菅原 知彦 院長の独自取材記事
菅原歯科医院
(さいたま市浦和区/浦和駅)
最終更新日:2025/07/31

浦和駅から続く商店街を歩くこと約7分のところにある「菅原歯科医院」は2006年の開業。地域のかかりつけの歯科医院として、予防歯科から虫歯、歯周病治療、根管治療、インプラント治療、入れ歯、マウスピース型装置を用いた矯正など幅広いメニューを、患者一人ひとりに合わせて提供している。天井が高い院内は開放感があり、バリアフリー仕様のため車いすやベビーカーでもそのまま診療スペースまで入ることができる。診療スペースは個室で、各部屋が広く取られているためリラックスして治療を受けられる。患者とのコミュ二ケーションを大切にする菅原知彦院長に、日々の診療や患者への思い、そして最近力を入れているマウスピース型装置を用いた矯正について語ってもらった。
(取材日2021年9月10日/情報更新日2025年7月2日)
ニーズに合った診療を提供していきたい
患者層と最近増えてきたと感じる疾患について教えてください。

開業から15年以上になりますが、来院される患者層は開業当初からあまり変わっておらず、近所にお住まいの方のほか、近隣にお勤めのビジネスパーソンが中心です。年齢層としては20代から30代、40代の方が多いのですが、1歳半健診を機に定期的に来てくれている小さなお子さんや、ご高齢の方も来院されています。最近は矯正を希望する患者さんが増えてきました。また、予防の意識が高まってきていて、メンテナンスでご来院いただく方も増えています。
日々の診療で大切にしていることは何ですか?
私たちの役目は、患者さんのお口の中の状態をいかに健康な状態で長く持たせるか、ということだと思っています。そのためには問題のある部分だけを見るのではなく、その問題が起こった根本原因はどこにあるのか、またお口の中全体を見てより健康な状態を長く保つにはどうしたらいいか、ということを考えていきます。できる限り幅広い治療方法をご提供できるように常に勉強をして、数多くの治療方法の中から患者さんに適した方法を組み合わせて行っていくことが大切です。ですから当院では一般的な虫歯や歯周病の治療から、外科的な方法、インプラント治療、歯列矯正など豊富なメニューを用意しています。また、初診の段階から時間をかけてカウンセリングを行い、お口の中の状況の説明、その後の治療法、治療後のメンテナンスの必要性などを紙やモニター、模型などのツールを使ってご説明し、納得していただいた上で診療を進められるよう努めています。
最近は歯列矯正に注力されているそうですね。

そうですね。先ほども申し上げたとおり、矯正を希望する患者さんが増えてきていることから、ニーズに合った矯正をご提供したいと思い1年半ほど前から本格的に歯列矯正に取り組み始めました。当院ではマウスピース型装置を用いた矯正を行っているのですが、矯正する範囲に応じて装置を使い分けています。マウスピース型装置を用いた矯正のメリットは歯磨きがしやすい、目立ちにくい、ワイヤー矯正と違って唇や口腔内を傷つけにくいといった点です。ただし、取り外し可能な分、患者さんの強い意思が必要になります。1日20時間以上、できれば食事の時間以外は装着していただくのが理想です。当院では1週間に1回マウスピース型装置を交換していただくことになっていまして、患者さんには1ヵ月分の4つの装置をお渡しします。そして1ヵ月に1回来院していただき歯の動きをチェックさせていただいています。
できるだけ痛みの少ない治療を最小限の時間で
ご自身の患者としての経験が診療に生かされているとか。

少々お恥ずかしい話ですが、私自身の歯の治療歴が豊富で、患者さんのお気持ちがよくわかります。歯科医師は歯科治療の際に緊張などしないと思われるでしょうが、器具類の音や、診察台の上で長い時間口を開けているのが大の苦手でして、突然痛みが来るのではないかなどと、今でも治療の際は緊張してしまうんです。だからこそ私は治療の際に、なるべく痛みが少ない質にこだわった治療を、最小限の時間で行うことを心がけています。また当院に、広めの完全個室を取り入れているのも、余計な音や話し声が聞こえないよう、プライバシーに配慮し、少しでも患者さんにリラックスしていただきたかったからなのです。ちなみに、現在私もマウスピース型装置を用いた矯正を行っているので、矯正をされる患者さんの気持ちに寄り添えるのではないかなと思っています。
菅原院長以外にお二人の先生が診療されているそうですね。
宇山先生と立石先生です。宇山先生は、根管治療やかぶせ物の治療を中心に幅広い分野でご対応いただいています。やわらかい物腰で、常に患者さんに優しく丁寧に接してくださっており、とても真面目で努力家の先生です。できる限り痛みなどの苦痛を与えないように、ご自身も受けたいと思えるような治療を心がけておられます。立石先生は、もともと大学の口腔外科にいらっしゃった先生で、親知らずや埋伏歯の抜歯に精通しています。お子さんが大好きで、対応も丁寧で優しい先生です。お子さんの患者さんにとても懐かれていますね。いつも穏やかで、慌てることはなくイライラもせず、患者さんに不快な思いをさせないよう細かい気配りをなさっています。
菅原院長は外科的処置がお得意とのことですが、中でもこだわりの治療法はありますか?

幅広いメニューをご用意している当院ですが、数本のインプラントを中心にした入れ歯治療も行っています。これは総入れ歯などを固定しにくい方に向いている方法です。しっかりと固定されたインプラントで入れ歯を支えますので、入れ歯がぐらつきにくく、自然な噛み心地が期待できます。
困っていることがあったらなんでも相談してほしい
スタッフの方々に日頃からお話しされていることはありますか?

患者さんに「通いやすい」「この歯科医院なら通いたい」と思っていただけないと、治療を継続させるのは難しいと思っています。ですので、治療に関する説明だけでなく、患者さんの趣味などについても積極的にお話をしてほしいとお願いしています。そうした会話で得た情報はコミュニケーションカードに記入し、スタッフ間で共有して診療に役立てています。歯科は虫歯を治療してそれで終わりではありません。状態を維持するため長い間メンテナンスを続けていくことが必要です。そのためにも、コミュニケーションによって患者さんとの関係性をつくっていくことが重要だと感じています。
予防のためにお勧めのセルフケア方法はありますか?
お口の中の健康を長く保つには毎日のプラークコントロールが大切です。当院で定期的に検診やクリーニングを行わせていただいても、ご自宅でまったく歯磨きをされなかったら、当然お口の中はボロボロの状態になってしまうでしょう。患者さんご自身が行う日々のケアこそが、お口の健康を保つ秘訣なのです。そのためには患者さんにご自身のお口の中の状態をご理解いただくことが必要だと考えています。虫歯になりやすい環境かどうか、歯周病のリスクはどの程度あるのか、磨きにくい場所はどこかなど、ご存じの上でケアしていただくと、より一層効率的なケアができると思います。そのために当院では、お口の中の写真撮影などを行い、より具体的にリスクや状況をお知らせしています。そして定期検診できちんとセルフケアができているか、確かめさせていただいています。
最後に読者へのメッセージをお願いします。

歯を長持ちさせるためには虫歯や歯周病の治療はもちろんのこと、歯並びも重要だと考えます。以前は患者さんが矯正を希望された場合は他院で受けていただくようお伝えしていたのですが、当院で対応可能になりましたので矯正に関してもご相談いただければと思います。患者さんがお困りのことを一人の医師が対応できたほうが患者さんも安心できると思うんですよね。皆さんには長くお口の健康を保っていただくため、かかりつけの歯科医院をお持ちになり、定期的に通院されることと、何でも積極的に相談されることをお勧めします。一緒にお口の健康を息長く守っていきましょう。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/36万3000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/43万7000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。