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野村歯科クリニック

野村歯科クリニック

野村春生 院長

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患者が痛い・怖い思いをしないように

―患者さんに接する際、最も心がけていらっしゃることはどのようなことでしょうか?

患者さんは緊張していらっしゃいますから、まずはリラックスして治療を受けていただけるように、たくさんお話をすることです。「こうしますから」と押しつけるのではなく、患者さんと相談して、一緒に治療計画を立てていきます。細かいこともその場で書き留めて、後で見てもわかるようにしています。また、その日の治療を始める前に「今日はここにこういう治療をします」という説明をしてから取りかかるようにしています。そして、終わった後も「ここがこうなりました」とお見せして、できるだけ患者さんの不安をなくすように心がけています。

―こちらの歯科医院は、麻酔が痛くないということで評判だそうですね。

ありがとうございます。私自身子どもの頃に麻酔でとても痛い思いをしましたので、患者さんには痛くないようにしたいなと思ったのがきっかけです。大学を出た後に勤めていた都内の歯科医院で特殊な表面麻酔を使っているのを見て、「これを使ってから麻酔を打つと痛くないんだ」ということを知り、ここでも開業当初から使っています。また、極力感覚を鈍らせるために、麻酔を打つ前に風をかけてから処置をしています。こうすると麻酔がほとんど痛くなくすることが出来ます。

―歯科が苦手なお子さんには、どのように接していらっしゃいますか?

お子さんたちは、麻酔がきちんと効いていれば痛くないんだとわかると静かに治療を受けてくれます。打つ前まではそれがわからないので、じっと見られることもありますが、そこはうまく隠してやるようにしています。だいたい麻酔を打つ前までは緊張している子が多いですが、痛くないまま終われば、ハイタッチしたりご機嫌で帰ってくれますね。一時期は話を合わせるために、子ども向けのアニメを見ていました。やはり話をして、コミュニケーションを取るのが大切ですからね。

―印象深い患者さんとのエピソードをご披露ください。

一年半くらい通院してくださったシニア層の方ですね。かなり重度の歯周病で来られて、物が噛めないくらい進行していたのですが、通い終わる頃にはふつうに食事ができるようになりました。「これからは痛くなる前に来ようと思います」とおっしゃって、定期検診やメンテナンスにも積極的に来てくださいました。その方の治療が一通り終わった日の笑顔は忘れられませんね。一番はご本人の頑張りですが、その方については特に「この仕事をやっていて良かったな」と感じたことを覚えています。



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