花谷クリニック

花谷勇治 院長

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JR目黒駅前の喧騒を抜け、小中学校や高校が集まる文教地区にある「花谷クリニック」。花谷勇治院長にとって、この地は生まれ育った「地元」であり、地域医療を実践する場でもある。専門は胃腸科。長年、外科の勤務医として治療にあたり、胃がん患者と向き合ってきた経験から、がんの早期発見、早期治療の必要性を訴える。「花谷クリニック」では2006年に経鼻内視鏡を導入して以来、胃がんの予防や早期発見の有効性を解くための多くのデータの蓄積もできたという。「口コミでいらっしゃる患者さんが多いんです」と語る院長。地域の人々が信頼を寄せる理由は、院長の経験と説得力のあるデータが背景にあるからこそだろう。「患者さんががんで亡くなるリスクを少しでも軽減したい。今はそれができる時代なんです」と、日々地域医療に尽力する院長にお話をうかがった。
(取材日2014年8月22日)

経鼻内視鏡の導入で胃がんの早期発見を目指す

―クリニックのコンセプトについて教えてください。

まず一番大切にしているのは、患者さんをお待たせしないことです。私は長く大学病院にも勤務していましたが、大学病院でしかできないことがある一方で、待ち時間が長く、予約を取っていただいても時間通りに診療ができないことも数多くありました。当クリニックでは、受付3人、看護師3人、リハビリを担当する看護助手3人の9人体勢で待ち時間の短縮に務めています。また、地域のかかりつけ医として、患者さんの便宜を図れるように、内視鏡検査と検診だけを予約制にして、小さな不安でも気軽に来院していただけるようにしています。

―2006年より導入された経鼻内視鏡について教えてください。

経鼻内視鏡とは、鼻から入れる胃カメラのことです。経鼻内視鏡の直径は5.9mm。鉛筆よりも細くてうどんが少し太くなったくらいと考えてください。細くて柔らかく、挿入時に舌の根本に接触しないために、嘔吐反応がほとんど起こりません。従来の経口内視鏡では食道に入るときがつらいので、静脈麻酔をする必要があったのですが、経鼻内視鏡であれば麻酔は必要ありません。検査のあとで車の運転をすることもできます。年配の方や、合併症のある患者さんにも安心して検査を受けていただけます。経鼻内視鏡を導入してから昨年12月までの7年11ヶ月の間に、胃カメラを使って5000件以上の検査を行いましたが、そのうち9割以上の患者さんが経鼻的な検査を行いました。経口的に検査を行った方は19件のみです。

―経鼻内視鏡はどのような検査で使われるのですか?

食道がん、胃がん、慢性胃炎、胃ポリープ、胃潰瘍、悪性リンパ腫などの検査のために行います。また、目黒区では胃がんのハイリスク検診を実施しています。これは胃がんになるリスクが高いかどうかを無料の血液検査で検査して、リスクが高いということであれば保険適用の内視鏡で詳しく調べることができるものです。目黒区内では従来、検診による胃がんの発見が年に1〜2件だったのですが、胃がんのハイリスク検診を実施してからは年に10件以上発見できるようになりました。しかも従来のようにバリウムを飲んで経口内視鏡のつらさに耐えなくてもいいのですから、今まで胃がんの検診を受けたことがない方も受診するようになったので、ガンの早期発見が効率よくできるようになったと思います。



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