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大田 政史 院長の独自取材記事

大田整形外科

(廿日市市/廿日市駅)

最終更新日:2026/02/19

大田政史院長 大田整形外科 main

廿日市市にある「大田整形外科」は、大田政史院長が2007年に開業したクリニックだ。2021年5月には、JR山陽本線廿日市駅前へ移転し、足腰に問題を抱える患者も通院しやすくなった。大田院長は、広島大学病院や中国労災病院、広島県立総合リハビリテーションセンターをはじめ、広島県や愛媛県の病院で整形疾患の治療に尽力してきた。長年の研鑽から得た整形外科的知見や経験をもとに診療・治療を行っている。クリニックではリハビリテーションにも力を入れている。「治療を効果的に進めるために、理学療法士や作業療法士などスタッフとの情報共有や連携が重要」と朗らかに語る大田院長に、治療で大切にしていることや救急患者受け入れ、リハビリ体制について詳しく聞いた。

(取材日2025年10月22日)

駅に近く、通院に便利なクリニック

整形外科を専門に選ばれ、開業されるまでの経緯をお聞かせください。

大田政史院長 大田整形外科1

大学時代に一通りの診療科の実習を受け、その中で将来的に整形外科の手術に携わっていきたいと思ったことがきっかけです。広島大学整形外科へ入局し、1年後に中国労災病院整形外科へ派遣されました。手術症例が多く、多岐にわたっており、救急患者の受け入れも多い病院で、数多くの患者さんの診療をさせていただきました。医師として幅広い経験を積むことができ、今の診療にも生かされていると思います。その後広島県や愛媛県内の関連病院を2年ごとに移動しながら経験を重ね、日本専門医機構認定整形外科専門医として技術を深めていきました。2000年にはJA広島総合病院へ移り、7年間勤務。そんな中で開業を考えるようになり、廿日市が住みやすい街であると感じたこともこの地で開業した一因であったと思います。

整形外科の中でも、先生の得意とする分野について教えてください。

当院では整形外科に関わる幅広い症状に対応していますが、JA広島総合病院に勤務している間は、人工関節手術に軸足を置いていました。人工関節置換術は長期間経過すると人工関節と骨との間にゆるみが出たり、部品の摩耗が生じたときに再置換術を要する場合があります。異常を早期に発見するために重要なのが定期検診です。勤務医時代に私が手術を担当した患者さんで、今も検診に通ってくださっている方もいるんですよ。大がかりな手術が必要な患者さんは適切な病院をご紹介します。ばね指など腱鞘炎やアキレス腱断裂手術などは当院でも行っています。

どんな患者さんが多いのでしょうか。

大田政史院長 大田整形外科2

整形外科ということもあり、高齢の患者さんが多く来院されますが、幅広い年齢の方にお越しいただいています。スポーツをしている学生さんが捻挫や突き指、骨折などで受診されたり、野球をする方が肘や肩の痛みを抱えて相談に来られることもあります。エックス線検査やMRI検査を用いて診断を行い、必要があればリハビリテーション治療を行って競技復帰をめざします。当院はJR廿日市駅前にあり、広電廿日市駅からも近いので、電車で通院しやすいのも特徴です。整形外科という特性上、どうしても足腰の悪い方が多いので、駅から歩いて来られる距離にあることに喜んでいただいています。また、駐車場もあるため、お車での通院も可能です。

12人のセラピストがこまやかなリハビリを提供

リハビリにも力を入れているそうですね。

大田政史院長 大田整形外科3

当院では、運動器リハビリテーション、通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーションを提供しています。5階建てのビルのうち3階から5階までをリハビリスペースとしています。3階は主に運動器リハビリテーション、4階では主に通所リハビリテーションや介護予防通所リハビリテーションを行い、5階ではさらに元気に体を動かしたい方向けに、少人数によるトレーニングを受けていただくことができます。通院が難しい方向けには訪問リハビリテーションも提供していますので、ご希望があればお気軽にご相談ください。

リハビリで心がけていることはありますか?

当院には、常勤、非常勤合わせて12人の理学療法士と作業療法士、2人のトレーナーが在籍しています。より良い治療を提供するために、医師とスタッフ間での情報共有が大切と考えています。互いに連携を取りながら、不明な点があれば相談し合うようにしています。また、一人の患者さんを一人のセラピストが担当するのではなく、複数のスタッフが対応できる体制を整えています。スタッフ同士で相談しやすいだけではなく、誰かが休みの場合でも、他のスタッフで対応が可能ですので、安心して治療に通っていただけます。トレーニング部門では、利用者さんの「山登りがしたい」「テニスがしたい」といった要望を伺い、そのためにはどんなトレーニングをしたらいいか提案しながら進めています。

診療時に心がけていることを教えてください。

大田政史院長 大田整形外科4

整形外科疾患では、当院での治療継続で良いのか、もしくは手術的治療が必要かの判断が重要です。将来的に手術を要する場合も、タイミングが遅れないように気を配る必要があります。当院で対応できないケースに対しては、症状に合った医療機関を迅速に紹介するよう心がけています。必要があれば当院にて術後リハビリを行っており、手術をお願いした病院と連携を取りながら治療を進めています。また、整形外科疾患以外の病気を疑うことも必要であり、腰や背中が痛くて来院された方でも、動脈解離などの早急な対処が必要な場合もあるからです。疑わしいと判断したら、すぐに総合病院へ紹介するようにしています。

かかりつけ医として地域医療に貢献

2階のエレベーター前にすてきな絵が飾られていますね。

大田政史院長 大田整形外科5

知り合いの作家さんに依頼して、当院に来られる患者さんのためにウエルカムボードを作っていただきました。私のクリニックに対する思いなどを聞いてくださり、治療に来られた患者さんが「健やかでしなやかな身体となり、光輝く未来に向かって夢や希望とともに飛び立っていただきたい」という思いを込めてくれました。ウエルカムボードは開院時のクリニックで飾っていましたが、移転後にも変わらぬ思いを込めて、2階受付のエレベーターを降りて直ぐ目に入る場所に設置していただきました。

スポーツ選手へ、メディカルケアのサポートもされているそうですね。

以前から、バスケットボールチームのチーフトレーナーをお招きし、定期的にセラピストの勉強会を開催しておりました。そういったご縁もあり、2023年より同チームのメディカルケアパートナーを務めており、けが防止のため練習後や試合後の選手のケアを行っております。また、けがで精密検査が必要な場合には、当院にてMRI検査を行うこともできます。こういったスポーツ選手のメディカルケア経験を、スポーツ障害の患者さんの治療にも還元していきたいと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

大田政史院長 大田整形外科6

開業以来、地域の皆さまから信頼される「かかりつけ医」として全力で取り組んでまいりました。クリニックではストレッチャーが入るエレベーターを採用し、救急患者さんや施設からの患者さんの受け入れも積極的に行っております。「地域の患者さんが自宅で快適に生活できること」を目標にスタッフ一同協力しながら努力いたします。

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