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赤井 亮子 院長の独自取材記事

りょう歯科クリニック

(多摩市/京王多摩センター駅)

最終更新日:2019/08/28

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小田急線と京王線が乗り入れる多摩センター駅から徒歩約7分、大型アミューズメントパークのすぐそばに「りょう歯科クリニック」はある。院長の赤井亮子先生は予防に力を入れており、新たに導入した口腔筋トレーニングは、多くの母親に支持されているという。また保育士の資格を持つスタッフが在籍し、親子で受診できる体制が整えられているのもうれしい。「歯科医院に行くのを楽しみにしてもらいたいと思っています」と話す赤井院長の魅力は、何といってもその笑顔だ。人と接するのが好きで、開業を決めたのも、もっと患者と接する機会を増やしたかったからだという。診療室には、子どもたちが喜ぶ楽しい飾りが施され、おもちゃも用意されている。取材では、赤井院長に予防の重要性や同院の特徴などを詳しく聞いた。
(取材日2019年1月24日)

親子で予防ができる歯科医院をつくりたい

なぜ多摩センターの地に開業しようと思われたのですか?

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新潟大学歯学部を卒業後、同大学院にて研究と臨床の実績を積みました。さらにスキルを磨くために東京に出てきたので、当初は東京で開業しようとは思っていませんでした。でも、多摩地域に住んでいる方々と知り合いになり、みんなとても温かい人たちばかりだったので、東京で開業するのもいいかなと思うようになりました。

保育士資格を持つスタッフさんが多いそうですね。

10人のスタッフのうち歯科衛生士が3人、残り7人のうち4人が保育士の資格を持っており、受付や助手、託児を担当するほか、将来歯並びが悪くなるのを予防するための口腔筋トレーニング指導にもあたっています。通常は歯科衛生士が指導することが多いのですが、当院では保育士も勉強し、指導にあたっています。それは、保育士は子どもの特性を生かした指導が得意なのと、預かったお子さんの様子をより的確にお母さんたちに伝えることができるからです。また、託児にも力を入れているので、お母さんたちにも安心して治療を受けていただくことができます。夕方の時間帯は、たくさんのお子さんがいて、まるで保育園のようににぎやかなんですよ。

院内を改装したとお聞きしました。

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2014年にキッズルームと予防専用ルームを増設し、より予防に特化し、親子で受診できるようなクリニックをめざしてきました。また、新たに導入した口腔筋トレーニングを受けるお子さんが増えてきたため、トレーニングルームも新設しました。以前はキッズルームで行っていたのですが、トレーニングを受けるお子さんたちにとって最適な設備と環境を整えたいという思いから、専用のスペースを作ることを決心しました。

生活の一つ一つが、将来の歯に影響する

なぜ口腔筋トレーニングを取り入れようと思ったのですか?

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開業当初は成人の方を中心とした予防処置を行っていたのですが、一度治療を受けた歯はどんなにケアしても再発を繰り返してしまうリスクが高いのです。小さい頃から歯を削らなくて済む状態で大人になることが良いことだと気づき、試行錯誤の末、成人メインではなく、お子さんからの予防に力を入れるようになりました。歯並びが悪くなる根本の原因は、小さい頃に顎がしっかりと成長しなかったことにあるとも考えられます。また、最近は口をポカンと開けたまま呼吸をしている子が多いですが、これも歯並びに影響しやすいです。当院では、顎の発達を促す舌や唇のトレーニングや、腹式呼吸ができるようにするトレーニングを、子どもたちが楽しんで行えるよう保育士スタッフが中心となって指導しています。

歯並びが悪くなる原因の一つは、永久歯が生える前にあるのですね。

そうです。極端な話をすると、赤ちゃんの抱っこの仕方や離乳食の与え方、食材の選び方など、生活の一つ一つが、将来の歯並びに影響することがわかってきています。当院では、まず6歳までの乳歯に虫歯が1本もないこと、そして永久歯に生え替わる12歳くらいまでに、すべての歯に虫歯がなくきれいな歯並びになることをめざします。ゼロにするのはなかなか難しいですが、徹底していきたいと思っています。歯並びが悪いと将来の虫歯につながりやすいですし、歯周病の原因にもなり得ます。早い段階でしっかりとした歯並びにすることが、後々の健康維持にも役立つのです。

マタニティー歯科にも力を入れているそうですね。

妊娠中のお母さんの状態が将来の子どもの歯に影響することがわかってきたので、そこからマタニティー歯科にも力を入れるようになりました。出産直後はお母さんも忙しく、歯科医院になかなか行くことが難しいことや、お母さんの虫歯菌や歯周病菌が赤ちゃんにうつる恐れがあるので、口腔内を清潔に保つ必要があるからという理由もあります。もちろんお母さんだけでなく、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、必ずご家族の虫歯や歯周病も治療するようにアドバイスしています。

予防するには患者さんの理解が必要だと思うのですが、どのような工夫をされていますか?

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治療は悪い部分を良くしていくというものなので、患者さんにもわかりやすいですし達成感がありますよね。でも予防は悪くならないように維持していくので、どうしても感動が薄くなりがちです。気づいたら虫歯になっていなかったという小さい感動の積み重ねなので、予防の大切さを知ってもらうには、最初が肝心だと思っています。初診の患者さんには、まず予防の大切さについて必ずお話しします。次に、自分のお口の中の状況を把握してもらうために、必ず口腔内の写真を撮ります。歯の裏側など、普段見えない部分まで撮影するので、それを見ると患者さんの意識は変わりますね。磨けていない部分、虫歯になりそうな部分などを指摘して説明をし、一人ひとりのお口の状態に合わせた予防ができるようにアドバイスします。

口は重要な器官だということを、常に発信していきたい

ところで、先生はなぜ歯科医師になろうと思われたのですか?

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小さい頃に通っていた歯科医院が、先生もスタッフもとても明るくて、通うのがとても楽しかったからです。その時に先生から「歯医者さんは、歯の治療だけではないんだよ」ということを教わりました。実際、歯の健康は全身の健康につながっていて、噛み合わせは体のバランスと、歯周病は糖尿病や心臓疾患と深い関わりがあるといわれています。歯の本数によって、病気のなりやすさが変わってくるともいわれているんですよ。高齢でも歯が多く残っている人は健康な人が多いですよね。そのことを最初に教えてくれた先生の存在がきっかけとなり、大学卒業後は大学院で免疫学を学びました。そこで得た知識を生かして、患者さんに「お口は生きていく上でもとても重要な器官」であることを常に発信していきたいですね。

日々お忙しいでしょうが、趣味にしていることはありますか?

小学校の頃からずっとバイオリンを続けています。大学に入学してからは忙しかったので中断し、再開したのは開業してからなんです。今でもオーケストラに所属し、年に2回ほど演奏会にも出席しています。演奏会を通じて出会った先生にレッスンをしていただいているのですが、先生が海外にいらっしゃるときは、インターネット電話を通じてレッスンを受けることもあります。最近はシューマンの曲が好きで、演奏していると、ライン河をクルージングしているような情景が浮かび、旅情を楽しんでいるような気持ちになれるんです。趣味を満喫している人ほど、仕事もきちんとこなしている人が多いと思いますし、患者さんと接する職業ですから、どこかで息抜きをして、心の豊かさをチャージすることは必要ですね。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

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1本でも多くの歯を残すためには、お子さんの時からの予防が非常に重要です。0歳から2歳のお子さんとその親御さんに来院していただき、口腔内のチェックや唾液検査を受けていただきたいと思います。というのも、2歳から3歳の間に「感染の窓」という虫歯に感染しやすい要注意時期があります。この時期を乗り越えることができれば、虫歯になるリスクがぐっと下がり、お口の中が健康に保ちやすくなるといわれているのです。虫歯になってからではなく、なる前にできることがたくさんあります。当院では、予防の大切さや具体的な予防プログラムについてじっくりご説明させていただいておりますので、ぜひ早い段階から受診していただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

唾液検査/1500円~
※年齢によって費用が変わります。詳細はクリニックまで問い合わせください

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