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赤井 亮子 院長の独自取材記事

たまの森こども歯科

(八王子市/南大沢駅)

最終更新日:2020/07/02

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南大沢駅より多摩ニュータウン通りを橋本方面に歩くこと約5分。天然石と木の外観が印象的な森の中のロッジのような建物が、「たまの森こども歯科」だ。2020年6月に多摩センター駅の近隣より移転しリニューアルオープンする同院の赤井亮子院長は、「0歳から親子で予防する歯科医院」をコンセプトに、母親には虫歯や歯周病の予防や精密な治療を提供し、子どもには、体幹トレーニングなども取り入れることで、0歳からの切れ目のない予防に取り組んでいる。「お子さんが12歳の時には虫歯もなく歯茎も歯並びもきれいで、お母さんもすてきという状態をめざしています」と優しい笑顔で話す赤井院長に、同院のことについて話を聞いた。
(取材日2020年5月7日)

温かいコミュニティーの場となる歯科医院にしたい

なぜ、移転リニューアルされたのですか?

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これまで10年ほど、多摩センター駅の近くで「りょう歯科クリニック」として診療をしていたのですが、手狭になってきていたこともあって場所を探していたんです。新しくするにあたっては、親子で楽しみに来てもらえるような場所にしたいなという思いがありました。それで、ここは周りに大きな建物がないので見晴らしも良く、斜め下には電車の線路が通っているので子どもも喜びますし、その奥の斜面には季節によっては草取りのヤギさんがいたり、キリンさんのオブジェや動物の絵が書いてあったりと自然が感じられるのが、私のイメージにすごく合っていたんです。それで、ここは親子で楽しみに来てもらえる環境をつくるにはすごく良い場所だなということで、こちらへの移転を決めました。

本当にすてきな院内ですが、こだわったところはありますか?

今回、「たまの森こども歯科」と院名を変えましたが、森にはいろいろな動物がたくさんいるように、温かいコミュニティーの場にしたいと思っています。それを感じられる空間にしたいということで木をたくさん使って、窓を大きくして光を上手に取り入れて、明るくてホッとできるような、深呼吸のできるような空間にしました。1階は無垢材のフローリングにして、子どもたちが裸足でも歩けるようにしてあります。設備的には、歯並びを診る際に役立つセファログラムや、虫歯治療などでより質の高い診療が提供できるようCTやマイクロスコープなどを備えています。

託児室や、ほかにも広いスペースがありますね。

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当院は小児歯科に力を入れています。虫歯は基本的に親からうつりますから、0歳の頃から親子で一緒に通って予防しましょうというのがコンセプトなんです。でも、特に小さな子どもがいると通院しにくい場合があります。そういうお母さんを応援したいという思いから、安心して受診できるよう託児室を作りました。そして、1階は子どもたちのフロアなのですが、診察室は1部屋に診察ユニットが3台並んでいます。子どもたちは、同世代がやっているのを見て「自分もやろう」と成長していくので、そうすることでちょっとした競争心を与えられるようにしているんです。また、子どもが体幹トレーニングなどをするスペースもあります。2階はお母さんたちのスペースなので診察室を個室にしてあり、育児で大変な中で来ていただいているので、天井もかなり高くするなどゆったりとくつろげるような空間にしてあります。

0歳児から親子で取り組む予防

力を入れていることは何ですか?

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まずは、親子で早めから予防に取り組むことの大切さを皆さんに知ってほしいというのがあって、それをどんどん発信していきたいと思っています。赤ちゃんの時に虫歯はありませんが、多くの場合3歳までの親子の関わり方で虫歯になりやすい、あるいはなりにくい子に育つのかが決まってきますので、0歳から3歳までの親子の虫歯予防には、特に力を入れて取り組んでいます。同時に虫歯の予防だけではなく、例えば、離乳食の段階を踏んでいくことが口の発達や歯並び、そして全身の健康にも影響してきますので、そのあたりのことも一緒にお母さんたちに伝えるようにしています。そして、歯並びの悪さは完全に予防するのが難しいので、その場合には3歳頃からの矯正のプレコースでしっかりとアプローチしていきます。0歳から切れ目のない予防をして、12歳の時には虫歯もなく歯茎も歯並びもきれいで、お母さんもすてきというのをめざしています。

目安としてなぜ、虫歯予防は3歳までが大事なのですか?

1歳半から2歳半は「感染の窓」が開いている時期といって、虫歯の菌が住み着きやすいとされているんです。一方で、その時期を過ぎれば菌が定着しにくくなるといわれています。でも、その頃は赤ちゃんのいやいや期の最中ですから、その時期に頑張って歯磨きをするのは難しいのです。それなら、虫歯菌はお母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんからうつりますから、そこの菌を少なくすれば感染する確率は下がるはず。加えて、毎日ちゃんと仕上げ磨きをするという習慣をつけることが大切で、それをしっかりと指導するというのも、その時期には大切になります。ですから、できれば妊婦さんの時からでも来ていただいて、そのうちに治せるところは治しておいて、出産して赤ちゃんの首が座ったら、例えば、抱っこの仕方でも歯並びが変わってくるなど歯が生えてなくてもアドバイスできることはたくさんありますから、早めに来ていただきたいと思っています。

矯正のプレコースについても教えてください。

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子どもたちの歯並びが悪くなることの予防にもすごく力を入れていて、悪くなってしまった歯並びを、歯を抜いてきれいに並べるのではなく、悪くなる根本的な原因にアプローチをして、歯並びが悪くならないようにすることをめざしています。例えば、歯並びが悪くならないようにするには、正しい呼吸や唾を正しくごっくんできることが大切ですが、それは体幹がしっかりと整っていないと難しいところがあるのです。ですから、リトミックやバランスボールなども使って体幹を鍛えると同時に、正しい呼吸や唾をごっくんできるように指導もすることで、顎の正しい成長をサポートし歯がきれいに並ぶことをめざしているのです。

歯のことに限らず何でも相談してほしい

診療の際に心がけていることはありますか?

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大人の治療の場合ですが、治療したところを長く持たせるためには、どのようにアプローチすれば良いのかを考えること。そして、しっかり納得がいく説明をして、患者さん本人に理解をしていただいた上で治療をすることを心がけています。例えば、口の中の写真やエックス線撮影も定期的に行って、タブレット端末で一人ひとりが見られるようにしていますし、もし何かわからないことがあれば、そこに記入をしながら説明をするようにしています。特に予防に関しては、自分の口の中のことをちゃんと理解しているからこそできると思っていますので、しっかりと説明することは大切にしています。そして、一度治療をした歯は再発しやすくなりますので、まずはできるだけ削らないことを考えて、どうしても削らないといけないときには、セラミック素材やマイクロスコープなどを使って、精密な治療をするようにしています。

話は変わりますが、どのようにリフレッシュしていますか?

小学生の頃からバイオリンを続けています。でも、大学に入学してからは忙しかったので中断し、再開したのは開業してからなんです。今でもオーケストラに所属して年に2回ほど演奏会にも参加していますし、演奏会を通じて知り合った先生にレッスンをしていただいています。あとは、山登りとかスキューバダイビング、バーベキューなど自然の中に身を置くのが好きで、当院の場所や外装、内装もその影響があったのかもしれません。でも、今は時間が取れなくて、なかなか行けませんね。

今後の抱負とメッセージをお願いします。

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聞いたところによると南大沢ではまだ、予防歯科に取り組んでいるクリニックが少ないようです。そして、0歳からの予防って実際にはどんなことをするのだろうと疑問を持つ人や知らない親御さんもいるかもしれませんので、まずはどんどん発信をしていきたいと思っています。予防を始めることは決して敷居の高いものではありませんから、妊娠した、子どもが生まれた、歯が生えてきた、歯磨きはどうすれば良いのだろうと思ったときなど、どんなことがきっかけでも良いと思います。当院には歯のことだけではなく、いろいろな意味でお母さんの味方になれるスタッフがそろっていますので、ぜひ気軽に来ていただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックを用いた補綴治療/6万円~、歯列矯正/30万円~

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