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赤池 翼 院長の独自取材記事

川内歯科医院

(横浜市鶴見区/鶴見駅)

最終更新日:2020/04/01

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父も兄弟も歯科医師という「川内歯科医院」赤池翼院長。工学部に進んだが、やはり歯科医師になりたいと歯学部に再入学。その受験勉強で改めて学ぶことの面白さに目覚め、大学でも熱心に勉学や研究に取り組み、首席で卒業したという逸話の持ち主だ。その後、大学病院などの勤務を経て「川内歯科医院」を引き継ぐ形で開業した。地域住民の意識を高めていきたいと患者一人ひとりに予防やケアの大切さを説き、開業2年目を迎え「定期検診も次第に根付いてきた」と嬉しそうに語る。また、今も母校の大学病院や総合病院の口腔外科でインプラント治療を手がけており、将来的には、病院で自ら手術を行い、あとの治療はクリニックで行うインプラント治療も考えているという。専門的な治療技術を持ちながら地域の開業医として予防歯科を重要視し、「地域でトータルな歯科医療を提供したい」との強い信念を持つ。さわやかな笑顔と親しみやすい語り口も印象的で、院長就任1年にして多くの地域住民に信頼されていることが納得できるドクターだ。
(取材日2013年6月10日)

予防歯科から、地域の健康意識の改善をめざす行動派ドクター

まず歯科医師を志されたきっかけを教えてください。

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父が歯科医師で、兄弟も歯科医師になりました。「私まで歯科医師にならなくてもいいかな」と思い、いったんは工学部に進んだのですが、次第にやはり歯科医師になりたいと思うようになりました。そこで大学を中退し、歯学部受験のための受験勉強を始めたのですが、それまであまり勉強していなかったせいか(笑)勉強が意外と面白く思えたのです。学ぶことの楽しさを知ったという感じでしょうか。その流れで、歯学部に入ってからも勉強や研究に頑張れました。卒業後、大学病院の口腔外科に勤務し、さらにインプラントや歯内療法など専門分野を勉強したいと考え、専門性の高いクリニックに勤務しました。地域の開業医をめざしたいと考えていたので、そのためには一つの分野で“100点満点”の専門的な治療を提供するより、さまざまな分野で “合格点”が出せる治療技術を備え、トータルな歯科治療を提供していきたいと考えたのです。

こちらで開業された経緯は?

先代の院長先生が亡くなり、息子さんと親しかった縁で紹介されたのがきっかけです。父が開業していたことから、歯科医院の雰囲気や院長の仕事はわかっていたつもりでしたが、なじみのない地域ということもあり当初はとまどいもありました。私も横浜出身ですが、同じ横浜でも地域性はそれぞれです。特にこの地域は、古くからの土地柄で住んでいる方も多種多様。歯の健康に対しても意識の高い人と、それほどでもない人が混在しています。しかも川内歯科医院はこの地で60年以上の歴史がありますから、患者さんの年齢も2歳から90歳までその幅広さも驚きました。90歳の患者さんも歩いて来院されるのにびっくりしましたね。元気なお年寄りがとても多いんですよ。

開業の際、こだわられたことがありますか。

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私が院長を引き継いだ際に、診療ユニットや治療設備は新しくし、明るくて暖かい印象のオレンジ色のインテリアを置くようにしました。そんなにこだわりはないのですが、清潔感のある明るい空間にしたいと思っています。キッズスペースは好評で、治療の時間になっても子どもが出てきてくれないほどです(笑)。治療面では「痛くならないと歯科には来ない」という人が多く、虫歯や歯周病も進行している方が見受けられましたので、まず予防歯科を広めていこうと積極的に定期検診を提案してきました。少しでも歯科医療に対する意識を高めたいと考えて、院内にも手作りのパンフレットなどを置き、虫歯や歯周病予防の啓発活動にも力を入れています。開業後1年を経て、予防が大切という考え方がようやく浸透してきたかなと感じているところです。

「痛い」「怖い」イメージを持たせない小児歯科にも尽力

小児歯科にも力を入れているとお聞きしました。

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地域に根ざした歯科医院ですから、小児患者がとても多いのです。開業当初は、歯科治療については、トラウマを持っているお子さんが多いように感じました。小さいうちに虫歯がたくさんできてしまい歯科治療を受けた子どもは、歯科に対して「怖い」とか「痛い」という気持ちが強くなるんですね。そんなお子さんに対しては無理に治療をするより、まず、このクリニックに慣れてもらって、怖くないとわかってもらってから、少しずつ無理せずに治療を進めるようにしています。トラウマを持っているお子さんはなかなか診察室に入ってこないので、キッズスペースで遊んでもらい、診察室にも少しずつ入れるようにして雰囲気や治療機器に慣れてもらいます。時間はかかりますが、怖がらずに、お口を開けてくれるようになると嬉しいですね。治療が終わったら、そこからはしっかり予防を行い、定期的に検診を受けてもらい、虫歯ができないサイクルを作っていくように心がけています。

開業1年を経て、どんな印象を持たれますか。

地域にもやっとなじんできたようで、クリニックの近くで患者さんから声をかけられるようになりました。下町で地域のつながりが強いところですから、当院も口コミで患者さんが拡がってきたという感じですね。1年を経て歯の健康や予防に対する理解も驚くほど進みました。歯の状態が良好で、「次の検診時期は伸ばしてもいい」と伝えても、「心配だし、さっぱりして気持ちいいから」と進んで来てくださる患者さんが増えて嬉しく思っています。きっかけがあれば、健康意識は高まっていくものだと実感しています。今後も予防歯科を広めて、虫歯の少ない地区に変えていきたいですね。ゆくゆくは歯科の予防講座なども開催し、地域への貢献も考えていきたいと思います。

印象に残る患者さんとのエピソードがありますか。

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勤務医時代に、インプラントの治療で2年以上お付き合いした患者さんがいらっしゃいました。最初のうちは、骨の移植などで痛い思いもされたせいか、とても怖い表情をされていたんです。しかし治療が進んでいくに連れてだんだんと柔らかい表情になり、仮歯を入れた時にはとても喜ばれて優しい笑顔を見せてくださって、表情がこんなに変わるものだなと印象的でした。また開業してすぐに「うまく噛めない」と来院された高齢の患者さんも印象深いです。入れ歯を治してしっかり噛めるようになり、とても感謝してくださって私もこの医院でのやりがいを見つけた思いがしたのですが、数ヶ月後、検診のご案内をしたところ、お亡くなりになっていました。今でも喜んで帰られた姿が忘れられませんし、残念な思いはありますが、人生の最後にしっかり噛むことができ、食事も楽しんでいただけたのなら、少しはお役に立てたかなと思っています。

病院の口腔外科と連動してのインプラント治療も視野に

お忙しい毎日ですが、お休みの日はどのように過ごされていますか。

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旅行が趣味だったのですが、院長はやはり忙しくて、なかなか自分の趣味を楽しむところまではいきませんね。歯科医師としてもまだまだ勉強しなければならないと思っていますので、休みの日はインプラントなどのセミナーや講習会に参加しています。大学の勤務医がとても忙しかったので、開業医の方が時間的には余裕があるのではないかと思っていたのですが、その点は見込み違いでした(笑)。あまりスポーツもしていないですし、もう少し自分の健康にも気を配らなくてはいけないと思っているところです。

これから手がけていきたい分野などがありますか。

地域の歯科医院の院長として治療を手がけるようになり、トータルな歯科治療を提供できることにやりがいを感じています。1本の歯だけを治しても、他に悪いところがあるとしっかり噛めなかったり、また悪くなったりすることがありますから、口腔全体を一つの部位ととらえて治療することを大切にしていきたいですね。将来的にはインプラント治療を専門的に手がけていきたいとも考えていて、今も総合病院でインプラント治療に携わり研鑽も続けています。インプラントは万能ではないですが、よく噛めるようになる方が多く、他の歯を守るという点でとてもメリットの大きい治療法だと考えています。大学病院にも非常勤医師として登録していますので、私自身が口腔外科での手術を行い、その後の治療はクリニックで行うようなスタイルの治療も考えていきたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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かかりつけ歯科として、美容院や床屋さんに行く感覚で歯をクリーニングしにきていただきたいと考えています。クリーニングし予防しておけば、もし虫歯になっても小さいうちに見つけることができ、治療回数や費用も少なくてすみます。そうすれば、歯科医院は決して怖いところではなく、痛いところでもなくなると思います。そして、しっかり予防して歯の健康を維持していけば、一生ずっとご自分の歯で噛んでいけるようになります。またお母さん方にお願いしたいのは、6歳臼歯が生えきる小学校低学年の9歳ぐらいまでは、仕上げ磨きをしていただきたいということですね。6才臼歯は噛むためにとても重要な歯であり、虫歯になりやすい歯でもあるのです。当院では初診時にまず仕上げ磨きのトレーニングをお母さんにしていただいてから、定期検診や、フッ素やシーラントなどの予防を行っています。小さいお子さんも、歯科医院で歯科衛生士が優しく指導すると、きちんと歯磨きができるようになるものです。お子さんの、歯の健康への意識を高めるきっかけづくりに歯科医院を大いに利用してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/40万円
セラミックインレー/4万8000円~

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