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伏見 肇 院長の独自取材記事

久里浜グリーン歯科

(横須賀市/京急久里浜駅)

最終更新日:2022/11/08

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JR横須賀線のターミナル駅として知られる久里浜駅から、徒歩約1分の好ロケーションにある「久里浜グリーン歯科」は、伏見肇(はじめ)院長が2003年に開院。アクセスの便利さから電車で通う近隣の患者も含め、地域住民の歯と口腔の健康に20年近くにわたり貢献してきた。伏見院長の専門分野は、歯周病とインプラント。とりわけ歯周病については「歯と口に関するすべての学問が必要」と、トータルで口の中を診て治すという、自身の診療スタンスと重ねて語る。クリニック名にもなっている緑色を基調とした内装や、大きく開放感のある窓など、患者がリラックスできるような配慮が行き届く院内からも、人間的な温かみを感じるクリニックだ。

(取材日2020年5月26日)

「トータルで口の中を治す」ことを基本に

まずは、歯科医師を志されたきっかけをお聞かせください。

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もともと親は医療とは関係がないのですが、子どもの頃から医療をテーマにしたテレビ番組が好きで、いつの間にかそういう仕事に興味を持つようになっていました。地元に歯科大学があったことで、歯科医師にという気持ちが固まっていきました。

大学卒業後、大学に残って歯周病学講座に入局されたのですね。

今は助教と呼ぶのですが、昔は助手と呼ばれていました。仕事をしながら研究をして、論文を発表するんです。そして、学位を取得する。朝9時半から、夕方17時まで付属病院に勤務して、その後に研究というハードな毎日を送っていました。歯周病学を選んだのは、その当時の花形だったこともありますが、いろんな学問が重なっている学問であることに魅力を感じたからです。歯周病自体は歯茎に起こるものですが、症状に応じて歯の治療も、噛み合わせの治療もしますし、入れ歯も扱いますし、もちろん手術もします。すべての要素を網羅して、トータルで口の中を治すというものなのです。そういう歯科医療のあり方を、歯科医師としての自分の基本としたいと考えました。

久里浜で開院されたのは、ゆかりのある土地だからですか?

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教員をしていた母親が働いていた中学校が、この近くにありまして、子どもの頃によく連れられて来ていたんです。また高校の時の友人も結構いまして、とてもなじみがある土地なんですね。久里浜駅はターミナル駅で活気がありますし、京急の駅からもJRの駅からも近くて、人の流れがいいので、開院するならここだと思いました。意外なことに、ずっと地元という人より、東京などから移ってくる人が多いみたいです。開院から17年ほどたち、おかげさまで地域に根づいてきた実感があります。開院当時に来ていた子どもが、大人になった今でも通ってくれていたり、親子で来てくださったり、そういう方が多いんです。ありがたいことだと思っています。

あくまでも患者の希望を最優先

診察台の目の前にある大きな窓が、とても印象的です。

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私はあまり、物に執着したり、依存したりしないんです。それより自分の技術と工夫で治療するように心がけています。もちろん、CTも入れていますし、必要な設備や機器は導入しますが、これでないと自分はできないということはありません。でも、環境というのはとても大事にしていまして、緑もそうですし、窓にもこだわりました。患者さんは緊張して来られますから、少しでも開放的な気分になっていただきたいのです。昼間、晴れていると窓からの眺めがとても良いんですよ。歯周病にしてもインプラントにしても、怖がられてしまうと、なかなかうまく治療ができません。ですから、まずは患者さんが通いやすい環境をつくることから始めないといけないと思っています。

診療時に心がけていることはありますか?

基本的には、患者さんあっての私たち歯科医師ですので、患者さんのニーズを理解するというか、どういうふうにしたいのかを、しっかりと聞くということですね。患者さん一人ひとりが、何を希望されているのか。そこを間違えてしまうと、どんどん悪い方向に行ってしまいます。ですから、どういう経緯で当院に来られたのかをよく聞き取ります。事情はいろいろですし、通っていた別の歯医者さんの治療法が嫌で来られた患者さんを診察してみて、その先生の気持ちもわかるというような難しいケースもあります。でも、それがどうしても嫌ということなら、違うやり方を考えるしかないですから、可能な限りの最善策を提案するように心がけています。

先生としては抜歯は必須でも、患者さんは抜きたくないというケースもあるのでしょうか?

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そうですね、よくあります。でも、歯科医師として、患者さんに事実を説明する責任があるわけです。ですから、なぜ抜歯しないといけないのか、抜かないとどういう状態になっていくのか、そこはきちんと話します。それでも嫌だと言われたら、「しばらく様子を見ましょうか」しかないです。決めるのは患者さん本人ですし、無理に説得はできません。こうしたほうが良いという意見は、はっきりと言いますが、そこまでです。こちら側が強引に、患者さんの望んでいない治療をするわけにはいかない。あくまでも本人の歯ですからね。正直なところ、歯科医師として、もどかしさを感じるところではあります。

患者にとっての「歯科医院」という壁をなくす

やりがいや喜びを感じるのは、どんな時ですか?

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長く通ってくださった方に、「ここに来て良かった」と言っていただいたことがありまして、それはうれしかったですね。あと、患者さん自身の口腔清掃状態が良好であるからだと思いますが、私が作った部分入れ歯の具合が良くて、30年ぐらい使ってくださっている方もいらっしゃいます。職場が変わっても、ずっとついてきてくださっていまして。うれしいですよね。この仕事をやってきたかいがあったと思います。例えば「ここに来て良かった」という言葉にも、きっといろんな意味があると思うんです。ちゃんと治って良かったとか、怖くなかった、痛くなかったとか。でもとにかく、その患者さん本人にとって良かったなら、私はそれで何よりだと思っています。それがあるから、自分のモチベーションを維持できるのです。

オフの過ごし方も教えていただけますか。

実は、20年近く空手をやっていまして、今は指導員として、子どもたちに指導をしたりします。最初は、息子にやらせたいと思って、それならばと一緒に始めました。でも息子は、痛いからと言ってやめてしまいました(笑)。母の血を引いているのだと思いますが、体は頑丈なほうなんです。大型バイクにも乗っていまして、2度ほど転倒したことがあるのですが、縫わないといけないケガでも骨は折れませんでしたから。今でもバイクで年に2回ぐらい、遠出をしています。息子もバイクを持っているので、男2人でツーリングに出かけたりします。遠出は、おじさんにはちょっときつくなってきましたね(笑)。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

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ここまでやってきて、今後に多くは望みません。地域の人に対して、今までどおりのことをずっとやり続けたいと思っています。自分も年を取ってきていますけれど、生きている限りは、できるだけ地域に貢献したいです。例えば歯周病に関しても、どんどん新しい知識や技術が入ってくると思いますし、自分はゆっくり坂道を下っていくのかもしれません。その中で自分ができる限り、続けていきたいです。メッセージとしては、患者さんにとっての「歯科医院」という壁を取り払って、ニーズに合わせた治療をしますということ。加えて、緊張を緩和することのできるような診療を心がけていますということでしょうか。敷居を高く感じないで、軽い気持ちで来ていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/約23万円~、金属床義歯/約25万円~

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