクを可能な限り抑えることに努めている。「患者が求めるものにはオールマイティーに対応できる究極の町の歯科医師でありたい」と語る、田中誠院長に話を聞いた。
(取材日2018年9月6日)

めざすのは、なんでもできる究極の町の歯科医師

こちらで開業された経緯を教えてください。

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こちらで開業する前は、世田谷で妻と一緒に開業していました。もう1つクリニックを出してそれぞれで経営しようということになり、1998年にこちらを開業。世田谷で妻が、こちらで僕が治療を行っています。武蔵新城で開業して20年近くたちますが、2017年10月に1ヵ月かけて改装しました。シンプルさを重視したデザインにし、ユニットはすべて半個室と個室にしています。今まではパーティションで隔てているだけでしたが、今後プライバシーを重視した環境での治療を求められるようになるのではないかと思い、このようなデザインにしました。院内のデザインを一新したのは、診療の形態を変えていきたいと思ったのも理由の一つです。今までは代診の先生をお願いしていた日もあったのですが、僕がすべての患者さんを診られるようにし、じっくりと時間をかけて一人ひとりの患者さんに接するようにしています。それに適した空間をめざしました。

患者さんはどのような方が多いですか。

開業当初からずっと通ってくださる患者さんが多いです。お近くの方が中心ですが、引っ越して住まいが遠くなっても通ってくださる方や、世田谷でやっていた時から引き続き通ってくださる患者さんもいます。年齢層も幅広く、小さなお子さんから高齢者までいらっしゃっています。症状も、虫歯、義歯、歯周病などいろいろです。小さい子からお年寄りまで診療しているので、子どもだった患者さんが成長し、今はご自身の子どもを連れて親子で来院されている方もいます。成長を見守っていられるというのは良いですね。子どもの頃から見ているので、30歳を過ぎているけれど「○○くん」「○○ちゃん」と呼んでいます。大人になったけれど、今更苗字で呼ぶのも……と思い、そのままです(笑)。

先生が治療の際に心がけていることを教えてください。

とにかく一生懸命やることです。自分ができる限りのことを一生懸命やらないと患者さんが良くならないので、持っている技術、スキルを全部注ぎ込んで対応します。歯科医師はすべての分野において一定レベルの治療を提供する職人であるべきだと考えていますし、何でも対応できる究極の町医者でありたいと思っています。「これはできません」というのはないように心がけてきました。

そう考えるようになられたのは、何かきっかけがあったのでしょうか。

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僕がある先生のもとで修行をしていたとき「プロフェッショナルというのは何でもできなければいけない。自分ができないことは他に任せることもあるけれど、ある程度は自分でできなければいけない」と教えられたのです。そのためには努力が必要で、究極の町医者であるために、できる限りのことをしています。いろいろな講習会へ行き知識をインプットしたり、道具をそろえて患者さんのニーズに応えられるようにしたり。日本ではまだ導入率が1割に満たないマイクロスコープも導入し、根管治療の精度にもこだわっています。もちろん、道具もただそろえるだけでは意味がありません。慣れていなければ使いこなせないので、コツコツ練習しています。

治療機器は滅菌後個別包装。徹底した衛生管理に努める

待合室に、滅菌され個別包装された治療器具が展示されていますね。

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滅菌、衛生には非常に気を使っていて、開業当初からずっと治療機器は個別包装されたものを患者さんごとに治療前に開封し、使い回しでないことを証明して使用しています。開業当時は大学病院でもここまでやっていなかったと思います。たくさんの患者さんを診ている中で、口の中に入る機器を患者さんごとに変えていかないと病気が感染するリスクがあるということはわかっていました。感染症対策として、お一人ずつの治療機器をすべて滅菌することは必要だし、やるべきだと思いました。もちろん、コストも手間もかかりますが、それ以上に患者さんを守るため、そしてスタッフのためにも必要だと思ったのでこのシステムを取り入れました。「自分の診療所は、こういうことまでやっているんだ、こんな部分まで気をつけているのだ」というのは、働く上での誇りになりますから。

スタッフの皆さんは、どのような方々なのでしょうか。

当院のスタッフはスタッフ同士とても仲が良いです。また、衛生士は「患者さんの顔を見れば口の中の状態が頭に浮かぶ」というようなプロ意識の高い人材がそろっています。「この人は首が痛いからあまり椅子を倒してはいけない、この人はここに気をつけなければいけない」というようなところも、全部わかっている人たちです。僕から患者さんの対応について何かを言ったわけではありません。高いホスピタリティーを持って接してくれる、プロ意識の高いスタッフだけが自然と残りました。スタッフ同士の連携も良く取れています。

先生が力を入れている治療を教えてください。

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再生療法です。歯肉が駄目になったところ、歯を支える骨がなくなったところの再生を促す治療に力を入れています。インプラントもそうですね。歯がなくなった所に義歯ではないものを入れる治療です。この治療を受けてほしいのは、歯槽膿漏が酷くなる前の患者さんです。ひどくなってしまうと、なかなか再生させることができません。ある程度進行していてもひどくなっていない状態でないと、再生させることができないのです。歯槽膿漏の治療は時間がかかり、半年から1年ほど後は様子を見続けるようなスピードです。時間がたってようやく「噛めるようになってきた」「腫れなくなってきた」と思うかもしれません。この治療に力を入れているのは、これから再生療法を求める方が多くなってくると予想されるからです。また、長く自分の歯で噛んでほしいという思いもあります。

患者の人生に携われることが幸せ

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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僕の家は普通のサラリーマン家庭でしたが、親戚に医師がいました。医師は特別な仕事なんだなという印象があり、憧れを抱いていましたね。実は、母方の祖父が歯科医師だったらしいのです。らしいというのは、母が小さい頃に他界しているので、僕は会ったことがないのです。けれど母から話だけは聞いていたので、歯科医師になったのは、祖父の話の印象が強かったのかもしれません。歯科医師はとても素晴らしい仕事だと感じています。患者さんに「ありがとう」と言ってもらえることが一番うれしいですし、励みになります。やりがいと幸せを感じる瞬間ですね。

休日はどのように過ごされていますか。

これといった趣味がないので聞かれると少し困りますが……(笑)。河原を散歩したり、自転車に乗ったりしてリフレッシュしています。自転車で走る距離は40キロくらいです。40キロと聞くと長く感じるかもしれませんが、ほどよい運動という感じです。自身の健康は患者さんにとってもプラスになると思うので、今後も続けていきたいです。

最後に今後の展望と、メッセージをお願いします。

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病気は最初のうちに治すことがとても大事です。歯肉から血が出るなど、ちょっとしたことでも早めに来ていただきたい。虫歯も進行してしまってからだと、治療するのに費用も時間もかかります。軽いうちに治療できれば、治療時間・期間が短く済みます。お子さまの注射に対する恐怖心を和らげる取り組みも行っており、注射の前にフルーツフレーバーのついた麻酔液を塗って表面麻酔を行い、オルゴールのなる電動注射器を使用することで、痛みと恐怖心を和らげています。お口のことでちょっとでも気になることがあれば、早めにご相談ください。治療を通して皆さんの人生に携わっていけるというのはとても幸せなこと。それを長く続けていければと思っています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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