JR中央本線の高蔵寺駅から車で約5分、住宅街の一角にあるモダンな3階建ての「久保田脳神経外科クリニック」。久保田鉄也院長は総合病院で脳神経外科医師として豊富な経験を積んだのち、2005年に同院を開業。広い院内は清潔感にあふれ、自然光が入る待合室は明るく優しい雰囲気だ。「勤務医時代に治療した急性期の患者さんの、後遺症のケアや再発予防は地域のクリニックの役割です」と話す久保田院長。「介護される人を癒し、介護する人を支える医療機関」をコンセプトに、きめ細かい医療を提供している。神経系の病気は本人が気づきにくいことも多く「頭痛やめまいが重大なものかどうかを見極めるのは私たちの大切な役割」と話す久保田院長に、地域医療にかける思いなどを聞いた。

（取材日2020年1月25日）