菊名記念病院

村田 升院長

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質の高い急性期医療と専門医療で多くの信頼を集める「菊名記念病院」は、横浜市二次救急拠点病院の民間病院である。救急要請は断らないというスタンスから年間の救急車受入数は7000台を超え、多くの患者の命を救ってきた。特筆すべきは、救急に特化した病院でありながら、専門医療におけるめざましい実績だ。特に1991年の開院当初から力を入れてきたという循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科においては、患者のみならず他院からの紹介も多いというほど注目を集めている。心臓血管外科として活躍し、総合的な診療でさらなる高みをめざしてきた村田升院長は、時代のニーズに応え続けながら、スタッフとともに「選ばれる病院」「良い病院」としてのあるべき姿を追い続けてきた。そんな村田院長に、開院25周年という節目を迎えた同院の歩みや魅力について詳しく聞いた。(取材日2016年10月19日)

質の高い急性期医療で地域社会に貢献

―菊名記念病院の歩みと特徴について教えてください。

菊名記念病院は1991年に専門に特化した病院というコンセプトでスタートしました。その後、時代の流れや地域のニーズに応えながら、救急の要請は断らない、速やかに患者さんを退院に導くという、急性期に特化した病院として成長してきました。おかげさまで開院25周年を迎えた今は、横浜市の急性期病院として「質の高い急性期医療を通じて地域社会に貢献する」という理念のもと、年間で約7,000台前後の救急車を迎え、24時間体制で救急を要する患者さんの診療を行っています。菊名は東横線と横浜線が通っており、病院自体が綱島街道に面していることから非常に通いやすい立地にあるので、港北区、鶴見区、神奈川区を中心に、遠方からの患者さんにもお越しいただいています。患者さんだけでなく他院からのご紹介も多く、専門に特化した病院としても一定の評価をいただけていることがありがたいですね。

―急性期医療だけでなく、専門医療でも注目を集めているのですね。

当院では診療科を絞っていることからも標榜科すべて力を入れています。しいていえば開院当時からある循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科については、より自信のある専門分野と言えるかもしれません。循環器内科は常勤医師5名全員が心臓病治療を行うことができ、夜間の緊急カテーテル治療など迅速に対応可能です。心臓血管外科は循環器内科と連携しながら緊急手術にも積極的に対応し、心拍動下冠状動脈バイパス術や、腹部大動脈瘤へのステントグラフト治療など先端の治療にも積極的に取り組んでいます。脳神経外科は頭痛やめまい、手足のしびれから脳血管性障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)、脳腫瘍、脳動脈瘤などに対する高度医療や、集中治療室専属の理学療法士による入院直後からのリハビリで重症患者さんの順調な回復にも貢献しています。消化器内科・外科、整形外科、泌尿器も数多くの検査・手術をしており、地域医療のニーズに応えています。



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