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長谷川 純子 院長の独自取材記事

長谷川歯科医院

(横浜市港北区/高田駅)

最終更新日:2019/08/28

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横浜市営地下鉄グリーンラインの高田駅より徒歩4分。バリアフリーの造りが目を引く「長谷川歯科医院」は、院長の長谷川純子先生の母の代から、地域に密着した歯科診療を50年以上続けているクリニックだ。日差しが差し込む明るい院内は、白を基調にしていて、ゆったりと落ち着いた気分にさせてくれる。クリニックでは、口臭や歯周病の原因となる口腔内細菌を検査する位相差顕微鏡を備え、2013年からは歯科用CTも導入して診断の精度を上げ、治療を早期に行うことができるようになった。設備や機器を少しずつ新しくし、患者の心身できるだけ軽減。その上でしっかり納得してもらえるコミュニケーションを心がけている長谷川先生に日々の診療への思いを聞いた。
(取材日2015年12月24日/更新日2019年7月23日)

患者と同じ目線に立った診療を親子2代で行う

いつ頃開業されたクリニックなのでしょうか?

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最初は祖父が長野県で開業していたのですが、父の転勤に伴い横浜に住むことになり、1965年に母が現在の地に「長谷川歯科医院」として開業しました。その後建物を建て直し、私は2000年から母の後を継いで院長に就任しました。今では面影がありませんが、開業当時この周辺は商店街で、隣が眼科、すぐ近くに内科もありました。受診される患者さんの範囲も広く、都筑区からいらしている方もいましたが、現在では地元の方がほとんどで、特にご家族で受診される方が多いですね。

長くやってこられて変化など感じますか?

私はすぐ近所の園医をずっとやっているのですが、何十年か前は、虫歯で歯が欠けていたり黒くなっていたりする子どもたちが多かったのですが、今は見かけません。虫歯がないのが当たり前になったのは、お母さんたちの意識が変わってきているからでしょうね。歯科医師も虫歯をつくらないよう一生懸命予防に努めていますから、ひょっとすると将来は私たちの仕事がなくなってしまうかもしれません(笑)。当院の患者さんの中にも、1ヵ月や3ヵ月ごとに来院して歯のクリーニングを行う方が多くいらっしゃいますが、これを続けている人とそうでない人とは、10年20年たった時に違ってきます。定期的なクリーニングを継続している人は、クリーニングを始めた時の良い状態がそのままキープされていて、本当に継続は力だなと実感しますね。

先生が患者さんと接する際に大切にしていることは何ですか?

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患者さんと同じ立場に立つようにしています。新しく性能重視の機器を導入して診断の精度が上がったと思っても、患者さんが診断結果を拒むことがあります。例えば、症状が進んで歯を抜かなければいけないが、本人としては「抜きたくない」と言う時です。その時は患者さんが納得できるまで、根気強く待つことにし、絶対に強要はしません。歯科治療は患者さんとの共同作業ですから、患者さんが理解して口を開けてくれないと治療はできません。患者さんの理解を得て一緒に治療を進めていくためには患者さんと同じ気持ちでいることが大事だと思っていますし、一番大切なことだと感じています。

新たに機器を導入。口臭ケアや審美面に配慮した治療も

院内に導入されている設備についてお聞かせください。

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2013年から歯科用CTを導入しました。三次元の立体画像で映し出されるようになって、今まで見えなかった部分もはっきりとわかり、診断の精度が上がったと感じています。導入したきっかけは、さまざまな勉強会に参加すると、まずCTの画像ありきで話が進むので、その度に必要だと感じていたからです。インプラント治療でも使用しますし、一般歯科の治療でもパワーを発揮する機械だと思っています。検査の精度が上がると言いますが、見えないところが一目瞭然になると、これまで繰り返し行っていた検査が不要になり、治療のスピードが速くなります。ですので通院いただく時間や頻度の点でも患者さんの負担軽減につながっています。マイクロスコープも新たに導入した機器の一つですね。ほかには世界基準となっているクラスBの滅菌器を導入。それまで使っていたものより手間がかかって大変なのですが、衛生管理は大事な基礎の部分ですので妥協はできません。

審美面に配慮した治療も行っているそうですね。

審美歯科は以前と違ってセラミックの技工物の精度がかなり上がってきました。当院では、セラミックを用いたメタルフリー治療を行っています。セラミックを用いたメタルフリー治療は、見た目の良さや金属アレルギーのリスクがないことからお勧めしています。

口臭ケアにも力を入れているとか。始めたきっかけは?

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区の歯科無料相談を行った際、口臭についての問い合わせがすごく多く、気にされている人の多さを知ったのがきっかけです。口臭は見えないからこそ、皆さんとても気にされています。家族に言われて受診したという方や、自分のお子さんの口臭が気になると相談に来るお母さん方も多いですね。治療の流れとしてはまず実際に患者さんの息を検査機器にかけ、臭いを数値化します。一言に口臭といってもその原因はさまざまですので、測定機器の数字をもとにその人に合ったケアやアドバイスを行っていきます。虫歯がないことや歯並び、歯周病治療が口臭ケアでは大事ですが、舌の汚れによる口臭は意外に多く、舌ブラシを使う必要がある場合もあります。気軽にご相談いただければと思っています。

一般大学、歯科技工士学校を経て至った歯科医師への道

先生はなぜ歯科医師になろうと思われたのですか?

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最初は青山学院大学経営学部を卒業して、ごく普通に就職しようとしていたのですが、ちょうどオイルショックの時期と重なり、就職活動をしていく中で、これではいけないと思い、何か手に技術を身につけようと考えました。そこで一番に思いついたのが、歯科医師をしていた母のことで、その時は歯科技工士の学校に通い始めたんです。ところが2年ほどたつと、歯科医師になりたいという思いが湧き、翌年の受験に間に合うようにと、技工士の学校に通いながら歯学部受験の勉強を始めました。歯科技工士の国家試験も同時に受けながら受験に臨みましたが、合格し、卒業時には総代に選ばれました。卒業後は大学の口腔外科に入局したのですが、選んだ理由は診断力をつけたかったからなんです。虫歯一つを見逃すのも問題ですが、がんを見逃したらもっと問題です。見逃してはいけない病気について勉強できるのが口腔外科だと思い、迷わず選びました。

休日はどのように過ごされていますか?

韓国の男性デュオが好きで、全国あちこちのコンサートに行っています。2年ほど前に姉に誘われ、スタジアムで行われたコンサートに行ったのがきっかけです。最初は「知らないアーティストなのに何で私も行かなきゃいけないのか」と思っていたのですが、コンサート終了後はすぐさまファンクラブに入会していました(笑)。この年齢になるとなかなか新しい友人はできませんが、SNSで同じ趣味の人を見つけ、交友関係が広がっていますし、そのつながりもあって今では一人で全国どこにでも行き、良いリフレッシュになっています。子どもと一緒にソウルにまで見に行ったこともありましたね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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当院で治療された患者さんには、責任を持って継続した治療が行えるよう、今後は、訪問診療などの体制を整えていきたいですね。私は母も看取りましたが、高齢者の口腔内の健康を保つには、やはり専門家でないと難しいと思います。長くやってきた町のかかりつけ医として、通院できなくなってからもしっかりとサポートできるようにしていきたいですし、それが歯科医師の役目だと思っています。また、口臭など人に相談しづらい悩みもお口の中にはあると思いますが、それぞれ原因に合った治療を一人ひとりにアドバイスさせていただきますので、悩んでいるよりもまずは気軽に相談してほしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

位相差顕微鏡検査とガスクロマトグラフィーによる口臭測定/5000円、インプラント治療/1歯40万円~、矯正/85万円~、オールセラミック/10万円~
※症例によって費用が異なりますので、詳しくは医院にお問い合わせください

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