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佐藤 孝弘 院長の独自取材記事

オリーブデンタルハウス

(新潟市中央区/新潟駅)

最終更新日:2022/06/17

佐藤孝弘院長 オリーブデンタルハウス main

新潟駅からバスでおよそ15分の住宅地に位置する「オリーブデンタルハウス」は、インプラント治療を中心にさまざまな診療を行う歯科医院だ。院長の佐藤孝弘先生は1992年に新潟大学歯学部を卒業後、同大学の歯科補綴学第2講座へ入局。主にインプラント治療に従事し、補綴治療についても研鑽。1996年には新潟大学大学院を修了。大学病院で12年間診療してきた経験を生かし、2005年に同院を開業した。同院では「家に客人を招き入れるような気持ち」で患者を迎え入れることをモットーにしており、温かみのある外観や内装、丁寧で親しみやすい先生とスタッフが患者を出迎える。今回は佐藤院長に同院の開業に至った経緯やインプラント治療の特徴、今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2022年2月8日)

家に客人を招くようなアットホームな雰囲気の歯科医院

まずはこの地に開業した理由を教えてください。

佐藤孝弘院長 オリーブデンタルハウス1

新潟県で開業することになった理由は、私と歯科衛生士の妻にとって新潟県がとても住みやすい地域だったからです。私自身は岩手県の出身で、大学進学をきっかけに新潟県にやってきました。一方、妻は東京の出身で親の転勤をきっかけに新潟県にやってきたんです。2人で開業を決意した当初は、お互いの実家がある岩手県や東京都での開業も考えたのですが、最終的には住みやすさなどから新潟県で開業しようということになりました。新潟県を北国と考える方もいますが、岩手出身の私にとっては南国のように暖かく感じます(笑)。今では、地元に住んでいた期間よりも新潟県に住んでからのほうが長くなりました。

オリーブデンタルハウスというクリニック名の由来には先生の思いがあるそうですね。

開業時のコンセプトとして「おうち」のようなアットホームな歯科医院にしたいという思いがあったため、「デンタルクリニック」ではなく「デンタルハウス」と名づけることにしました。また建物の完成後にイエローやグリーンを基調とした外観にインスピレーションを受けて、「オリーブデンタルハウス」という名称に決まりました。この建物の外観は妻が中心となって決めたのですが、開業当初は地域の方になかなか歯科医院と認知されず、レストランや雑貨屋さんと勘違いして入ってくる方もいましたね。開業から16年たって、だいぶ歯科医院らしくなったような気がします。当院では、患者さんを自宅にお招きするイメージで出迎えることをモットーにしていますので、内部もキッチンのようなデザインになっており、私自身も白衣ではなくコックコートを着て診療しています。スタッフにも丁寧で親しみやすい、ホスピタリティーのある対応をするよう指導しています。

どのような患者さんが受診されるのでしょうか。

佐藤孝弘院長 オリーブデンタルハウス2

私自身の専門でもあるインプラント治療を希望してお越しになる方が多いですね。あとは、ご自身でホームページなどをご覧になってお越しになる方もいますし、ほかの歯科医院から紹介されて来られる方もいます。また、当院の患者さんからの紹介でお越しになる方もいらっしゃいますね。患者さんの中には、他院でインプラント治療を断られた患者さんや、インプラント治療中にトラブルが生じた患者さんもいらっしゃるため、新潟県内だけでなく群馬県や東京都、福島県、大阪府など、遠方からお越しになる患者さんも少なくありません。もちろん地域の方も受診されますが、幅広い地域からお越しになることが当院の特徴だと思います。

痛みが少なく長持ちするインプラント治療をめざして

先生の専門分野であるインプラント治療について聞かせてください。

佐藤孝弘院長 オリーブデンタルハウス3

私が大学を卒業した1990年代はインプラント治療が日本で広まった時代でもあり、私自身もインプラント治療に興味を持ち、卒業後インプラント治療を熱心に行う講座へ入局しました。12年間勤務した新潟大学医歯学総合病院では、数多くのインプラント治療に従事し、経験を積んできました。現在は当時の経験を生かし、さらに技術や知識を磨きながら「インプラント治療であれば、当院でできないことはない」という気持ちで診療に臨んでいます。

貴院のインプラント治療の特徴をお聞かせください。

当院のインプラント治療では、どんなに難しい症例でも治療中の痛みが少なく短期間で終わること、そして治療後も長期間トラブルなく過ごせることをめざして治療を行っています。そのために特に重視していることは、インプラントの材料と装着方法です。現在インプラントは、世界中で実に300種類ほどありますが、その中からクオリティーが高いと思われる材料を吟味して使用しています。また上部構造の固定法についても、セメントで固定する方法ではなく、ネジ止めで固定するスクリュー方式を採用しています。スクリュー方式は治療後の取り外しが可能で、治療後のメンテナンスが行いやすく、インプラント周囲炎にかかりにくいという特徴があります。スクリュー方式は技術も時間もかかりますが、インプラントをより長く、トラブルなく使い続けるには、このひと手間を加えることが大事なんです。

インプラント治療に限らず幅広い治療を行っていると伺いました。

佐藤孝弘院長 オリーブデンタルハウス4

当院は一見「インプラント専門の歯科医院」と勘違いされることもありますが、そんなことはありません。最初からインプラント治療を希望される患者さんもいらっしゃいますが、保険診療の治療を希望される患者さんもいらっしゃいます。ですから患者さんの希望に合わせて、保険診療の治療を行うことももちろんあります。当院では1人の患者さんに1時間の診療時間を確保しています。そのため患者さんの話をよく聞き、治療を行う際には複数の選択肢を用意して患者さんと話し合いながら治療方針を決めることができます。ただ、一人ひとりの患者さんにかける時間が長い分、急患に対応できないことや初診の予約が数ヵ月先になってしまうことが難点ですね。これについては申し訳ないのですが、患者さんにもご理解をいただいた上でお待ちいただいています。

より良いインプラント治療を提供したい

先生が歯科医師になったきっかけを教えてください。

佐藤孝弘院長 オリーブデンタルハウス5

歯科医師という職業を意識したのは小学校2年生の時です。昆虫採集セットで遊んでいたら近所の人に「あなたは手先が器用だから歯医者さんになれそうね」と言われたのをきっかけに、自身の進路の選択肢の中に「歯科医師」が入るようになりました。今思えば、子どもの頃あまり褒められたことがなかったので、うれしかったのだと思います。それからなんとなく医療に興味を持ち、高校卒業後は動物が好きということもあって、まず獣医学部に入学しました。しかし獣医学部を卒業した人の9割が獣医師にならず、一般企業に就職するという事実を知って衝撃を受けてしまい、1年間大学に在籍したまま新潟大学歯学部を受験し、歯学部に入学したんです。当時は迷うこともありましたが、今は歯科医師の仕事が楽しく、歯科医師になって本当に良かったと思います。

院内感染予防や新しい治療の習得にも力を入れていると伺いました。

当院では開業当初から妻が主体となって衛生管理に厳しいヨーロッパの機材を導入するなど院内感染の対策に力を入れてきました。現在も感染症対策を徹底した体制で診療しています。また、私自身はより良いインプラント治療を患者さんに提供できるよう、常に新しい知識の習得をするよう心がけています。新型コロナウイルスが流行する以前は、年3回ほど海外にも足を運び、勉強会などに参加していました。また自身の知識を同僚に伝え、より多くの患者さんにより良いインプラント治療を受けていただくために、講演を行うなど知識の共有も大切にしています。今後もより痛みが少なく短期間で行えるインプラント治療を追究していきたいですね。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

佐藤孝弘院長 オリーブデンタルハウス6

今後の展望としては、現在の診療スタンスを変えずに患者さんとのコミュニケーションを密に取りながら、一人ひとりに納得できる歯科医療を提供していきたいと思っています。また、他院で「インプラント治療は難しい」と言われてしまった患者さんや「治療時間がかかる」と言われた患者さんには、ぜひ一度当院の受診をご検討いただきたいと思います。初診の場合、ご予約が数ヵ月後になってしまいますが、一度診療いただければ当院スタッフが丁寧に親身になって対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/42万円〜

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