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田中 亜希子 院長の独自取材記事

あきこクリニック

(世田谷区/二子玉川駅)

最終更新日:2019/08/28

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美への感度が高い人が多く集まるといわれる二子玉川。この地で2009年の開業以来、人々の美と健康にまつわる悩みや要望に応えるべく、常に進化し続けてきたのが「あきこクリニック」だ。田中亜希子院長は「美容のかかりつけ医」というコンセプトに基づき、しみ・しわ、眼瞼下垂、わきが・多汗症などのコンプレックスを改善していくための治療・施術を提供。「美」という価値観の分かれる領域において、多くの支持を集める秘訣とは? そこには医師の技術だけでない、誠意と信頼を第一に考える診療姿勢があった。
(取材日2018年9月7日)

提供するのは、自分がほれ込んだ治療だけ

長年この地で診療を続けてこられて、何か変化は感じますか?

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駅ビルなどの商業施設が新しく建ち、大企業の本社が移転してきて、この街を利用される方が一段と増えました。エネルギーにあふれ、いい気が流れていますね。患者さんの層は、当初30代、40代の方が中心でしたが、今ではエイジングケアを目的に定期的に通われる30~50代と、施術によって外見のさらなる変化を求める20~30代、どちらも同じようなバランスで患者さんが増えています。また、70代のおばあさま、50代のお母さま、20代の娘さんというふうに、親子3代で通われたり、夫婦で一緒に通われるケースも少なくないんですよ。患者さんの約1割は男性で、エイジングケアのメニューを希望する40代の方が中心です。10年近くたった今、コンセプトにしている「美容のかかりつけ医」を実現できている実感があります。

どのようなニーズが多いですか?

鼻の下の長さや、顔のたるみを気にされる方はたくさんいらっしゃいますね。同じようにお肌の悩みも多く、当院では光治療、ボツリヌス毒素製剤やヒアルロン酸注入などのメニューをご提供しています。光治療では、しみやそばかす、肝斑、にきびなど、幅広い症状の改善が期待できます。肌トラブルの原因となるメラニン色素やヘモグロビンにだけ反応するので、お肌へのダメージを抑えられるというのがメリットですね。ボツリヌス毒素製剤、ヒアルロン酸注入は、当院が最も力を入れている施術の一つです。患者さんの状態に合わせて、単体、あるいは組み合わせながら導入します。

ボツリヌス毒素製剤、ヒアルロン酸について詳しく知りたいです。

どちらもたいへんニーズの高い施術です。ボツリヌス毒素製剤は3~6ヵ月に1回のペースで打つことで、眉間や目尻にできる、いわゆる「表情じわ」の改善が期待できます。ヒアルロン酸は、しわやほうれい線の修正に導入し、当院では2年ほど続く薬剤を使用しています。といっても、必要な本数を一度に入れる方は少ないですね。全体的に改善するには4本必要でも、まずは2本で様子を見て、それで良かったらあと2本を半年、1年後に受けに来られるケースが多いです。もちろん患者さんのご希望が第一ですから、私はその方の状態に合わせて「1本ならここまで、2本ならここまで改善が見込めます」とご説明し、納得の上で選択していただけるよう努めています。

注入系の施術について、講師も務めているそうですね。

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自分が学ぶのも、人に教えるのも好きで、休日は全国各地を飛び回っています。ヒアルロン酸に関しては、2014年頃から注入に対するコンセプトが世界的に大きく変わりました。昔は「しわを埋める」という考え方でしたが、女性にとって理想といわれる逆卵型をキープするために、加齢のメカニズムに基づく注入ポイントを押さえて施術する方法が一つの基準となったのです。顔には骨と皮膚をつなぐ支持靱帯があり、それが伸び切るとたるみが生じ、改善が難しくなります。しかし、30代後半から支持靱帯を支えるポイントに注入していけば、逆卵型を維持できるとされています。海外のセミナーを通じてそうしたメリットを知り、私自身が施術に惚れ込みました。日々の診療で実践していくうちに発表する機会を頂き、講師の依頼を受けるようになりました。

技術と人柄、どちらも優れた医師をめざして

その他、どんな治療を行っていますか?

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眼瞼下垂の手術はかなりの件数を行っています。これはまぶたの筋力が下がって目を開けづらくなる病気です。他には、ボツリヌス毒素製剤を用いたわきが・多汗症治療も行っています。自由診療として扱う当院では、表面麻酔や笑気ガスを用いて注入時の痛みを和らげることもできますから、一度ご相談いただきたいですね。

医師になろうと思ったきっかけは?

あるドクターとの出会いがきっかけです。私は片方の股関節が外れた状態で生まれました。「先天性股関節脱臼」という病気で、2回手術を行ったものの、どちらも失敗に終わって……。それが4歳の時に受けた3回目の手術によって、日常生活に支障なく過ごせるようになったのです。手がけてくださったのが、その先生でした。技術はもちろん人柄にも惹かれ、医師を志して東京大学医学部に進みました。

開業の経緯を教えてください。

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大学卒業後は附属病院の産婦人科に勤務しました。もともと外科志望だったのですが、女性の採用には消極的な時代。そんな中、受け入れてくれたのが産婦人科だったのです。でもやっぱり外科の診療に携わりたかった。それで美容外科の大規模法人に転職しました。そこでは分院長を経験するなど、成長できたと思います。その半面、一人の患者さんを最後まで責任を持って診るのが難しかった。年齢とともに現れる悩みを、患者さんと一緒に解決していく「美容のかかりつけ医」になりたいという思いから、独立を決意しました。個人クリニックはスピードが重要。やろうと思ったことは即実行。例えば、他院でリボンのついたかわいい厚底スリッパを使っているのを見て、「こういうのが好きな方、絶対にいる!」と即発注したり。診療メニューも定期的にリニューアルするので、すぐに作り直せるよう医院パンフレットはあえて作らず、料金表だけご用意しています。

「日本の美容医療を良くしたい」という熱意が原動力

診療において心がけていることはありますか?

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自分が受けられる治療はすべて試して、見極めています。人に勧めるばかりで自分は経験がないなんて、説得力に欠けますから。あとは、治療に伴い起こり得ることは事前にすべて説明し、決して無理強いはしないこと。治療に関して漠然とした恐怖心がある方に対しては、少しでも安心できるよう実体験をお話ししています。そうした工夫のかいあって、9割以上がリピーターなんですよ。それも当院は自由診療のみご提供していますが、施術に関するトラブルやクレームはほとんどありません。中には施術中に眠られる患者さんもいらして、信頼して身をゆだねてくださっているんだなと、幸せな気持ちになります。

今後実現したいことは?

開院から9年、自分がやりたいと思ったことは、すべて実現できたという手応えを感じています。今は「日本の美容医療全体を良くしたい」というより広い視野で、勉強会に参加し、学んだことを講師として広める活動を行っています。今年はすでに韓国へ4回出向き、バルセロナでのフェイシャルケアのセミナーも控えています。2017年は、光栄にも日本美容外科学会の理事に就任いたしました。これからは、次世代を担う若手医師の育成に力を注ぎたいと思います。

目が回るような日々ですね。

本当に大変なんです。中3の娘と中1の息子がいて、毎朝5時起きでお弁当を作っているんですよ。それでも休みの日にぼーっとしているなんて、もったいなくて我慢できません。セミナーが早く終わると娘とショッピングしたりして、それもまた楽しみです。最近では、猛勉強してワインエキスパートの資格を取りました。友人からはよく「止まると死んでしまう回遊魚みたい」と言われます(笑)。

では、読者へのメッセージをお願いします。

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治療や施術の満足度は、医師の技術だけでなく、相性も関係すると私は考えます。美しいと思えるものに共感できて、人としても信頼できる医師に身をゆだねれば、例えば施術後しばらくは腫れなどが出る場合も、不安にならずに済むものです。しかし、インターネットの情報だけでは、そうしたことは把握し切れません。実際に会って話せば、美意識が似てる、少し合わないという相性もわかるでしょう。ですからクリニックを利用される際は、ぜひ一度足を運んでください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ヒアルロン酸注入によるしわのケア/4万3200円~、ボツリヌス毒素製剤注入によるしわのケア/5万4000円~ ※すべて税込み

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