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鈴木 正孝 院長の独自取材記事

鈴木歯科クリニック

(三浦市/三崎口駅)

最終更新日:2023/02/28

鈴木正孝院長 鈴木歯科クリニック main

京急久里浜線三崎口駅から車で10分ほど。三浦市立病院近くの岬陽町にある「鈴木歯科クリニック」は、1955年に市内で開業して以来長きにわたり、地域の口の健康を支えてきた。現在の院長は、地元出身の鈴木正孝先生。初代院長の母親の後を継ぎ1988年に二代目院長に就任。「身体の健康は口から始まる」との考えのもと、メタルフリー治療やできるだけ神経を抜かない治療、インプラント治療など多様な分野で研鑽を積んできた。そんな鈴木院長を求め、市外から来院する人も多い。一人ひとりにしっかり時間をとり、悩みや希望を聞けるよう、完全予約制を導入。鈴木院長に診療方針や診療において大事にしていることを語ってもらった。

(取材日2022年12月2日)

患者を第一に考えた診療を行う

どのような患者さんが来られていますか?

鈴木正孝院長 鈴木歯科クリニック1

三浦市や横須賀市など周辺の地域にお住まいの方はもちろんのこと、神奈川県内各地から来ていただいています。患者さんからのご紹介や、インターネットで調べてたどり着いたという方が多く、以前治療した銀歯を白くしたいという方や、セカンドオピニオンを希望される方が来られます。多くの方が、その後もいい状態を保つために定期的にメンテナンスで通ってくださっています。皆さん当院の診療方針に共感いただき、真剣に治療に臨んでいただけるので、たいへんありがたいですね。

その診療方針とは具体的にどのようなものでしょうか。

当院では、あくまでも患者さんの立場に立った治療を心がけています。たとえ同じような症状でも、一人ひとりの希望に合わせてプランを立てていくことで、満足していただける質の高い治療が行えると思っています。そのために、まずはとにかく患者さんのお話を聞くことです。自身のお口に対してどんな不満や希望があるのか詳しくお聞きしています。その上でお口の状況を正確に把握するために精密な検査を行い、写真やレントゲン、模型などを用いてわかりやすく結果をお伝えしています。実際に治療に進む際は、こちらが一方的に決めるのではなく、複数の治療法の利点、欠点、費用などを説明し、患者さんと一緒に治療法を考えていくことを大切にしています。

予防歯科においても、患者さんの立場に立った指導をされていると聞きました。

鈴木正孝院長 鈴木歯科クリニック2

はい。歯磨きがしっかりできていなければ、どんな治療をしても意味がなくなってしまうので、患者さん全員にブラッシング指導をします。歯磨きが重要だとの意識を高めてもらうために、最初にその方のプラークを採取して特殊な顕微鏡で実際に見てもらいます。「プラークは細菌の塊なんだ」という認識を持った上で、歯磨き指導を受けてもらうと、モチベーションが変わってくると思います。1回だけでは自己流に戻ってしまうので、何回か身につくまで行います。また、子どもだけでなく大人にもフッ素洗口をお勧めしていますね。予防は治療とセットのものとして取り組んでいます。

身体に優しい治療を心がける

治療において大事にされていることは何ですか?

鈴木正孝院長 鈴木歯科クリニック3

大事にしているのは、歯の健康な部分を最大限残す、歯の神経をできる限り残す、治療に金属を使わない、の3つです。1つ目を実現するために、虫歯の治療の際は、歯の健康な部分を削らずに残すことを大切にしています。一般的な虫歯治療は、歯を削って型を採り、金属の詰め物をする方法ですが、これでは虫歯周辺の健康な歯質を多く削ることになります。ご自分が思っていたより大きな銀歯が入り驚いた経験を持つ方は多いと思います。私は健康な歯質を削ることに抵抗があったため、現在は虫歯の部分だけを削って治療する「ダイレクトボンディング」という治療法を取り入れています。これは、セラミックの微粒子を特殊な樹脂で固めたコンポジットレジンを直接詰める方法で、歯と同じ色の材料なので審美性が高く歯の負担に配慮した治療法です。

2つ目の「神経をできる限り残す」についても教えてください。

当院では、可能な限り神経を抜かない治療をしています。ただし、細菌がすでに神経に達して症状の出ている歯には適応できません。その場合は神経の治療を行います。これは、感染した神経を取り除き洗浄消毒し、そこにガッタパーチャーという充填材を詰める治療です。これが正確で緊密に詰められないと、再感染し良い結果は望めません。そのため当院では、ガッタパーチャーを加熱軟化し加圧して緊密に充填することのできる、垂直加圧根充法を行い治癒率を高めることに努めています。神経を抜くと歯は弱くなりますからね。神経のある歯とない歯では、歯の寿命に大きな差が出てきます。神経のあるご自分の歯をいつまでも長く使っていただきたいですね。

なるほど。では3つ目の「治療に金属を使わない」のはなぜなのでしょう?

鈴木正孝院長 鈴木歯科クリニック4

笑ったり話す時など、お口の中の金属は目立ちますし、金属がなくなると清潔感が増します。審美性はもちろん、金属アレルギーの問題もあるからです。アクセサリーが原因のアレルギーは以前から知られていますが、歯科治療に使われる金属の詰め物やかぶせ物から金属イオンが溶け出すことによりアレルギーの原因になります。長期にわたり体内に蓄積されることで、全身各所にさまざまな症状を引き起こしてしまう恐れがあります。そのため当院では、できる限り金属を使わない「メタルフリー」治療を行っております。金属の代わりにコンポジットレジンやセラミックの一種であるジルコニアを使います。ジルコニアは審美性や強度に優れ、汚れもつきにくくたいへん良い材料だと思います。金属をなくすと、金属アレルギーによる症状の改善につながります。メタルフリーは長期的な健康維持につながります。すてきな笑顔は口元から、ぜひお気軽に相談いただきたいですね。

研鑽を積んで、より良質な医療を

診療の際に大事にしていることは何ですか?

鈴木正孝院長 鈴木歯科クリニック5

患者さんのさまざまな要望に応えるためには、幅広い知識と多くの技術の入った引き出しを持っていなくてはなりません。そのため、多方面にわたり研鑽を積み技術を高めてきました。大学卒業後は、大学病院でしか出会えない多くの症例を経験するために、大学付属病院の口腔外科に残り勉強してきました。口腔外科で学んだ経験を生かし、当院ではインプラント治療も行っております。歯を失った患者さんに対する治療法は他にも入れ歯やブリッジなどがありますが、欠損部の条件が合えば快適で長期的に安定することが期待できるためインプラントがお勧めです。常に患者さんに最適な治療を提供するため、開業後も講習会に積極的に参加して知見を深めてきました。今後も続けていきます。

院内環境もこだわっていらっしゃると聞きました。

はい。患者さんごとに歯を削る器具を取り換えて滅菌処理をする、ゴム手袋を滅菌済みの新しいものに取り換えるといった通常の滅菌に加え、プラスチック製品や患者さん用のエプロン、タオルなどもガス滅菌しています。院内感染防止のためですが、自分が患者だったら他の人が使ったタオルを洗濯、乾燥しただけのものより、滅菌までされたもののほうが気持ちがいいなと考えて、自然とこうなりました。入れ歯を調整したりするのに使う技工用の器具も、毎回滅菌しています。また、入れ歯を削ったりする際は、診察室で行ってしまうと細かい塵が空気中に飛んだりして不潔になるので、集塵装置のある技工室で行います。どれも患者さんに安心してもらえる診療環境を心がけるために当たり前のことではあるのですが、大事なことだと思っています。

最後に、地域の方々へのメッセージをお願いします。

鈴木正孝院長 鈴木歯科クリニック6

歯も体の病気と同じように予防が大切だということを忘れないでほしいと思います。痛みがなくても、定期検診はしっかり受けてほしいです。痛みが出てから治療に来られる方も多いですが、定期検診を受けていれば、何か問題があっても早い段階で発見できますし、治療にかかる時間や費用、歯への負担も少なく済むことにつながります。歯も体の一部であり、口腔内を健康に保つことは、体の健康を保つことにつながるでしょう。そういう意識で、お一人お一人に自分の口の中に関心をもってもらえるとうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/28万円~34万円、ダイレクトボンディング(コンポジットレジン)/1万2000円~4万5000円、ジルコニアを用いた治療/5万5000円~11万円

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