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森川 真作 院長の独自取材記事

森川歯科クリニック

(春日井市/高蔵寺駅)

最終更新日:2021/10/13

森川真作院長 森川歯科クリニック main

「歯科医療を通じて患者さんの健康づくり、ひいては素晴らしい人生のサポートしていきたい」。そんな思いで、春日井市出身の森川真作院長は「森川歯科クリニック」を開業した。「口は命の入り口」と考える森川院長は、歯を「守るため」の診療にとりわけ力を注いできた。診療では、「なぜトラブルが起きてしまったのか」をひもとき、今後トラブルが起こりにくくなるよう患者に合ったケアやアドバイスを提供。さらに「食べ物をしっかり噛めて飲み込める、『口の機能』を維持していくことが、全身の健康維持・増進につながります」と、噛み合わせや飲み込む力の評価にも取り組んでいる。訪問診療にも応じるなど日々精力的に活動する森川院長に、歯科診療に対する思いを聞いた。

(取材日2021年3月10日)

生まれ育った町へ恩返しするために、春日井市で開業

開業以来、この地で歯科診療を続けてこられたそうですね。

森川真作院長 森川歯科クリニック1

僕は生まれも育ちも春日井で、開業するなら、地元に自分が培ってきた技術や知識で恩返ししたいと思ったのが、大きな理由の一つですね。現在はお子さんからご高齢の方まで、この地域で生活するさまざまな患者さんが足を運んでくださっています。開業当初は、歯の痛みなど何かしらのトラブルをきっかけに受診される方がほとんどでしたが、だんだんと歯科検診や治療後のメンテナンス、クリーニングといった、予防を目的に定期的に通院される患者さんが増えてきた印象です。

患者さんの変化には、何か理由があるのでしょうか?

開業当初から当院でめざしてきたのは、患者さんがいつまでも若々しく、健康でいられるお手伝いができる存在になること。初診の方にはカウンセリングを行い、その時抱えている悩みや治療に対する希望をお聞きします。その上で、当院が大切にしていることを伝えて診療を進め、歯科衛生士と相談しながら歯磨きのコツなどをレクチャーするんです。では、当院で大切にしていることは何かというと、「口は命の入り口、噛む力は生きる力」という考え方です。全身のパフォーマンスが良い、つまり健康な状態を保つ上で重要なのが、毎日の食事です。しっかり噛めて飲み込める、食事を楽しめる口元が、健康な体づくりには欠かせません。それに、食事は人生の楽しみの一つですからね。歯が痛いから、そこだけを治療して終わり、ではなく、なぜそのような状態になったのか背景に気づいていただき、次にそうならないためにサポートするのが僕たちの役割だと思っています。

院長が歯科医師を志した理由や、めざす歯科医療の在り方を見出したきっかけなどもお聞かせいただけますか?

森川真作院長 森川歯科クリニック2

僕は昔からスポーツが好きで、中学・高校時代は野球に熱中していました。でも、熱中するあまりケガも多くて。ケガをしないためにはどのようなトレーニングやケアを取り入れたらいいのか、ケガからより早く回復するためにどうしたらいいのかを、日頃から考えていました。するとある時、知り合いの歯科医師の先生と話す機会があり、そこで「歯を手入れすることが体の健康維持に深く関わる」と教えてもらったのです。実際に僕もその先生の歯科医院で矯正治療などを受けていたのですが、その先生のお話を自分で実感することができたんです。先生がアプローチしていたのは口なのにと、とても驚きました。それで僕も、歯科医療を通じて患者さんの心身の健康を支えられる歯科医師になりたいとこの道を志したんです。

心地良さを大切にした環境と診療スタイル

2019年に院内をリニューアルされたとのことですが、以前との違いについて教えてください。

森川真作院長 森川歯科クリニック3

まず、大きく変わったのは院内の動線ですね。車いすで来院される患者さんもいらっしゃるので、駐車場から入り口、診療のチェアまでの動線にゆとりを持たせました。入り口横にあるトイレも、車いすのまま入室できる造りです。駐車場には障害者用駐車スペースを用意しました。このほか、新たに設置したのが、患者さん専用のエレベーター。当院の2階の一角にはキッズルームがあるのですが、以前だと2階に上がるには階段を使う必要がありました。小さなお子さんを連れての階段の上り下りは大変です。その負担が軽くなったのではと思います。また、2020年には感染症対策をより強化するべく医療用の空気清浄システムを導入し、診療チェアごとに口腔外バキュームを設置しました。スタッフのウェアも感染症対策に役立つ仕様のものに改めたので、患者さんはもちろん、スタッフにとっても快適に、安心してお過ごしいただける環境になったのではと思います。

診察において心がけていることは何ですか?

定期通院の患者さんが多くなった一方で、歯の痛みなどの困り事をきっかけに初めて受診される患者さんもいらっしゃいます。そういった場合、まずは困り事を解決するのを第一に、治療を進めます。治療で困り事が解決できたら、それが起きてしまった要因を専門家の立場から説明し、トラブル予防の方針を考えていきます。ただ、このときに僕の考えを一方的に押しつけないよう注意しなければなりません。患者さんは学業や仕事、家事や育児と、それぞれに日々を忙しく過ごされています。だからこそ大事なのは、患者さんのライフスタイルや価値観なども踏まえて、その方に合った「歯の健康の守り方」を見出していくこと。通院頻度や毎日のセルフケアの内容も、患者さん一人ひとり異なる。これを当たり前に意識しながら、目の前の患者さんと向き合うようにしています。

院長だけでなく、スタッフの皆さんも同じ意識を持たれているのでしょうね。

森川真作院長 森川歯科クリニック4

そうですね、特に定期的なケアは歯科衛生士がメインとなるので、意識を高く持って患者さんと向き合ってくれていると感じています。スタッフはみんな勉強熱心。リニューアルに伴いスタッフルームも広くして、勉強会やミーティングを行いやすい環境にしました。今でこそ大人数での勉強会は控えていますが、休み時間の合間に少人数のスタッフが集まって意見交換をするなど、みんなそれぞれに工夫しながらレベルアップに努めています。僕もスタッフのみんなに負けじと、新しい歯科医療の知識や技術の習得に余念がないですよ。

健康を生涯サポートできるよう、訪問診療にも取り組む

外来だけでなく訪問診療にも出向かれているとか。

森川真作院長 森川歯科クリニック5

年齢を重ねれば、患者さんご自身だけで通院するのが難しくなったり、施設に入られたりと、今までどおり当院にお越しいただくのがかなわなくなることは、決して珍しくありません。10年、20年、さらにそれ以上のお付き合いをしていくためにも、訪問診療は欠かせないものだと感じています。実際にニーズもあり、最近では地域のケアマネジャーから相談を受けるケースも増えてきました。ますます高齢化が進む中、訪問診療は社会全体としてもより一層求められてくるでしょうから、外来と併せて力を入れて取り組んでいきたいと思っています。

診療に対する熱い思いをお持ちですが、そのモチベーションの源は?

患者さんの人生に寄り添いたいという思いと、何より自分自身も、年齢を重ねても、社会の役に立つ存在でありたいという思いでしょうか。これまで自分が蓄積してきた知識や経験を、次の世代に引き継いでいきたいのです。もちろんそうすることで、いつまでも自分が成長し続けられますし、周りにも喜んでもらえることが、やりがいにつながっています。開業当時は、少し大がかりな治療であっても、その患者さんにとって必要と感じたら、勧めることもありました。しかし今は、患者さんの思いをくみ取ることに力を入れ、「見守る」「支える」という姿勢を大事にしています。やみくもに介入するのではなく、一人ひとりに合わせた診療方法やアドバイスをするように変化しました。これからも、そんな変化を感じながら、成長していきたいですね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

森川真作院長 森川歯科クリニック6

良い歯の状態を長く保てるように、10年後、20年後の将来を考えた治療を提供してくれる歯科医院に出会っていただきたいです。人生100年時代、生涯にわたって食べたい物を食べ、楽しく生き生きと過ごしていくためには、きちんと噛める歯、そして飲み込む力が不可欠です。当院でも、患者さんが将来「もっと歯の予防に力を入れておけば良かった」と思うことがないように、一緒に考えながら個々に合う診療を提供させていただきますので、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正歯科/22万円~88万円

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