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大辻 徹也 院長の独自取材記事

大辻歯科クリニック

(鹿児島市/都通駅)

最終更新日:2021/10/12

大辻徹也院長 大辻歯科クリニック main

JR鹿児島中央駅から徒歩5分のところにある「大辻歯科クリニック」は、大辻徹也院長が2002年に開業した歯科・小児歯科・矯正歯科の診療を行う少人数体制のアットホームなクリニック。日々の診療では患者の目線に立ってじっくりと向き合うことを心がけている。患者の意向に合わせた治療法を選択したり、通院することが困難な場合は自ら訪問歯科診療に向かったりと一人ひとりに寄り添った医療を提供する診療スタイルをめざす同院。古くから通い続けている患者はもちろん、サラリーマンや主婦といった近隣住民からも「かかりつけ医」として頼りにされている存在だ。今回は、クリニックを開業した経緯や、診療のモットーについて大辻院長にインタビューした。

(取材日2021年6月23日)

父の代から引き続き地域に根差した医療を提供

開業された経緯を教えてください。

大辻徹也院長 大辻歯科クリニック1

九州歯科大学で学んだ後、鹿児島大学歯学部矯正科をはじめ、千葉県や東京都といった関東圏の歯科医院でも経験を積みました。その後、鹿児島市内で父が開業する大辻歯科医院で14年ほど勤務し、2002年2月に「大辻歯科クリニック」を開業しました。当クリニックでは歯科に加え矯正歯科も標榜していますが、矯正歯科のベースには歯科分野がありますので、大学卒業後は矯正歯科だけではなく歯科分野について幅広く学び、研鑽を積みました。クリニックの立地については、近隣の方が通いやすいという点と、近くの駅からはもちろん車でも通っていただきやすいように駐車場のスペースが確保できる場所を、ということで選択しました。昔から通ってくださっている患者さんをはじめ、サラリーマン、主婦の方から年配の方まで幅広い年齢層で、近隣の方がよく来院されています。

歯科医師であるお父さまの存在が、先生が歯科医師になろうとされたきっかけでもあるそうですね。

子どもの頃から日々患者さんに向き合う父の姿が輝いて見えて「立派だな」と憧れていましたね。物心ついた年齢の時には、自然と「自分も将来は歯科医師になりたい」と思っていましたし、実際に歯科医師になった時、父が喜んでくれたのが印象に残っています。私自身も家業を手伝うために勤務していた父の歯科医院では昔ながらの治療を行っていましたが、新しい技術を身につけて診療に積極的に取り入れてみたいという思いがあったので、それも自分でクリニックを開業するきっかけになっていると思います。

なぜ矯正歯科を選ばれたのでしょうか?

大辻徹也院長 大辻歯科クリニック2

歯科医師である父の影響はもちろん大きいのですが、もともと物作りが好きだったというのも矯正歯科を選んだ理由です。細かい作業が好きで「物を正確に作りたい」という気持ちが矯正歯科に興味を持つようになったきっかけだと思います。子どもの頃はプラモデルやラジオをよく作っていましたね。あとは、歯列矯正で「歯が動く」ということが不思議で、その変化に興味深さを感じたのも一つの理由でした。歯列矯正の治療は今でこそ広く一般的になりましたが、当時の鹿児島では矯正歯科を標榜としているクリニックは少なく、患者さんにあまりなじみのない診療科だったんです。矯正についての知識を得るため、九州歯科大学卒業後は鹿児島大学歯学部矯正科で歯列矯正について専門的に学びました。当時のことも今の診療に生きています。

患者の目線で考える診療がモットー、訪問診療にも対応

クリニックの診療体制についてお聞かせください。

大辻徹也院長 大辻歯科クリニック3

歯科・小児歯科・矯正歯科を診療しています。スタッフは院長である私と受付や事務などを担当している妻、信頼できる歯科衛生士の3人体制です。少人数だからこそ患者さん一人ひとりにじっくりと寄り添い、治療のスタートからゴールまで一貫した診療ができると思っています。1階がクリニック、2階が自宅となっている「自宅兼クリニック」ですので、地域の患者さんを時間外でもサポートすることができるという点も特徴です。休日急病センターや夜間当番医などの存在もあり最近では減っていますが、時には通院されている患者さんから、歯が痛むなどと夜間に相談の連絡が入ることもあります。そうした場合にも真摯に対応することを心がけています。

診療を行う上で大切にされていることはありますか?

大辻徹也院長 大辻歯科クリニック4

患者さんの立場になり、自分が患者さんだったらどんな治療を望むか、ということを考えて診療を行っています。例えば、早く治療を終えたい方に対しては治療計画を調整したり、治療に恐怖心がある患者さんの場合は痛みが極力出ないようゆっくりと時間をかけ治療するといった工夫をするなど、患者さんの負担にならないような診療を行い、患者さんの気持ちに耳を傾けることを心がけています。また、審美面にこだわりを持っている患者さんには、見た目を重視した治療法を提案させていただくこともあります。あとは、治療と治療の間隔が空いてしまうと、初期段階で対処できていれば比較的すぐに治療が完了するものでも悪化してしまい治療しにくくなってしまいます。こういった場合には短期間で治療が終えられるよう患者さんと相談しつつ治療計画を立てるようにしております。

訪問歯科診療もされていると伺っています。

グループホームへの月2回程度の訪問がメインですが、病気などで通院が困難になってしまった患者さんもいらっしゃるので、外来診療の合間を活用し、ご自宅まで診療に伺うこともあります。虫歯治療などご自宅で治療することが難しいと判断した場合は、患者さんをお迎えに行き、当クリニックで診ることもありますね。訪問歯科診療は準備する物なども多いので正直大変だと感じるときもありますが、患者さんの一生を通して健康でいていただきたいという思いで、継続しています。グループホームへの訪問診療では歯科診療や口腔ケアなどをしています。依頼があって始めたことではあるのですが、地域に貢献するという意味でも、続ける意義のあることだと感じています。

「ありがとう」と言われる医療がやりがいに

印象的エピソードなどがあればお聞かせください。

大辻徹也院長 大辻歯科クリニック5

やはり患者さんから感謝の言葉をいただけることが、日々の励みになりますね。痛みが治まったときはもちろん、入れ歯がピッタリとフィットしたときや、矯正治療を行って喜んでいただけたなどで、治療後に「ありがとうございます」と言われたりすると、やはりうれしいものです。患者さんから直接「ありがとう」と感謝の言葉を直接言ってもらえることが、日々の励みになりますし歯科医師としてのやりがいにもなっています。

定期的な歯科検診の大切さを患者さんにもお伝えしているそうですね。

定期的な歯科検診は口腔内の状態を把握するためにも、毎月来院されると良いのですが、仕事などで難しい方もいらっしゃいます。そういった方々には、1~3ヵ月おきの定期検診をお勧めしています。例えば、前回の治療後に虫歯があった場合、1年おきですと虫歯の発見が遅れ、進行してしまいます。1~3ヵ月くらいのペースで受診することで、虫歯を初期段階で発見することができますし、初期段階のうちに治療も可能です。定期検診について気にしていただけるよう、治療後に「次回の予約も取れますよ」「次回はいつぐらいに受診されると良いですよ」とお伝えすることもあります。もちろん、患者さん自ら積極的に取り組んでくださる方もいらっしゃいます。お口の中の健康を保つためにも、今後もぜひ続けてほしいですね。

最後に、患者さんへのメッセージをお願いします。

大辻徹也院長 大辻歯科クリニック6

患者さんが治療に対して持っている考えやご意見をよく聞き、ご希望に沿うことができるような治療スタイルをめざしています。治療の際は、治療方法などについてなるべく詳しくご説明し、治療を受けて満足して帰っていただけるようにと心がけています。新しい技術もたくさん出ていますので、これからももっと研鑽を積み重ねて、毎日の診療に取り入れていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/8万円~50万円
                             

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