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日下部 素子 院長の独自取材記事

日下部形成外科・美容皮膚科

(京都市北区/北大路駅)

最終更新日:2023/03/23

日下部素子院長 日下部形成外科・美容皮膚科 main

京都市営地下鉄烏丸線の北大路駅からバスで10分、建勲神社のすぐ近くにある「日下部形成外科・美容皮膚科」は、西陣エリアに位置する高級感漂うクリニックだ。患者の美を実現するため、皮膚の治療にとどまらず筋力トレーニングやヘアメイクなど多角的な視点からアドバイスを行うのが特徴。院長の日下部素子先生はフレンドリーで話しやすい印象で、自らもストイックな自己管理で若々しさを体現し、患者の手本となるよう努めている。「本気できれいになりたい」という患者に向き合い、時には率直なアドバイスも。若々しく健康でいるためには患者自身の努力が欠かせないとの考えだ。「自分が通いたい美容皮膚科」をコンセプトとし、いつでも美に対して真剣な日下部先生に、診療のポリシーや美の哲学を聞いた。

(取材日2022年7月8日)

「自分が通いたい美容皮膚科」をめざして開業

クリニックのコンセプトや特徴をお伺いします。

日下部素子院長 日下部形成外科・美容皮膚科1

コンセプトは「自分が通いたいクリニック」です。思い立ったときに予約を取って、スムーズに診療を受けることができ、かつ結果が出ることをめざしています。美容皮膚科では主に皮膚の治療を行いますが、美しくなるために大切なことはそれ以外にもたくさんあります。筋トレやダイエットをしたり、ヘア、メイクなどにも気を使ったりすることです。当クリニックでは、ダイエットや筋トレのアドバイスの他、ときには美容院などをご紹介することも。患者さまには顔の皮膚だけでなく総合的に美しくなっていただきたいと思っています。そのために美容治療以外のこともアドバイスできるよう、私自身もいろいろアンテナを張って、情報収集をしたり実践したり、しています。

このエリアや患者層について教えてください。

この西陣の辺りは京都らしい昔ながらの風情がありますね。この建物はもともと力士のまわしを製作する織物屋さんだったものをフルリノベーションしてクリニックにしました。患者さまは主に50~60代の女性で、男性もご来院されます。私と同じくらいの年代の方が多いですが、60代以上の方でも大歓迎です。美しくなりたいという想いに年齢は関係ありません。実は私の母は80代ですが、大阪から美容皮膚科の診療に通っているんですよ。当院の患者さまはほとんどがご紹介で受診され、京都府外の遠方からも来てくださっています。中には開業前の勤務医時代から通ってくださる20年来の方もいて、私も患者さまと一緒に年を重ねてきました。

院長のこだわりの詰まったクリニックですね。

日下部素子院長 日下部形成外科・美容皮膚科2

イメージは高級感のあるホテル。美容皮膚科の特性上、やはり他の診療科のクリニックとは一線を画した雰囲気を演出したいと思っています。患者さまが院内でゆったり過ごせる工夫も大切。例えば処置室は2階に3部屋ありますが、独立した個室にして、できるだけ他の患者さまと顔を合わせずに済むように配慮しています。また施術後にはゆったりと過ごしていただけるよう、メイクアップコーナーにはエスプレッソマシンと厳選したお菓子をご用意しています。実はクリニックのホームページも自作です。私自身の考えを多く載せているのですが、それに共感して来院してくださる方もいて、うれしいですね。スタッフにも高いホスピタリティーを求め、丁寧な接遇はもちろん、患者さまに正しい美容知識をご提供できるよう、スタッフ一同切磋琢磨しています。

率直なアドバイスで患者との信頼関係を構築

これまでのご経歴をお伺いします。

日下部素子院長 日下部形成外科・美容皮膚科3

関西医科大学で学んだ後、1988年に京都大学医学部形成外科に入局しました。その後の10数年は複数の病院で勤務医をしながら、子どもを3人出産し育てました。週3、4回勤務する非常勤医師だったこともあります。第3子を出産後は勤務医をやめ、非常勤医師の傍ら整形外科開業医である夫の医院を間借りして、形成外科診療を始めました。その時、一念発起してしみ・あざ用レーザーを導入し、しみのケアを始めたのが、今の私の原点です。そして夫のクリニックで数年間過ごした後、縁があってこの地で開業することになったのです。

治療方針はどのように決定するのでしょうか。

患者さまのお悩みやご要望を丁寧にヒアリングした上で、医師として責任を持って方針を決定します。事前にインターネットで調べてきて治療方法を指定される方もいらっしゃいますが、インターネット上の情報には美辞麗句だけのこともありますので、真実をお伝えするようにしています。患者さまが納得した上で治療を受けられるように、クリニック全体でサポートする方針です。じっくりご相談した上で治療方法を決めますので、初診の日にいきなり治療開始は致しません。ご理解いただきたいと思います。

診療のポリシーについて教えてください。

日下部素子院長 日下部形成外科・美容皮膚科4

患者さまのためになることなら、言いにくいことでも率直にアドバイスするように心がけています。ときには耳の痛い言葉もあるかもしれませんが、すべては患者さまの「きれいになりたい」「若々しくありたい」というご要望にお応えするため。高額な医療やケアを受ければそれだけで美しくなれるわけではありません。患者さま自身の努力がないと高い結果は得られないのです。私が本音でアドバイスをすることで、美容皮膚科以外の面でも美しくなる努力をしていただけると、うれしいです。

本気できれいになりたい人をサポート

きれいになるためには何が必要でしょうか。

日下部素子院長 日下部形成外科・美容皮膚科5

皮膚だけに着目せず全身で美を考えることではないでしょうか。肌をきれいにすること以前に、ダイエットや筋トレ、髪のケアや服装の改善も大切です。皮膚のケアによって期待できることには限りがありますし、「若くありたい」と思っているのに肌のケアだけではもったいない。男性でも女性でも、若々しくいるにはスマートな体型は必須ではないでしょうか。顎のたるみが気になる方でも、体脂肪率が高めであれば、まずはダイエットしたほうがいいことも。髪やファッションに無頓着なら、そこに気を使うだけで若々しくなることもあります。ですから、美容院、審美歯科、筋トレなどを患者さまにお勧めすることもありますし、メイクのアドバイスをすることもあります。皮膚だけでなく全身からエイジングケアに取り組んでいただくと、さらに良い結果が得られるのではないでしょうか。

院長自身が美を体現されていますね。

実は7年ほど前、夫に二重アゴを指摘され、意を決してダイエットと筋トレを始めたんです。美容皮膚科の医師としても、自分が美しくなければ説得力がありませんよね。ダイエット前の私しか知らない患者さまにお会いしたら、娘と間違われたことも。驚きましたが若く見られるのはうれしいものですね。夫も私の影響で筋トレを始め、今では一緒にトレーニングを続けています。他には歯の矯正と審美歯科も行いました。いつまでも若々しく健康でいるためには、歯も大事だと思っています。私は来年還暦ですが、これからも患者さまのお手本でいられるように自己管理をしていきたいですね。いろいろな情報をお伝えできるように自ら実践していきたいと思います。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

日下部素子院長 日下部形成外科・美容皮膚科6

今後も腰を据えてじっくりと患者さまに向き合って美のサポートをしていきたいです。「自分が通いたいクリニック」のコンセプトどおり、予約が取りやすく待ち時間の少ないクリニックをめざします。患者さまの声も積極的に取り入れていて、近日中に金曜の夜診や新しい治療の導入、ホームページの刷新も予定しております。当クリニックでは、50代以上の本気できれいになりたい方を歓迎いたします。じっくりとお話しするのが診療の基本ですので、受診ご希望の場合はお電話でご予約の上、ご来院いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

自費初診料/3300円(税込み)、自費再診料/1650円(税込み)

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