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原口 浩一 院長の独自取材記事

おおはし歯科クリニック

(福岡市南区/大橋駅)

最終更新日:2021/10/12

原口浩一院長 おおはし歯科クリニック main

住宅地が広がる福岡市南区に「おおはし歯科クリニック」はある。同院は、博多駅からほど近い「深江歯科クリニック」の分院として、1997年に開院。西鉄大橋駅から徒歩1分というアクセスの良さから、「患者層は幅広く、その中でも通勤で駅を利用している方が多く来られます」と原口浩一院長は言う。一歩足を踏み入れると、清潔感あふれる空間が広がり、大きな窓からたくさんの自然光が差し込む明るい院内。ここには3人の歯科医師が在籍し、すべての治療において「痛みの少ない歯科医療」を心がけているのだそう。また、タービンの取り替えはもちろん、スリッパも消毒後に個包装するなど、開院当初から徹底した感染症対策を行っているという原口院長に、診療方針やこだわり、注力していることなど詳しく聞いた。

(取材日2020年10月5日)

20年以上前にアクセスの良い大橋駅のすぐそばに開院

小さな頃はどんなお子さんでしたか。

原口浩一院長 おおはし歯科クリニック1

小学生の頃は活発なほうではなく、プラモデルを作ったり、細かい作業が好きでしたね。学校の授業でも図工が得意でした。中学からはバスケットボールを3年間取り組み、心身ともに鍛えられました。高校は理系の進学校だったこともあり、医師をめざしている人が周りに多くいました。私自身、手先が器用だったことと、細かい作業が好きだったことから、向いている分野だと感じ、歯科医師の道を選びました。

大学は九州大学の歯学部へ進まれ、卒業後は本院の「深江歯科クリニック」で経験を積まれたそうですね。

本院では特にインプラント治療の技術を磨かせてもらいました。師匠である深江正彦先生は、インプラント治療に特に専門性をお持ちの先生ですから、その技術をぜひ習得したいと思ったのがインプラントに注力した理由です。そして、7年ほど勤めさせていただいた頃に分院の話が出まして、院長を務めさせてもらうことになったんです。ここを開院したのは20年以上前になりますが、本院はビジネス街、分院は比較的マンションや戸建てなどの住宅地が多いことから、患者層が異なってくることを想定して準備をしました。まずはこの土地に早く溶け込めるように、昼食は普段、妻の作るお弁当だったのですが、当初は外にランチを食べに行って、地域の方とお話したりしていましたね。

今ではすっかり浸透し、多くの方が来院されていますね。やはり患者層は幅広いですか。

原口浩一院長 おおはし歯科クリニック2

駅がすぐそばですので、割合からいうとやはりお勤めされている方や主婦の方が多いですね。通いやすいという点が大きいと思います。もちろん最近は、昔に比べると歯に対する意識が高い方が多くなってきましたので、メンテナンスで来られる方も増えました。定期的にメンテナンスされている方の中には、開院当初からなので20年以上来られている方もいます。当院は、平日お忙しくて来られない方のために、土曜日も19時まで診療していますので、それが理由で来てくださる方も多いですね。

「痛みの少ない歯科医療」をめざし、診療を行っていく

治療に関しては「痛みの少ない歯科医療」を心がけているとお聞きしました。

原口浩一院長 おおはし歯科クリニック3

それが大きな柱ですし、あって然るべきことだと思っています。自分が患者さんの立場であれば、痛い思いはしたくありません。そのため当院は、治療をする時に用いる笑気(しょうき)麻酔を導入しています。これは、鼻から吸って使用する麻酔で、リラックスした状態になっていくため、この麻酔があることを事前に調べて来られる患者さんもいらっしゃるんですよ。それだけ痛みに対して恐怖心がある方や、敏感な方が多いということですよね。実際に使用せずに済むことが多いのですが、これがあるだけでも安心していただけますので導入しました。最初は必ず表面麻酔を使用します。「今の麻酔は注射じゃないんですね」と言われるくらい、針を刺されていることに気づかれない方も多いんですよ。

気づかれないように行える技術があるからこそだと思いますし、それが特徴でもあるのですね。

原口浩一院長 おおはし歯科クリニック4

当院が一番こだわっている点は時間をかけて丁寧に行うこと。麻酔に関しては特に時間をかけます。最初に刺す瞬間が大事で、いかに刺しているのを患者さんに気づかれないようにできるかですね。そこがうまくできれば、あとは焦らずゆっくりと麻酔液を入れていく。つまり、蚊が人を刺すのと同じです。気づかずに蚊に刺されていることがありますよね、それをめざしているんです。患者さんからは「今の麻酔は注射じゃないんですね」と言われるくらい、針を刺されていることに気づかれない方も多いんですよ。そして、もう一つ大事にしているのはお声がけをすること。「順調に進んでいますよ」など、お声がけをすることで患者さんの安心にもつながると思うんです。

女性を含む歯科医師3人が患者のニーズに合わせて担当

スタッフさんについてもお聞かせください。

原口浩一院長 おおはし歯科クリニック5

矯正以外、ほとんどの歯科診療に対応していて、歯科医師3人にスタッフも含めると約10人体制で、診療にあたっています。当院には、スタッフが充分に休みを取ることができる働きやすい環境をつくることで、皆も長く勤めてくれますし、結果患者さんへのより良い対応にもつながってきます。そして、女性の歯科医師もいますから、女性の先生を希望される方のニーズにもお応えします。さらに、患者さんがリラックスして治療、メンテナンスを受けられるようにコミュニケーションも大切にしています。治療した歯を長く維持していくためには定期的なメンテナンスに尽きます。多くの方にモチベーションを維持していただけるよう、スタッフ一同、取り組んでいます。

それぞれの先生が患者さんのニーズに合わせて担当されているのですね。

ええ、私は年配の方やインプラント治療などをメインに担当しています。外科的な処置、特に横に生えている親知らずなどは、ずいぶんと多くの症例を診てきましたので、私が担当することが多いですね。歯科医師それぞれに得意な分野がありますので、そこは患者さんのニーズに合わせて担当させていただいています。インプラントや審美歯科など自由診療に関しては費用面が気になる方も多いかと思いますが、当院はホームページにすべて掲載しています。また、ホワイトニングに関しても女性だけでなく、最近では男性の患者さんにも高いニーズを感じています。

では、最後にクリニックとして力を入れていきたいことをお聞かせください。

原口浩一院長 おおはし歯科クリニック6

やはり予防ですね。車に車検があるように、歯も治療したから終わりではなく、メンテナンスが必要です。「よく噛んで、よく食べること」が健康の源ですから、定期的なメンテナンスが重要です。歯周病というのはサイレントキラーで、症状が出た時は抜歯しなければならないなど、手遅れの方が少なくありません。よく噛めると頭への血流が良くなり、健康寿命を延ばすことにもつながると言われています。多くの方へ長く快適な生活を送っていただくためにも、予防については今後もより力を入れて取り組んでいきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~
審美歯科
・ホワイトニング/2万円~

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