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北谷 修一 院長の独自取材記事

北谷デンタルクリニック

(志木市/志木駅)

最終更新日:2025/12/19

北谷修一院長 北谷デンタルクリニック main

東武東上線・志木駅から徒歩7分、住宅街の中に静かにたたずむ「北谷デンタルクリニック」。北谷修一院長は日本歯科大学を卒業後、日本歯科大学附属病院やクリニックでの勤務を経て、1998年に開業。以来、街のクリニックとして地域の人々に親しまれてきた。義歯やマウスピース型装置を用いた矯正などの樹脂を扱う診療を得意とし、特に審美性と使い心地の観点からノンクラスプデンチャーには早くから着目してきたという。素材研究や勉強会にも積極的に参加し、患者一人ひとりに合った治療を丁寧に提案している。また、北谷院長が受付で声をかけたり、子どもが怖がりやすいエックス線室を海の中のようなデザインにするなど、こまやかな気配りも随所に感じられる。技術と温かさ、どちらも大切にする北谷院長に、現在の取り組みや今後の展望を聞いた。

(取材日2025年11月12日)

見た目も使い心地も追求、樹脂製装置に精通

義歯の治療が多いそうですが、選択肢としてはどんなものがあるのでしょうか?

北谷修一院長 北谷デンタルクリニック1

義歯の治療では、保険の入れ歯を基本にしていますが、「自然に見えるもの」や「つけ心地の良いもの」を希望される方も多くいらっしゃいます。そうした方にはノンクラスプデンチャーをお勧めしています。ノンクラスプデンチャーとは、金属の留め具がないタイプの部分入れ歯です。歯茎の色に近い樹脂で固定するため自然な見た目をめざせますし、外れにくく快適に使いやすいのが特徴です。歯を失ったときの治療としては、インプラント治療・ブリッジ・義歯の3つの選択肢があります。ただ、インプラントは費用が高く、ブリッジは健康な歯を削る必要があるため、抵抗を感じる方も少なくありません。その点、ノンクラスプデンチャーは見た目や機能面のバランスが良く、安心して選びやすいかと思います。

ノンクラスプデンチャーのメリットとデメリットを教えてください。

ノンクラスプデンチャーの一番のメリットは、軽くて割れにくいという点です。また、金属の留め具がないので見た目がとても自然で、周りの方に気づかれにくいのも大きな特徴ですね。最近は高齢の方でも外出する機会が増えていて、「できるだけ自然に見える義歯が良い」というご希望をいただくことが多くなりました。また、「自分の歯をなるべく残したい」というニーズも高まっていて、そうした方にとってノンクラスプデンチャーは選びやすい方法の一つだと思います。デメリットとしては保険適用外のため、どうしても費用がかかってしまうところですね。

樹脂を扱う技法に興味を持ったきっかけは何ですか?

北谷修一院長 北谷デンタルクリニック2

ノンクラスプデンチャーと出会ったことでした。数々の勉強会に参加しながら、知識と技術を磨いてきました。もともとは大学病院でインプラント治療にも携わっていました。しかし、どうしてもインプラントが適さない方もいるため、義歯の分野にも関心が広がっていったんです。趣味でレジンを使ったクラフトをしていて、ペンダントやバッグハンガーを作ることもあります。素材の特性を理解しながら、これからも技術を深めていきたいと思っています。

そのほかに注力している治療はありますか?

やはり私が特に力を入れているのは樹脂を使う分野ですね。義歯に加えて、マウスピース型装置を用いた矯正にも注力しています。マウスピース型装置を用いた矯正は、歯並びを整えるために透明のマウスピース型装置を用いる方法です。14歳くらいから始められますが、やはり若いうちのほうが動きやすく、負担も少ないのでお勧めです。また、スポーツ用のマウスガードも作製しており、ラグビーやラクロス、ボクシングをされる方が多くいらっしゃいます。

開業以来「変わらない近さ」で患者に寄り添う

歯科医師になられた経緯と、開業までの道のりを教えてください。

北谷修一院長 北谷デンタルクリニック3

歯科医師になったのは、父が歯科医師だったことが大きなきっかけです。高校2年までは文系で、実は法律の道に進もうと思っていたんです。でも、進路を決める時期に父と話す機会があり、少し寂しそうな表情を見たことで、急きょ理系に進むことに。学校の先生には間に合わないと言われましたが、必死に勉強して日本歯科大学に進学。後から母に「お父さん、とても喜んでいたよ」と聞かされて、うれしかったですね。大学卒業後は初期研修を経て歯周病科に入局し、その後はいくつかのクリニックで勤務医として経験を積みました。そんな時に、父の歯科クリニックを建て替えることに。工事期間中の仮の診療所として現在の場所を借りたところ、父が新たに機材を一式そろえてしまいまして(笑)。これが開業のきっかけとなりました。

患者さんのお出迎えとお見送りを行っているそうですね。

開業当初から続けているのは、混雑していないときは私が受付に立つことです。診療室の中だけでなく、帰り際にもう一言二言会話ができると、「じゃあ次はこんなふうに進めましょうね」といったお話もしやすくなりますし、患者さんも座って話すより気軽に話せるのではないでしょうか。診療ユニットは2台。アットホームな雰囲気の小さなクリニックだからこそ、院長である私が受付にいることで、患者さんとの距離がぐっと近くなるんですね。当院はご高齢の方が多く、家族皆で通ってくださる方もいます。お昼に外へ出ると患者さんにお会いすることも多く、「娘さん、もうこんなに大きくなったんだ」と成長に気づくこともあって、地域の中で一緒に時間を重ねている実感があります。

エックス線室は壁が海みたいでかわいいですね。

北谷修一院長 北谷デンタルクリニック4

エックス線室のデザインは、開業当時の設計士さんの遊び心から生まれたものなんです。海の中のようなブルーの壁に、お魚がほんのり光る仕掛けをつけていて、子どもたちが怖がらずに入れるよう工夫しています。エックス線画像を撮る前には部屋の中を見せて「怖い場所じゃないよ」「ちょっと楽しいよ」と感じてもらえるようにしています。また、当院は平日20時まで、日曜日も診療しています。歯のトラブルは夜でも週末でも起きてしまうものですし、「困ったときにすぐに相談できる歯医者さん」でありたいという思いで、できる限り診療時間を長く取っています。

技術と優しさをもって「相談しやすい歯科」に

最近新しく始めた取り組みはありますか?

北谷修一院長 北谷デンタルクリニック5

今年から3Dスキャナーを導入しました。まだ保険診療の多くでは使用できないのですが、自由診療のかぶせ物や、少数歯のノンクラスプデンチャー、そしてマウスピース型装置を用いた矯正などで活用しています。従来の歯型を採る方法は、苦手な方も多いんですよね。特に嘔吐反射が強い方にとっては大きな負担でした。3Dスキャナーであれば、お口の中をカメラでなぞるだけなので、ずいぶん楽に感じていただけると思います。私たちが「大丈夫ですよ」とお伝えしても、患者さん自身が安心できるかどうかが一番大切ですから、負担が少ない方法を選べるようになったのは大きなメリットです。また、スキャンデータはそのまま保存できるため、以前の状態と比較したり、治療の経過を振り返ったりする際にも非常に役立ちます。

今後取り組んでみたいことを教えてください。

マウスピース型装置を用いた矯正を突き詰めたいですね。私は現在、中学校と幼稚園で校医・園医もしているのですが、中学生の子どもたちの歯並びが気になるんです。今の子どもたちは顔が小さいため、歯がきれいに並ばないケースが増えています。もう一つは、ノンクラスプデンチャーの新しい素材の研究です。義歯の材料はどんどん進化していて、透明なタイプの樹脂なども出てきています。透明だからこそ、使っていくうちに黄ばみが出やすいという課題もあるので、どうすれば長くきれいに使えるか、素材の検証を続けていきたいですね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

北谷修一院長 北谷デンタルクリニック6

歯医者さんって、どうしても「怖い所」「痛そう」というイメージがあると思うんです。でも実際は、相談だけでも全然構わないので、気軽に来ていただきたいですね。定期的なケアももちろん大切ですが、私は「やる側・やられる側」という関係ではなく、一緒に歯や全身の健康を守っていく存在でありたいと思っています。通える範囲で通っていただければ十分です。また、ご高齢の方が増える中で、お薬を複数飲まれている患者さんも多くなりました。歯の治療とお薬の相性もとても大切なので、必要があれば薬剤師さんとも相談しながら、全身の健康に配慮した治療を心がけています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/22万円~、スポーツ用マウスガードベーシック/7700円~、スポーツ用マウスガードスタンダード/1万6500円~、スポーツ用マウスガードプロ/5万5000円~、ホームホワイトニング/2万7500円~、オフィスホワイトニング/5500円~、ノンクラスプデンチャー/16万5000円~、オールセラミッククラウン/9万9000円~、ジルコニアクラウン/9万9000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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