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酒井 欣男 病院長の独自取材記事

四街道徳洲会病院

(四街道市/千城台北駅)

最終更新日:2019/08/28

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千葉都市モノレール2号線の千城台北駅から徒歩8分、広大な敷地にゆったりと建つ「四街道徳洲会病院」。「生命だけは平等だ」として、「いつでも、どこでも、誰でも」が最善の治療を受けられる社会をめざす徳洲会グループの、千葉県で5つ目の総合病院として2005年、この地に誕生した。2017年4月に病院長に就任した酒井欣男先生は明るく人懐こい雰囲気。その酒井院長に、原点に返った医療体制づくりや地域への貢献について、熱く語ってもらった。
(取材日2017年5月24日)

地域に貢献できる、信頼される病院として

こちらの病院の特色を教えてください。

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全国の徳洲会では、24時間年中無休で救急車を断らず、患者さん一人ひとりを大切にするという基本姿勢を貫いております。その中で当院は、四街道市からの要望を受けて、2005年にこの地に急性期病院として開設しました。また、当時全国で普及が進んでいた訪問看護ステーションも四街道市にはまだ開設されていない状況があり、それも病院開設からまもなく整備いたしました。1万平米以上の広い敷地に7階建てを建てる時には、職員たちの声や意見を反映させ、患者さんにゆったりと過ごしていただけるようにと例えば廊下もベッド2台がすれ違えるゆとりをもって設計しております。外観からも見ていただけるように、窓など開口部も広く取っていますので、入院患者さんにも明るい気分でお過ごしいただけるのではと思います。また、健康管理部門として健診・検診もお受けしていますので、何かしら不調があればぜひお気軽に、診療を受けていただきたいですね。

総合病院として、13の診療科を標榜されています。

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中でも今充実している診療科の一つは消化器内科です。特に消化管領域で内視鏡による検査や治療を得意とする先生がおりますので、早期がんをより広く切除できる内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や、飲み込み式のカプセル内視鏡による小腸の検査など、従来法では難しかったものにも対応しています。そうした内科的処置に加え、外科でも患者さんに負担の少ない鏡視下手術に力を入れております。また、口腔外科での歯のホワイトニングや形成外科でのホクロやイボのレーザー治療といった、生活のプラスアルファになるような治療も好評をいただいています。金曜日のもの忘れの外来や脳神経外科によるMRIでの脳萎縮検査なども、高齢の患者さんからのニーズが高いですね。小児科も、長く診られている先生に加え、子育てを終えられたばかりの気さくな女性ドクターが入りましたので、お母さん世代からは相談がしやすいと言っていただいております。

患者さんはどのような方が多いですか?

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すぐ隣が千葉市若葉区ですが、そのあたりの市営住宅にお住まいの団塊世代の方だったり、四街道市側は新興住宅地ですので若い30~40代の方やお子さんも多いですね。また、院内の5階には50床の介護老人保健施設を併設しているなど、高齢者への対応にも慣れておりますので、近隣の介護施設から体調を崩されたご入居者の一時入院を依頼されることも多いです。その上で高次の医療が必要であれば適切な大病院にお送りもしますし、診療所では診断がつけられないような状況でもお調べして、体調が安定すれば地域の先生に引継ぎをして退院していただくといったことも行っています。また、40列CTやPET-CT、1.5テスラMRI、マンモグラフィーといった検査機器も完備していますので、地域の先生方のご依頼で患者さんの検査を行ったりもしています。こうした病病連携、病診連携を地域で進めていくことは、病院長としての私の大きな役割の一つです。

2017年4月に病院長に就任されたのですね。

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入職は2016年7月で、それ以前には横浜にある病院で副院長を、また東京の病院で診療統括部長を務めておりましたが、管理業務に携わってからだいぶ長くなりました。これまでも、そして今も病院長としてスタッフに言っているのは、職種にかかわらず、皆で互いにコミュニケーションをとりながら患者さんを見ていきましょうということです。電子カルテの普及などで、ともすると画面での確認で済ませてしまいがちですが、患者さんにもご家族にも積極的に声をかけるのが良いと思っています。また、オープンな空間である病院としての防犯の意味でも声掛けは有効でしょうし、感染症の方に早くこちらから気づいて対応したり、発熱など症状でおつらそうな方への心配りとしても大切です。徳洲会としての原点でもありますから、患者さん一人ひとりのためにという気遣いを改めて心がけていきたいですね。職員一人ひとりが成長できるよう、活躍の場も作っていきます。

ご自身の診療姿勢はどのようですか?

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患者さんの病気だけを診るのではなく、その方の社会における背景までを考えて、一番適した治療法を考えるようにしてきました。外科の医師ですので手術が選択肢になることは少なくありませんが、肉体的・精神的なご負担やリスクなどもきちんとお伝えして、場合によっては痛みだけに対処していくようなこともご提案いたします。専門は消化器外科ですから、がん患者さんにも接してきましたし、末期の方もおられました。それでもご本人にはしっかりと告知して、余命を納得し、できるだけご満足いただけるよう過ごしてもらいたいとの考えからです。ただ最近は医学の進歩で、がんであっても日常生活をできる限り過ごせるケースも多いので、ベッドにとどまらずに前向きにリハビリテーションや緩和ケアを試みていただきたいです。それによって通院での治療や、旅行まで可能になることもありますから。意欲が増すような環境づくりをお手伝いできればと思いますね。

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