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武永 智 先生の独自取材記事

矢向レディースクリニック

(横浜市鶴見区/矢向駅)

最終更新日:2025/12/19

武永智先生 矢向レディースクリニック main

「矢向レディースクリニック」があるのは、JR南武線・矢向駅から徒歩5分ほどの場所にある「健ナビメディカルモール」の3階だ。住宅エリアから駅に向かう道沿いにあり、アクセスも便利。婦人科・産婦人科の診療に幅広く対応しており、分娩は取り扱っていないものの、32週までの妊婦健診を扱う。県内の病院で妊娠・出産から悪性腫瘍の手術まで幅広く経験し、医師と患者の評価の乖離について論文を執筆した経験から、常に「私が思うよりも患者さんはつらい」という意識で診療にあたる。「医療の細分化が進んでいるからこそ、かかりつけとしていつでも患者さんを受け入れられる存在でありたい」という智先生に、診療に対する信念や今後の展望について話を聞いた。

(取材日2025年9月26日)

産婦人科は「おめでとう」にあふれる診療科

先生のご出身と、これまでのご経歴をお聞かせください。

武永智先生 矢向レディースクリニック1

生まれも育ちも、職場もずっと神奈川県内です。初期研修は北里大学病院で臨床の基礎を学んだ後、済生会横浜市東部病院で産科、婦人科、生殖医療まで幅広く学び、研鑽を積みました。その後聖マリアンナ医科大学大学院に進学し、婦人科系の腫瘍についても学び、専門性を深めました。2023年から父が院長を務める当院でも非常勤で患者さんを診るようになり、2024年からは常勤医師として診療しています。

産婦人科医の道に進んだのは、やはりお父さまの背中を見て育ったからでしょうか?

子どもの頃から「将来は医師になりたい」という漠然としたイメージは持っていました。実際に医学部に進もうと考えたのは高校に入ってからです。ただ、当時は「産婦人科にはなりたくない」と思っていました。幼い頃から昼夜を問わず呼び出されて忙しそうにしている父を見ていたので、医療の領域で最も厳しい診療科なのでは、と思っていたんです。それでもどこかで興味はあって、医学部の実習で出産を見学させてもらったら、考えが変わりました。私は医学の世界でも産婦人科は「おめでとう」と言うことの多い科だと考えています。“生”を間近で感じられる産婦人科で医療に携わりたいと考え、父と同じ道に進むことにしました。

診療の際に心がけていることはありますか?

武永智先生 矢向レディースクリニック2

男性である私には、生理痛や出産の感覚を体感することはどうしてもできません。ただ、産婦人科医として多くの女性の話を聞いてきましたので、痛みやつらさを聞いて「一般的な患者さんに比べて症状が重いですね」「同じ症状の患者さんからはこういうことをよく聞きますが、あなたはどうですか?」という問いかけをすることができます。また、大学院在籍時に「医師は患者さんの訴えを軽視してしまうことがある」という研究を論文にまとめたことがあります。論文で取り上げたのは化学療法中の副作用についてでしたが、患者さんの体感と医師の評価に隔たりがあるということが客観的なデータからわかったんです。日頃の診療では、常に「私が思うよりも患者さんはつらいんだ」という意識を持って、話を聞くようにしています。

患者にストレスをかけないよう配慮して診療を行う

クリニックの特徴を教えてください。

武永智先生 矢向レディースクリニック3

大きな特徴の一つは、子宮体がん・子宮頸がんの細胞診を経て再検査が必要になった方に対して、組織検査を行うことが可能だということです。クリニック規模で組織検査も対応できるところは多くありません。精密な検査も安心してお任せください。もちろん、月経痛や不正出血、かゆみ・おりものの悩み、避妊や月経移動を目的としたピルの処方、手術後のフォローやがんの再検査など、出産以外の婦人科・産婦人科の診療も幅広く行っています。もちろん妊娠の確認や妊婦健診も行っていて、32週頃までは当院で状態を確認することが可能です。出産直前の健診や分娩、それ以外にも手術が必要な場合に関しては、私がかつて勤務し、今も密に連携を取っている済生会横浜市東部病院をはじめ、近隣の総合病院と連携しています。

子どもを連れての受診も可能でしょうか?

もちろん、可能です。上のお子さんを連れて、第2子や第3子の妊婦健診にいらっしゃる方も多いです。診察室まで一緒に来てもらっても問題ありません。東部病院で分娩に立ち会った子が来てくれることもあり、そういったときは感慨深いですね。乳幼児だとまだわからないと思いますが、小学校高学年くらいになると赤ちゃんの話にすごく興味を示してくれますよ。

デリケートな悩みを抱える患者さんには、どのように寄り添っていますか?

武永智先生 矢向レディースクリニック4

例えば不妊治療に取り組んでいる患者さんに対しては、メンタル面のコンディションが結果に大きく影響するため、できるだけストレスをかけないようにしています。気になることは多いと思いますが、患者さんにお伝えする情報は取捨選択しています。例えば「すべて知っていないと不安になってしまう」という方の場合は、できるだけ率直にお伝えすることもあります。情報によって不安になって思い詰めてしまいそうな方には、最低限のアドバイスにとどめます。受け止め方もそれぞれなので、患者さんに合わせるようにしていますね。伝え方に気をつけながら「そろそろ次のステップに進みましょうか」と、1~2周期前にご提案しています。

20代になったら、年1回の婦人科検診を受けてほしい

どのような患者さんが多いですか?

武永智先生 矢向レディースクリニック5

年齢では、20~40代の方が圧倒的に多いです。診療内容が非常に幅広いので、さまざまな症状の方が見えます。全体の7~8割ほどは、慢性的な症状や筋腫の治療などで定期的に来院されている方ですね。また、当院ではオンライン診療も行っていまして、ピルの処方や検査結果の説明などの場合に利用される方が多いです。結果説明だけなら内診台に上がっていただく必要もなく、数分で終わりますからね。

婦人科検診はどのくらいの頻度で受けるのが理想的でしょうか。

理想的には年1回ですね。自治体が行う無料の検診は2年に1回程度、横浜市では最近5年に1回になってしまいましたが、それだけだと不十分だと思っています。検査の内容としては、まずは一般的な子宮体がん、子宮頸がん、それから超音波検査をしておくのが良いでしょう。この3つの検査を受ければ、婦人科での疾患についてはだいたいチェックできます。子宮体がんは40代から増える傾向にあり、子宮頸がんは20代で罹患する方も多いです。1年で進行してしまうこともあるので、定期検診は必ず受けてほしいですね。

今後、地域にとってどのようなクリニックとなりたいか、展望をお聞かせください。

武永智先生 矢向レディースクリニック6

分野を問わず、医療の世界は現在かなり役割が細分化しています。産婦人科でいえば、分娩や手術といった専門の設備と病床を必要とする処置は総合病院や中・大規模のクリニックで行い、月経痛やPMSといった日常生活と地続きの症状については、当院のようなクリニックで対応しています。手術が必要な方は当院から総合病院にご紹介することもありますが、反対に、手術後や細胞診異常、子宮や卵巣の経過観察などで長期間のフォローが必要な患者さんは、総合病院から当院に紹介していただいているケースも増えています。だからこそ当院は、近隣の医療機関と連携しながら、困ったことがあれば気軽に足を運べるクリニックでありたいと思っています。何かあればご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

避妊・月経移動が目的のピルの処方/2000円~ ※詳細はクリニックへお問い合わせください

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