全国のドクター9,154人の想いを取材
クリニック・病院 160,825件の情報を掲載(2021年4月21日現在)

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 福岡市中央区
  4. 桜坂駅
  5. しのざき歯科
  6. 篠崎 元哲 院長

篠崎 元哲 院長の独自取材記事

しのざき歯科

(福岡市中央区/桜坂駅)

最終更新日:2021/01/28

154080 top

西鉄バス小笹団地東門前バス停すぐ、住宅街の中にある「しのざき歯科」。篠崎元哲院長が、携わった患者を最後まで責任を持って診ていきたいとの思いで開業に踏み切ってから13年、地元住民の口腔の健康維持に寄与してきた。地域に根差す歯科医院の務めとして幅広い歯科疾患に対応する中、「歯牙移植」という専門的な治療も行っている。「患者第一」の共通したコンセプトのもと、同院の階下にある内科と積極的に連携。多角的な視点で患者により良い歯科医療を提供すべく日々奮闘する篠崎院長に、同院の特徴などを聞いた。
(取材日2021年1月6日)

勤務医時代から多く携わってきた「歯の移植」にも対応

歯科医師になったきっかけや開業までのご経歴を教えてください。

1

父が内科医で親戚にも医療従事者が多かったものですから、自然と同じ道に進んだ感じです。そんな中歯科医師を選んだのは、手先が器用なほうだったからです。大学卒業後は患者さんの非常に多い病院で9年間勤務していました。そこでは常時6~7人の歯科医師と切磋琢磨していましたが、担当医制だったので、まるで隣同士で開業しているようなスタイルでしたね。そこで患者さんと歯科医師の関係性というものを学びました。ただ勤務医をしている限りは、いつか患者さんとのご縁は切れてしまって自分が行った治療の先が見られない。自分が携わった患者さんを最後までしっかり診ていきたい、自分が良いと思った治療に対して責任を持ち対応できるようにしていきたいとの思いから開業に至りました。

幅広く診療されていると思いますが、こちらならではの診療はありますか?

歯の移植でしょうか。勤務医時代に矯正の先生から、歯の移植の依頼があったんです。僕はその時他の経験は積んでいたけれど、移植については十分な経験がなく。何とか対応したものの、自分では満足できなくて。他にも親知らずを抜くときに1つ手前の歯も抜かざるを得ない経験もあり、「移植の技術をきちんと持っていたら、治療の選択肢が増えるのではないか」と感じたんです。それからは積極的に歯の移植に携わり、技術も積み重ねてきたので、ここでも引き続き行っています。抜歯した場合の少ない選択肢の中に、「移植」も加わった。患者さんは、「こんなことできるんですね」と驚かれるようですね。当院ではほとんどの場合、保険診療で行いますが、状態によっては自由診療の治療法をご提案する場合もあります。

診療において他に特徴的な部分はありますか?

2

当院の下の階に入る内科医院との連携があることです。そちらの先生も患者さん目線で患者さんに寄り添った診療をされています。僕も同じスタンスなので、これからも一層連携を強化して、患者さんにとって有益な歯科医院になりたいと思っています。例えば口腔ケアを適切に行うことで体の健康維持にもつながるということがあります。新型コロナウイルス感染症の予防においてもそう。ウイルスは主にお口の中を通って体に侵入するわけですから、お口を清潔に保つことが大切なんです。そのような情報をお互い共有することで、患者さんの健康を守っていければと考えています。必要に応じてお互いの患者さんを紹介するかたちをとっていますが、患者さんの安心にもつながっているようで、三者にメリットがあるのではないかなと思い、続けています。

自身の経験から可能な限り痛みを抑えた治療を提供

診療の際心がけていることは?

3

最も心がけていることは、症状の原因や治療法について患者さんに理解していただけるよう、説明することです。言葉だけでなく、あなたの虫歯はこのくらい進んでいますよ、ということがわかるような絵やエックス線画像などを用いて説明をするなどの工夫もしています。また、わかりにくい内容については、より細かな資料を用意して対応するなどしています。他に気をつけているのは、子どもさんへの対応で、モニターでアニメを見られるようにするなどリラックスできる環境づくりに努めています。もちろんできることとできないことがありますが、発達障害がある子などさまざまなお子さんがおられますので、すべてのお子さんに気持ち良く受診してもらえるような接し方を心がけていますね。

「痛みを抑えた治療」も心がけているそうですね。

麻酔の痛みが苦手な人っていますよね。実は僕も治療を受けるときに何が怖いかというと麻酔です(笑)。嫌な思いをした経験があって、勤務医時代もいかに麻酔を痛くないようにするかというので、すごく上手な先生から学び、患者さんにもそのように対応しています。あとは例えばインプラントや口腔外科の手術などのときに、基本的には通常の局所麻酔を行いますが、恐怖心が強い人には静脈内鎮静法をご案内しています。内科では一般的な麻酔なので、階下の内科医院にお願いしているんです。

矯正相談や訪問歯科診療にも対応されていると伺いました。

4

子どもの患者さんが多いので、矯正の相談は結構受けるんです。今は紹介して専門の歯科医院へ行ってもらっているのですが、当院でワンストップでできるようになると、患者さんや親御さんのご負担も減るかなと考えているんです。こちらに定期的に通ってくださる先生が見つかれば検討したいと思っています。訪問歯科診療については、最初に始めたのは勤務医時代で、ずっと来られていた患者さんが高齢になって、必要に応じて入れ歯の調整の道具を持って訪問する程度でした。当院は2階にあるので、階段を上るのが大変な高齢者も結構おられる。そこで訪問診療で使える道具をそろえて、開院当初から対応しています。昔からお付き合いのある患者さんを中心に訪問し、入れ歯の調整だけでなく、虫歯の治療や入れ歯やブリッジなどを作るといったこともしています。ただしあくまでも外来がメインですので、これ以上訪問診療を広げていく予定はありません。

患者にあらゆる選択肢を提供できるクリニックをめざす

スタッフについて教えてください。

5

現在歯科衛生士が2人います。今は新型コロナウイルス流行もあり控えていますが、テーマを決めて毎月1回勉強会をしています。「子ども対応」など接遇に関するテーマが多いですね。お子さんの場合は必ず目線を下げて対応してくださいとか、お子さん自身だけが患者さんじゃなくて、親御さんとおじいちゃんおばあちゃん、学校のお友達……。コミュニティの輪の中心になる子どもさんというのは大事ですよと強調したり、この年齢の子はこういう感じですよと伝えたり。話し出すとつい長くなってしまうので、適切なところで切り上げるようにしています(笑)。患者さんへの冊子を使用しての説明はスタッフにしてもらうときが多いのですが、難しい内容については僕が最初に説明し、患者さんがある程度理解されたら、「あとこれについて説明してね」と、スタッフに連携する場合もあります。

先生が思われるクリニック選びのポイントとはなんでしょうか?

幅広い選択肢を患者さんに提供できる、専門的な内容まで提案できるクリニックというのがやはりニーズに応えやすいのかなと。それが良い先生だと言えると思います。実は僕自身それをめざしてやっているところです。現代は歯1本の大切さが昔と比べて高くなっていると思うんですね。昔だったら歯科医師が治療方針を決めて、「この歯は抜きましょう」と言ったら言われるがまま抜かれるだけという状況も多かったと思いますが、今はそうではなく、歯科医師が治療方法を提案して患者さんに選択してもらうという流れが普通です。だったら、選択肢が多くていろいろ相談できる歯科医師が患者さんにとって理想ではないかと思うんです。患者さんご自身の希望と歯科医師の治療方針が合っていて、なるべく一方的ではない歯科医院を見つけることが大事なのではないでしょうか。

読者へのメッセージをお願いします。

6

歯科に関しては、やはり「通院できる所」が大切なポイントだと思います。勤務医時代に遠方から来られる患者さんもいたのですが、遠いためにどうしても通える日数が限られるということがあって。そうするとこちらも管理ができなかったり、急な予約が入れられずに患者さんが困ったりすることもありました。歯科に関しては近くで良い先生を見つけるのが、絶対大切だと僕は思います。だから、何が何でも当院へ来てほしいとは言いません。歯の調子が悪くなって治療すればそれで終わりということではなく、定期的にメンテナンスを受けることがお口の健康のためには重要なこと。読者の皆さんには、そういう意味でも無理せず安定して通える歯科医院を探していただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(上部構造含む)/30万5000円~、インプラント治療(埋入)/20万円、歯牙移植/10万円

Access