名鉄各務原線・新那加駅から車で5分ほど。田園と住宅が並ぶエリアに「西野クリニック」はある。西野好則院長は岐阜県において排尿障害の治療を行ってきた泌尿器科の医師だ。約20年前、当時まだ珍しかった女性の尿失禁の手術を数多く手がけ、医療機関のネットワーク構築や後進の育成にも尽力。何事にも情熱を持ってアグレッシブに取り組む西野院長だが、その穏やかな語り口と、時折こぼれる岐阜弁に、親近感や安心感を抱く患者は多いのではないだろうか。地域医療の向上にまい進し続ける西野院長に、これまでの道のりやクリニックの診療について話を聞いた。

（取材日2019年9月11日）