ニュータウンとして知られる竹の山地域。住宅街の角地に建つ「竹の山クリニック」の待合室は、特徴的な丸い外観そのままの優しい雰囲気に包まれている。開放感を演出する高い天井やゆったりとしたソファ、子ども連れにうれしいキッズスペースなどが配されており、待ち時間もリラックスして過ごすことができるだろう。診療科目は内科、呼吸器内科、循環器内科、小児科という生活に密着した4科。30年にわたる勤務医経験を持つ山腰雅宏院長は、「患者さんが訴える症状を総合的に判断し、適切な初期対応を行いたい」と話し、開業した現在も各種学会への出席を欠かさない。医師をめざしたきっかけや、高齢者医療や在宅診療を見据えた展望など幅広い話を聞いた。

（取材日2017年2月15日）